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まず、昨日5日、石川県能登半島を震源地とするM6.3の地震が発生。内陸地震だったので、津波の心配はなかったが。震源地の真上にある珠洲市は震度6強の大きな揺れがあった。その後も1時間に何度も震度1~3の余震が続き、夜には震度5強の大きな余震もあった。被災地の方々に、お見舞いを申し上げたい。
現在のところ、死者が1名、負傷者が20名超いることがわかっている。家屋や塀、鳥居など建造物の倒壊、山や海沿いのがけ崩れなどが次々と見つかっており、余震によって被害が拡大しないようにと願うばかりだ。(-人-)
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先週から今週にかけて気になったニュースを・・・。
岸田内閣で、また問題発言があった。
谷公一国家公安委員長の25日に行われた自民党議員のパーティーで、岸田首相に爆撃物が投げつられた事件のことを取り上げ、このような話をしたのだ。
『四万十でおいしいうな丼を食べられるということで楽しみにしていたんですけど、これから食べようというときに、警察庁から電話があって、和歌山で総理に物が投げられたと。
そういうことがありまして、ありましたけども、うな丼をしっかり食べさせていただきました。』(FNN23年4月26日)
しかも、谷氏は記者からの取材に対して「食事はいずれにしてもしなきゃいけないと思いますよ。しかも四万十町の名物でもあるし」「言葉が舌足らずということはしっかり受け止めなければならないけども、しっかり食べたということを謝罪というのもおかしい」と開き直り、謝罪も撤回もしなかったのである。(-_-;)
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昨年の安倍元首相が銃撃されたのに続き、今度は現職の岸田首相が爆発物で攻撃されたという事態が起きたわけで。警備を担当する国家公安委員会の長としては、もっと厳しい姿勢を示すべきだと思うのだが・・・。
この映像を見た住田裕子弁護士は「この緊張感のなさ、というよりも自覚のなさだと思います。もうすぐG7サミットがあり、その警備のトップじゃないですか、政治家として自覚があれば、このようなことは出ませんよね。舌足らずではなくて、自覚なし。即刻反省してください、謝罪をしてください」とお怒りの様子。
立民党の安住国対委員長も「世界からこのニュース発信されるとね、こういう人が(G7サミットの)警備の最高責任者なのかとなるのが、マイナスなんじゃないですか。うなぎ大臣って言われちゃうよこれから」と批判していた。(発言部分はFNNより」
国会でも立民党の議員が谷公安委員長の問題を取り上げ、「うなぎ大臣の即刻更迭を」と求めたのだが。「うなぎ大臣」という表現は敵切だったかは別として、国会で批判されてしかるべき発言であることは間違いあるまい。
ところが、それに対して保守系の支持者やメディアが「サル発言をした立民がうなぎ大臣を批判するとは」と次々と批判し出したのには呆れてしまった。<小西くんの「サル発言」はマジに痛いとも思ったけど。^^;>
それこそ自民党の麻生太郎氏や維新の足立康史氏の暴言のことを考えたら、自民や維新の議員は誰の発言も批判できないし。本当の問題発言をチェック、追及できなくなる方が問題でしょ~。(`´)
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警備の問題で言えば・・・。昨日、首相官邸の警備を務める機動隊員が、勤務の休憩中、守衛所のトイレで死亡していたのが発見された。拳銃自殺をはかった可能性が大きいという。(・・)
本人にも事情があるかも知れないが。たまたま首相は外遊中で不在えあったとはいえ、官邸の警備を行なう守衛所で自殺するという行為は、要人警備の観点からは、問題視せざるを得まい。(-"-)
実は、今年1月にも自民党本部の隣のオフィスビル内のトイレで、機動隊員が拳銃自殺をしたという事件があったばかり。<しかも、拳銃が現場に落ちていたそうで、危険性が大きい。>
日本もどんどん物騒になっており、要人だけでなく一般国民も危険な攻撃にさらされる可能性が高くなっている。
ましてや広島サミットも近いことだし、警察の仕事は大変だとは思うが、国家公安委員会はもう1回、しっかり警察全体を引き締める必要があるのではないかと思う。(++)
