岸田、１２年ぶりのシャトル訪韓。歴代内閣を踏襲と脱アベ明言＋拉致家族会も脱アベか＋コロナ

　これは５月８日、１本めの記事です。（２本め、あり）

　東日本大震災をはじめ全国の自然災害の被災地の方々へ　前向きに新たな生活を送れるようにガンバです。o(^-^)o、災害経験を風化させず、今後の災害対策に活かしましょう！(･･)

　コロナ対策が緩和されますが、油断は禁物です。感染や再拡大を防ぐことを忘れずに、気を付けて行きましょう。"^_^"　

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【＊１、＊２などの関連記事は、記事の最後にあるＭｏｒｅの部分にあります。】　

　

　まず、昨日の『コロナを正しく恐れ続けたい＋警戒派批判はNO＋ワクチン２千億円廃棄・・・』の続報を。

　

　今日８日から新型コロナウィルスの感染症法上の位置付けが２類から５類に引き下げられる。それに伴い、新規感染者数を全数把握し毎日、発表することもなくなる。（今後は週１回、定点把握による数や増減が発表される。＞

　

　最後の新規感染者数発表となった７日、東京ではＧＷの最中だというのに２３４５人だった。２，３日も２千人台だったのだが、２千人を超えるのは２月１４日以来。３月中旬に２～３００人の日があったことを思うと、明らかに第９波にはいるつつある。(>_<)

　全国では１４４３６人。こちらも２，３日は１万６千人台になっており、かなりの増加傾向にある。＜大阪や北海道も１千人を超えて来た。(-_-;)

　

　ＧＷ明け後、８日の５類移行後が心配でならないのだけど。もう感染者数を知ることもできないし。＜知人が「隠そうとしてるなー」と怒ってる。＞今、私たちにできることは、自分や身近な人の身を守ることぐらいしかないわけで。改めて、特に重症化リスクのある人は（mewも）、冷たい視線や言葉を投げかけられても、めげずにしっかり予防を致しましょう！o(^-^)o】

　

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　岸田首相は５日にアフリカ４カ国＋シンガポールへの外遊から帰国。７日には裕子夫人と共に韓国を訪れた。韓国の尹大統領が３月に来日しており、日韓の首脳が相互の国を訪れるシャトル外交を行なうのは、およそ１２年ぶりになる。(･･)

　

　７日には、国立墓地で献花。日本企業関係者と懇談した後、尹大統領との首脳会談をし、共同記者会見を行なった。夜には大統領公邸で夕食会が催されたという。

　

　３月７日の『脱アベ外交・徴用工問題解決で日韓関係改善か・・・』、１８日の『脱アベ外交、韓国大統領が１２年ぶりに来日』などの記事にも書いたのだが。

　ｍｅｗは岸田首相に、平和外交による韓国や中国との関係改善を期待している。(･･)

　

　韓国を訪れた岸田首相は、尹錫悦大統領と首脳会談を行いました。両首脳は、歴史認識の問題で歩み寄りも見せ、「関係改善は軌道に乗った」との認識で一致しました。佐藤記者のリポートです。

会談では、いわゆる元徴用工の問題など、歴史認識をめぐり両首脳から互いに歩み寄る発言があり、関係改善を進める本気度もうかがえました。

韓国・尹錫悦大統領「歴史問題が完全に整理できなければ、未来の協力へ一歩も進めないという認識から脱却しなければいけない」

岸田首相「私自身、当時厳しい環境のもとで多数の（元徴用工の）方々が大変苦しい、そして悲しい思いをされたことに心が痛む思いです」

尹大統領はまた、「過去の歴史問題は一方的に相手に要求できる問題ではないと思う」と述べ、日本に謝罪や賠償を求めるのではなく、安全保障や経済分野での協力を強化したい意向を示しました。（つづく）

　　

一方、岸田首相も歴史認識について「歴代内閣の立場を全体として引き継いでいるという政府の立場は揺るがない」としつつも、「多くの方々が過去のつらい記憶を忘れずとも、未来のために心を開いてくださったことに胸を打たれた」と述べて、韓国政府が徴用工問題で解決策を示したことに配慮も見せました。

岸田首相のこうした発言について、韓国大統領府の関係者は「両国の未来の協力に大きく役立つと思う」と評価しています。

会談ではまた、福島第一原発事故の処理水をめぐり、韓国の専門家らの視察団が今月23日に福島を訪問することでも合意しました。

懸案だった日韓関係は「改善の軌道に乗った」と強調した岸田首相。明るい材料を手に、次はいよいよG7広島サミットで、対中国・ロシアを見据えた国際的な連携強化に取り組む考えです。（ＮＮＮ２３年５月７日）』

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　安倍元首相らの戦前志向の超保守派は、韓国や中国（＋北朝鮮）を敵視し、戦時中の諸問題（韓国の慰安婦問題、中国の南京大虐殺事件など）の所在すら認めず。

　戦争責任や慰安婦問題を認めて謝罪した村山談話や河野談話を否定し、それらを上から覆うために２０１５年に安倍談話なるものを発表したり、戦没者追悼式の挨拶で「反省や謝罪」の言葉を削除したりもして来た。(-"-)

