【将棋・・・6日、叡王戦第3局が行われ、藤井聡太六冠(叡王含む)が菅井竜也八段を163手で下し、3勝1敗とリードした。
今回も双穴熊で、最高の振り飛車(三間)と最高の居飛車対決の戦いに。ゆっくり見ていられず、スマホで優勢度チェックをしていたのだけど、100手を少し過ぎて、菅井の攻めがぐ~っときいて6対4ぐらいの優勢になったので、もしそのまま藤井先手戦で勝ったらスゴイと思ったのだけど。終盤は案の定、双方とも時間不足に陥り1分将棋に。最後はお互いの囲いの破り合いになり、藤井がギリギリのラインで勝ちに持ち込んだ。でも、菅井にも十分、勝機がある将棋だった。次は菅井の先手なので、もう一歩踏み込んだ将棋に期待している。o(^-^)o】
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維新が統一地方選、とりわけ大阪、近畿圏内で大活躍をしたことで、自民党が頭を抱えている。
もしかしたら年内に、解散総選挙が行われるかも知れないという話が飛び交っているのだが。もしそうなった場合、果たして自民党や公明党はいくつ議席をとれるのか、もはや計算が立たない状況にあるという。(-_-;)
自民党のあまりの体たらくに、何と橋下徹氏が「自民党が負けすぎるとよくないので、自分と松井さんとで、自民党の選挙のコーディネーターをやろうか」とまで言い出した。(゚Д゚)
オマエは一体、何サマだ~!<自民支持者はなくても、腹が立つ!>
ただ、それぐらい自民党は衆院選挙区で惨敗しているのである。(-"-)
大阪は19の選挙区があるのだが。2021年の衆院選では、選挙区で勝ったのは維新15人、公明4人で自民党はゼロ。比例復活で、自民1、立民1、共産1、れいわ1人が当選したに過ぎなかったからだ。
<ちなみに09年の衆院選では、日本維新はまだできておらず。民主党が政権をとったこの年は、民主党が19選挙区中18で当選。
12年に維新が国政に進出。公明党と取引。自民党が政権を奪還したものの、もうこの時には維新12、自民3、公明4だったのね。>
22年の参院選・大阪選挙区でも、維新2、自民1、公明1だった。^^;
しかも、今回の大阪府知事選、大阪市長選では、維新に候補に歯が立たず。府議会選、市議会選でも維新が過半数の議席をとったため、まさに大阪は、国政でも地方政治でも、維新の天下になってしまった。^^;
これに大きな衝撃を受けた自民党は、大阪府連の立て直しをすることを検討し始めた。
とはいえ、府連だけでは再建の見通しが立たず、党本部が主導する形で再生計画を作るという。(-_-;)
『自民、「大阪再建」妙案なく 維新に大敗、組織壊滅的
自民党は28日、先の統一地方選で大阪府知事・大阪市長「ダブル選」をはじめ府内で大敗したことを受け、党本部と府連の幹部が対応を協議した。
「府連再建」へ党本部が関与を強める方針だが、大阪以外へも勢力を広げる日本維新の会の勢いをどう止めるか、妙案は見いだせていない。
会議には茂木敏充幹事長らが出席。党本部に新組織を発足させ、再生計画「大阪自民党刷新プロジェクト(仮称)」を作り、人材面や資金面で府連を支援していく方針を決めた。
自民党はダブル選で、府連などが自主支援した候補者が地域政党「大阪維新の会」候補にそれぞれ敗北。府議会で議席を7(前回15)に、大阪市議会で11(同17)に減らした。国会議員は2021年の前回衆院選で公認候補を立てた府内15小選挙区で維新に全敗しており、組織は「壊滅的状況」(府連関係者)にある。
茂木氏は24日の記者会見で「関西圏の体制の立て直しという課題が明らかになった。特に大阪で抜本的な改革案の検討が必要だ」と語った。今回は大阪にとどまらず奈良県知事選や衆院和歌山1区補欠選挙で維新に敗北し、「かなりの支持層が維新に流れている」(党選対関係者)との危機感が広がる。
会議では、維新に対抗してどうイメージの刷新を図るかも話し合われた。統一選では一部が、カジノを含む統合型リゾート(IR)を推進する維新に対抗する形で「ディズニーランド誘致」を主張。「唐突」との批判を招いた経緯がある。
府連会長の宗清皇一衆院議員は会議後、記者団に「大阪府民がどう思っているかは選挙結果に表れている。議員一人一人が歯を食いしばって頑張るしかない」と語った。(時事通信23年4月28日)』
で、これを見た橋下徹氏がこんなことを言い出したのだ。(-"-)
『橋下徹氏 自民党の〝選挙コンサル〟に名乗り「いま吉村さん皇帝」「維新の弱点知ってる」
日本維新の会の〝生みの親〟で弁護士の橋下徹氏が6日、「NewsBAR橋下」(ABEMA TV)に出演。自民党の〝選挙コンサルタント〟就任に色気を見せた。
地方自治の話題になり、ゲストの元宮崎県知事・東国原英夫氏から「橋下さんは二大政党制論者なんですよ。大阪が、いま維新一強なんですよ。大阪で二大政党制をもし確立するんであれば、自民党を強くするか、新しい政党を立ち上げるしかないんですよ。これについてはどう思いますか?」と質問を受けた。
これに橋下氏は「僕はだから今、松井(一郎前大阪市長)さんとオファーがあれば、自民党を強くするプロジェクトをやろうと言ってるんです。コンサルタントとして」と返答した。
続けて「僕は維新を作りましたけど、吉村(洋文大阪府知事)さんにも頑張ってほしいですけど、いま吉村さん〝Sir〟だから。皇帝。大阪府議会で75%維新。大阪市議会でも過半数。堺市長選は今度やるんですけど、現職は維新。大阪、吉村さんがバーン!と言ったらみんながそれで動く状態だから、これはやっぱりよろしくない」と理由を説明した。
東国原氏が「今は維新はいいけれど、5年後10年後、そのまま維新だったら、やっぱり権力っていうのは腐敗するというのは定説」とうなずくと、橋下氏は「大阪って自民党の本部はもう、つぶれちゃったんですよ。だから、いま中央の自民党本部が直轄でやるっていう。いま国会議員2名しかいないんですよ。もう壊滅状態」と現状を語った。
その上で「僕も松井さんも大阪をよくするために、もし依頼があれば。それは維新の弱点とかも大体知ってるじゃないですか。だからそこはもうマッチポンプですよ」と〝秘策あり〟と明かした。(東スポ23年5月6日)』
維新のひとり勝ちで、吉村府知事&党代表が強い立場になっているのはわかるが。吉村氏を戒めるために言った部分があるとしても、Sirとか皇帝とか呼ぶのも、何だかな~と思うし。
オファーがあれば、コンサルタントとして自民党を強くするプロジェクトをやろうなんて公の場で言うなんて・・・。おごり高ぶりがひどくありません?(@@)
昔は大阪では民主党も頑張っていたんだけど。いまや影もないしね~。(ノ_-。)
ともかく自民も立民も、ここはきちんと分析や努力をして、きちんと体制を建て直さないと。維新(あんぞ)の言いたい放題、やりたい放題になっちゃうぞと喝を入れたいmewなのである。(**)
THANKS