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上で、足立康史氏の話を出したけど、維新の議員の中にも問題のある言動をする人は少なくない。(-_-;)
また先日の愛知県議選をでは、落選した維新の新人候補が、公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕される事件が起きている。(・o・)
<県議選の投開票日前の7~8日、自身の選挙事務所で、運動員3人に報酬として現金計12万5千円を渡した容疑。>
近年の衆参院選、今回の統一地方選で当選した新人議員はいわば「維新バブル」で(or「吉村チルドレン」として?)当選した人が多く、政治家としての素養があるかどうか疑わしい部分もある。^^;
<東京都の区議選で当選した維新候補の多くは、「若い、元気、やる気ありそう(女性含む)」という感じの人が多くて、政策云々より、それでor「吉村、いい感じ」ということで)維新候補に投票した人が少なからずいるようだ。(ノ_-。)>
でも、次の衆院選で野党第一党を目指す維新としては、議員の問題言動でイメージダウンを被るのは避けたいところ。<小泉チルドレン、安倍チルドレンも(小沢チルドレンも?)困ったちゃんが結構いたもんね~。^^;>
そこで維新の会は初当選組の勉強会を行なうことにしたという。<馬場代表や松井前代表のクチの悪さも直してもらった方がいいかも。>
『維新の会、初当選議員の「新人教育」へ…「粗製乱造」批判の回避狙う
日本維新の会は4月の統一地方選で多数の初当選者が出たことから、月内に本拠地・大阪で勉強会を開き、「新人教育」に乗り出す。政治未経験者が多いことを踏まえ、不祥事を防止し、「粗製乱造」との批判を回避する狙いがある。
維新は統一選で、首長と地方議員の計599人を当選させた。選挙がなかった現職との合計は774人に上り、「地方議員600人以上」の目標を大幅に上回った。「共倒れ覚悟」(幹部)で候補を擁立した結果で、維新によると、当選者のうち、新人は365人と半数以上を占めている。
維新は今月、これらの議員を党本部のある大阪に集め、2日間にわたって勉強会を受講させる。議員としての心構えに加え、維新の政策理念などについて学んでもらう予定だ。
全国の各支部では、個別に統一選当選者への研修会を実施している例もある。
維新が「『鉄は熱いうちに打て』だ」(馬場代表)として、新人教育に力を入れるのは、擁立した候補に「玉石混交」の懸念が生じているためだ。
愛知県議選を巡っては、落選した新人が公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕される事件が起きた。
維新は次期衆院選でも、新人候補を積極的に擁立する方針で、今後も質をどう確保するのか、頭を悩ませそうだ。(読売新聞23年5月1日)』
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最後に、「はあ?」と呆れてしまった話を・・・。安倍シンパの超保守系ジャーナリスト・門田隆将氏が、高市早苗氏の「高市早苗議員を内閣総理大臣にする会」の会長になったという。
《本日は「高市早苗議員を内閣総理大臣にする会」の設立総会が奈良市で行われ、会長に就任させていただきました》
《昨日の「高市早苗議員を内閣総理大臣にする会」の設立総会で高市氏が「岸田政権をしっかりお支えする」との言葉と共に「既に推薦人20人は確保しております」と宣言したのは心強かった。中国共産党の浸透を受け親中派だらけの自民党。その中でセキュリティクリアランス始め日本を守る政策を貫いて欲しい》
『添付された写真には、高市早苗経済安保相の姿とともに、故・安倍晋三元首相の遺影が写っている。』(以上、FLASH23年5月2日より)
高市氏が総裁候補になれたのは、それこそバックに故・安倍元首相がいたから。 しかも、先月の「礒崎関連文書」の対応、国会等での言動を見て、自民党内での評価はさらに下がっているわけで。早く高市氏には自分の現状を把握してもらい、総裁選出馬を諦めさせないとな~と思うmewなのだった。(@_@。
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