　相手国もそのことは十分に承知していることもあり、安倍二次政権では、韓国や中国との関係がどんどん悪化した。中国の場合は、覇権主義的行為を進めていることに問題があるが。中国や北朝鮮の脅威を思えば、米国の同盟国である韓国とは、良好な関係を築きたいところ。

　一般国民の中には、芸能やコスメ、食べ物などで韓国のものを好んでいる人が増えているし。映画やドラマに関しては日本のものが韓国でも愛されていて、いい傾向にあるので、今は日韓関係を強化できる大きなチャンスではないかと思うのだ。（＊＊）＜むしろ音楽グループの作り方は影響を受け過ぎかも。ジャニまで曲作りや踊りで寄せている気がする。オリジナリティを確保したい。^^;＞

　

＊　＊　＊

　岸田首相は、今月開かれる広島Ｇ７サミットにユン大統領を招待しているのだが、

その際、両首脳で平和記念公園にある韓国人原爆犠牲者の慰霊碑を訪れることや、アメリカを加えた３カ国による首脳会談を行うことでも一致したという。(･･)

　う～ん、今のところ、岸田首相による脱アベ外交は、かなりいい方向に進んでいるのではないだろうか。"^_^"

　

＜あとは日本、韓国それぞれの反韓、反日派の抵抗をしっかり抑えられるかが鍵ですね。(･･)＞　

　　

　もう一つ。これも脱アベの方向に向かってるな～と思ったのが、拉致被害者家族会の言動だ。(･･)

　

　家族会等のメンバーは訪米し、拉致被害者帰国への協力を要請したのだが。その際、拉致被害者全員を一括帰国させることを条件に「日本が北朝鮮に人道支援を行うことに反対しない」という新たな方針を伝えたというのだ。（＋＋）

　　

『北朝鮮による拉致被害者家族会や支援組織「救う会」のメンバーらが７日、被害者の早期帰国実現へ協力を求めるため訪れていた米国から帰国した。横田めぐみさん（５８）＝拉致当時（１３）＝の弟で家族会代表の拓也さん（５４）は「手応えがある」などと成果を語った。

　５日間の日程で米政府高官らと面会。拓也さんは、親世代が存命のうちに拉致被害者全員を一括帰国させることを条件に「日本が北朝鮮に人道支援を行うことに反対しない」とする新たな運動方針について、「（米側に）理解を得られた」と説明。「『自分たちにできることがあれば声を上げてほしい』との助言も頂いた」と充実感を漂わせた。（略）

　

　拉致被害者家族会や支援組織「救う会」による海外訪問は米国を中心に５０回を超えている。被害者の「親世代」が先頭に立って拉致の非道さを訴え、国際社会との共闘体制を築きあげたが、いまなお局面打開には至っていない。今回は渡米せず日本で見守った親世代は、自身に残された時間の少なさを思い、改めて日本政府の奮起を求めている。（産経新聞２３年５月７日）』

　

＊　＊　＊

　あの横田めぐみさんが中学の下校途中に拉致されたのは、今から４６年前の１９７７年。長く家族会代表としてめぐみさん帰国のために奔走した父・茂さんは２０２０年、８７歳で亡くなった。母・早紀江さんは今も尚、家族会の活動に参加しているがもう８７歳だ。

　めぐみさん（５８）より上の年齢で拉致された人が多いので、拉致被害者自身が既に７０～８０代になってるし、家族も高齢化し、親御さんの大部分は既に亡くなってしまっている。（認定被害者の親は早紀江さんと有本恵子さんの父親（９４）だけ。）それゆえ、家族会代表を引き継いだめぐみさんんお弟も、帰国要請の活動を急ぐ必要があると言っている。(＊＊)

　

　拉致被害者の家族は、あちこちに子どもの救済を頼んだのだが、なかなか相手にされず。しかし、安倍晋三氏や超保守仲間は、北朝鮮を敵視していたこともあって、彼らの話をきき、国会に拉致議連まで作って、救済活動に力を入れてくれた。その点は、ｍｅｗもひとりの国民として感謝している。(･･)

　

　ただ、安倍氏らは北朝鮮をあまりに敵視していたことから「北朝鮮側の言動を信じてはいけない」「妥協や譲歩をしてはいけない」として、硬い対応をしていた。小泉政権が用いていたような連絡のパイプ作りも拒んだ。＜北朝鮮への支援に応じるなんて話はとても提案できなかったことだろう。＞

　

　それもあって、結局、小泉政権時の０２年に５人が帰国して以来、ひとりも帰国していない。帰国の交渉さえ、ほとんどできていないのが実情だ。＜ちなみに、小泉政権では、拉致被害舎帰国の見返りに、大量の穀物などを支援したという話がある。超保守派はその話を否定するか、支援したことを批判している。＞

　

　しかし、残された時間は少ないだけに、ここは安倍元首相＆仲間たちには遠慮せず、自分たちが悔いを残さないためにも、どんどんと意見や提言をしていいと思うし。岸田政権も、正面から対応して欲しいと願っているｍｅｗなのだった。(@_@。

　

　ＴＨＡＮＫＳ

　

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