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【将棋・・・11日、叡王戦三番勝負の第1局が行われ、藤井聡太叡王(20)=竜王・王位・棋王・王将・棋聖との六冠=が147手で挑戦者の菅井竜也八段(30)を破って先勝した。藤井六冠にとっては、2度めの防衛戦になる。
藤井は振り駒で先手に。先週、2日間&持ち時間9時間でじっくり考える名人戦を戦った後、今週は持ち時間4時間の短期勝負となり、本人も少し時間配分にとまっだ様子。今回はほとんど観戦できなかったのだが<夜、youtubeを開いたら、もう終わってた。^^;>、前半じっくり構え、後半できっちりと押し切ったようだ。
> 菅井は「振り飛車」で有名な棋士。A級リーグでは、先手の振り飛車で藤井に勝っている。第2局めは先手番になるので、どういう戦いが繰り広げられるのか楽しみだ。<ちなみに叡王戦は不二家主催で、おやつも注目されている。(・・)>】
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まず、久々にコロナの話を・・・。<mewはしつこいのだ。近いうちにワクチンやアベノマスクの無駄の話も取り上げたい。>
12日、東京都では新型コロナウイルスの感染者が新たに1334人確認された。 東京では、3月23日以来、約3週間(1日を除いて)、前週の感染者数を上回る日々が続いている。
近時は、かなり体調が悪くないと検査に行く人がいないとか。そのことを考えると、実際の感染者数は、かなり増えている可能性が大きい。東京では、既に第9波が始まっているという専門家も少なからずいる。
12日には、全国の感染者数も1万176人に達した。1万人を超えるのは、約1ヶ月ぶりだという。
各地でまたクラスターも出始めた。山梨県の都留市の市役所では、職員の1/4に当たる87人がコロナ陽性または濃厚接触で欠勤しているため、通常業務に支障が出ているという。
感染が再拡大し始めている最大の要因は、米国で猛威をふるった変異株XBB・1・5が日本でも広がり始めたことにある。
『新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」が5日開かれ、オミクロン株の新系統「XBB・1・5」が検出される割合が、他の亜系統と比べて最多となるとの試算が公表された。これまで主流の「BA・5」などから置き換わりが進むとみられる。
国立感染症研究所などは、民間検査機関によってゲノム解析された全国の計800検体から、亜系統の検出割合を分析。「XBB・1・5」は9日までに全体の37%に達すると推定した。「BA・5」は16%だった。
専門家組織は、4日までに確認された全国の新規感染者数は前週比1.03倍だったとして、「足元では増加の地域も多くみられる」との見解を示した。(時事通信23年4月5日)』
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残念ながら、政府も世間も、もうコロナは終わったかのような流れを作り出そうとしているように見えるのだけど。
ともかくコロナに感染したくない人、高齢者や基礎疾患のある者など重症化リスクが高い人は、マスク外し論者に負けず、マスク、手洗い、換気をしっかりとやって、防御して行きましょう。o(^-^)o
さて、今回は、何としてでも野党系の議席を守りたい「参院補選 大分選挙区」の話を・・・。
大分県は、社民党の村山富市元首相の地元。リベラル志向の人も多いようで、参院選でも、ここ50年ほどはほぼ1回おきに、自民党系から1名、民主・社会党系から1名が当選するという傾向が続いている。(・・)
今回の補選は、野党系無所属の安達澄夫氏が、知事選出馬のため議員辞職したのに伴って行われるので、何とか野党系候補が勝って、しっかりと議席を確保したいところなのだ。(++)
<ちなみに安達氏は19年の参院選で、あの礒崎関連文書の主役・磯崎首相秘書官(当時)と戦ったのだが。礒崎陣営には安倍首相、菅官房長官、二階幹事長などが応援に入るなど、党としてもかなり力を入れて支援していたとのこと。しかし、無所属で出馬した安達氏の選挙応援では、野党が共闘(立民党、国民党、社民党が推薦、大分共産党が支持)し、見事に現職だった礒崎氏を破った。>
そこで野党側は、今回、元社民党、現立民党の吉田忠智前参院議員(67)を擁立した。
吉田氏は地元出身。九大卒後、大分県の職員に。その後、大分県議会議員(3期)、参議院議員(2期)を務めており、地元での知名度は高い。今回が立民党公認、共産、社民両党の支持、国民民主党県連からの支援を得て、選挙戦を戦う。
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一方、自民党の方は、19年に落選した礒崎氏を擁立するという話も出ていたようなのだが。結局、礒崎氏は立たず。<礒崎氏と懇意にしていた安倍元首相が、昨年、他界した影響もあったのかな。>
ちょっと驚いたことに、銀座で複数のクラブを経営しているという白坂亜紀氏(56)を対抗馬として立てて来た。(・o・)
こちらも地元出身で、高校卒業後、早稲田大学に進学。『早稲田大学在学時より日本橋の老舗クラブにて勤務。その後、20代で銀座でクラブを2店開店したことが話題を呼び、マスメディアで取り上げられる。 2018年 、NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』「銀座、夜の女たちスペシャル」 に出演。平均寿命が半年足らずといわれる銀座の夜の街で長年に渡りクラブ経営を続けた手腕が業界内外から脚光を浴び、大学などで女性の生き方についての講義を行っている』という。(wikipediaより)
『参院大分選挙区補欠選挙(4月6日告示23日投開票)に向けた公募を、故郷の経済状況を調べている最中に偶然見つけ、意を決して応募。自民党や政治家等のコネは無く、政治経験もないが、自民党は白坂を自民党の候補予定者として白坂を公認した』という。
自民党は早速、小淵優子氏や世耕弘成氏を送り込み、必死に選挙活動を行なっている。
『銀座ママの白坂氏がJR大分駅前の広場で行った出陣式と第一声に大物議員が駆けつけた。地元・竹田市出身で早大卒。在学中に老舗クラブに勤務し、東京・銀座でクラブ3店舗などを経営する白坂氏は「竹田市は県内一の高齢化など課題が山積している。胸が痛みます。子どもの頃に元気だった竹田を、大分を取り戻したい」と訴え「もっともっと女性が働きやすい環境を。子どもは宝物です。みんなで守り、育てる。竹田に産婦人科医が1軒もありません。大きな病院もありません」などと政治の必要性を強調した。
挙党体制で小渕優子組織運動本部長に加え、この日は世耕弘成参院幹事長もサプライズでマイクを握り、白坂氏がリーマン・ショック時に「売り上げが100分の1に減って、銀行からの貸しはがしにあって、首をくくろうかというところまで追い詰められた」などの苦労話を披露した。
また「国政の場では目を皿にして人のミスやアラやスキャンダルを探して、それを国会の質問で罵倒して批判をして、それで自分がテレビに映って良かったと思うような政治家が増えた。挙げ句の果てには人のことをサルと呼ぶような人まで出てきた」と皮肉った。衆院憲法審査会について「毎週開催は憲法のことなんか考えないサルがやることだ」と発言し、謝罪した立民・小西洋之参院議員や高市早苗経済安全保障担当相の辞任を追及する立民の姿勢を批判した。
銀座のオーナーママとしてNHKなどのテレビ番組でも紹介された白坂氏だが、地元では知名度がネックで、公募で正式選出されたのが3月11日と短期決戦の補選で出遅れが指摘されている。世耕氏とともに地元企業訪問や集会を行脚するが、世耕氏は「まだまだ自民党支持層にすら浸透できていない。どれだけ投票日までにたくさんの人に会ってもらえるか」とした。自民党最新の情勢調査でも現状は吉田氏に5ポイント以上のリードを許している。岸田文雄首相の応援メッセージも披露され、選挙期間中に応援に駆けつけることも発表され、知名度アップに全力を注ぐ。【大上悟】(日刊スポーツ23年4月6日)』<相変わらずの立民叩きだね。(ーー)>
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吉田忠智氏が6日に出陣した際には、立民党の泉代表が駆け付けた。(**)
『(吉田忠智候補)「大分から政治の流れを変える。経験といま持ちうる全ての知識・思いを県民のみなさんにぶつけて、何が何でも勝利すために戦い抜く」 (略)
「物価高をはじめ、国民や市民が望む政策が行われていない。そうした岸田政権の姿勢を厳しく問うとともに、大分で生まれて大分で育って活動してきた。そうした私の思いや活動をしっかり訴えて、退路を断って政治生命をかけて戦いたいと思う」(大分放送23年4月6日)』
『今月8日午前、吉田氏は麦焼酎の産地・宇佐市で、晴天下の麦畑の間を選挙カーで走っていた。
窓から「平和外交が大切です。大分から政治の流れを変えます」と訴え、沿道から声をかけられると車を飛び降り、「絶対勝たせてください」と支持者と固く握手を交わした。(読売新聞23年4月9日)』
白井亜紀氏が国政選挙候補者としては、やや変わった経歴の持ち主であることから、ネットや一部メディアでは白井氏に注目が集まっているし。ここから有名議員などが次々と応援に訪れたり、おいしいお土産の話をしたりするかも知れないのだが。
大分の有権者には、今、誰を選ぶべきか、しっかりと見極めて欲しいと願っているmewなのだった。(@_@。
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