【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
7日、石川県で震度6強の大地震が起きたのに続いて、10日には千葉で震度5強の地震が。さらに震度3~4ながら、北海道南西部、鹿児島トカラ地方、宮古島近海(これはM最大6.1)などで次々と地震が起きていて、ちょっと心配になっている。<地震は苦手なのだ。雷と違って、隠れたり逃げたりしようがないんだもん。(~_~;)>
今後、日本で起きる大震災と関連があるかどうかは「???」だけど。注意や警戒を怠らず、しっかりと準備しておきましょう!(・・)
* * *
10日にマイナンバーカードを利用してコンビニで住民票の交付を受けたら、違う人の住民票が来たというトラブルが相次いで起きているというニュースを書いたばかりなのだが。
<『マイナ利用で、別人の住民票の誤交付が相次ぐ&懲りない河野+松井に政治とカネの問題』>
今度は、マイナ保険証に誤って別人の情報がひもづけされていたケースが7千件以上あることがわかったという。(゚Д゚)
<「例えば、私が病院の受付で“健康保険証とひも付けた”マイナンバーカードを提示したとします。すると出てきたのは、別人の情報でした。さらに、マイナンバーの専用サイトでも、自分の情報ではなく、別人の病歴や薬剤情報が見られるようになっていました。」ということなんですよね。(NewsZERO 5.12)>
『マイナンバーカードと一体化した健康保険証(マイナ保険証)に、誤って別人の情報がひも付けされたケースが2021年10月~22年11月に7312件確認されていたことが分かった。政府は12日、このうち5件で個人情報が閲覧されていたと公表した。マイナカードを使ってコンビニエンスストアで証明書を取得できるサービスでもトラブルが起きており、利用者の不安を解消する対策が急務となっている。
加藤厚生労働相が同日の記者会見で明らかにした。5件では、マイナ保険証を医療機関などで利用した際、別人の薬剤や医療費などの個人情報が閲覧されたという。健康保険組合など医療保険の運営者が加入者の保険証とマイナカードを連携させる際に、入力を誤ったことが原因とみられる。
政府は24年秋に現行の健康保険証を廃止し、マイナカードに一本化する方針だ。加藤氏は「一斉にチェックし、今後、入力時に十分配慮することを徹底させる」と述べた。(読売新聞23年5月13日)』
ほかに、こんなトラブルも生じているという。
『ほかにも、島根県安来市では1月、別人の顔写真を載せたマイナカード1枚を誤って交付。同姓同名の市民2人から同じ日に申請があり、職員が取り違えたのが原因という。東京都練馬区でも3月、マイナカードの再交付手続きを行うために区の窓口を訪れた区民1人に対し、マイナカードを申請した区民50人分の氏名と住所を記載した書類を渡した。(同上)』
先日、住民票のトラブルの時も書いたけど・・・。
そもそもマイナカード自体、顔写真がついててそのままIDカードとして使うものだし、保険証や免許証とも一体化されることに。住民票の交付にも利用できる。
まさに、個人情報の宝庫だし、多額の金銭が絡んだり重要な権利関係が絡む契約や証書を作る際に大事な個人の証明手段になっているわけで。決して間違えがあってはならないものなのだ。(**)
<極端な話、1分1秒を争う(そこまで行かずとも1日、2日を争う)契約等の時に、「あれ、何か別人の情報がはいってるので、お客様との同一性が証明されません」と言われたら、もうその契約はアウトになっちゃうかも知れないからね。<
役所に問い合わせて、チェックしてもらって、情報を入れ直してもらって~とかやってる暇はないんだから。(-"-)
それに、住民票もそうだけど、他人の医療、薬剤購入の履歴なんかがわかったら、悪用される危険も大だし。本当に問題が大きいと思う。(ーー)>
* * *
要は政府が、1日も早くマイナ・カードの普及や保険証との一体化を実現させたいと考えて、ポイントの特典とかエサにして、急激に加入者を増やしたので、事務作業が追いつかず。本当は最も丁寧に行わなければならない作業が、バタバタになっているから、ミスも怒りやすくなっているのではないかtp察する。(・・)
<何かポイント特典も、2月までと言っていたのが、年長して5月まで、8月までみたいに「通販のいつまでも限定の割引セール」とか「閉店しますよ詐欺セール」みたいなことをやっていません?(~_~;)>
しかも、閣僚たちは「マイナンバーカードのシステムの問題じゃない」と主張。
「自治体が住民票交付を委託している会社の問題」「健康保険証を入力している機関の問題」だと他者のせいにして責任がないかのような顔をしているのだけど。
そういう細かいところも含めて、「マイナンバーカードのシステムの問題」でしょ~が!(`´)
でも、これじゃあ、国民に信用は得られないですよね~。(-_-;)
『住民票の誤発行の原因について河野氏は住民票交付の処理が増えた際に、別人の住民票情報を上書きすることがあると説明。富士通ジャパンのシステムの問題だと強調したが、こうした姿勢には「政府の責任逃れだ」など厳しい声も聞かれる。マイナ保険証の問題について厚労省は、加入する医療保険の運営側が住民基本台帳を参考にしたため、誤った番号を登録したことによる事務的なミスと強調。対策としてシステム改修を進める考えだが、本来、保険証の情報など機密性の高い情報に関してはミスは許されない。
総務省の調査では社会のデジタル化の遅れの原因として「情報セキュリティーやプライバシー漏洩(ろうえい)への不安」がトップに挙げられており、マイナ保険証のトラブルで、行政デジタル化に対する世論の声はさらに厳しくなる可能性が高い。
デジタル庁幹部は、「マイナ保険証の問題は特に丁寧に扱わなければいけなかった。マイナンバー政策全体の信用に関わるし、法案審議にも影響が出かねない」と頭を抱えた。(産経新聞23年5月12日)』
健康保険証と言えば・・・。
昨日12日、「後期高齢者医療制度」の保険料を段階的に引き上げることを柱とする改正健康保険法が参院を通過して、成立した。(-"-)
『75歳以上が加入する「後期高齢者医療制度」の保険料を段階的に引き上げることを柱とする改正健康保険法などが12日の参院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。「出産育児一時金」の増額に伴い、一時金の支給費用を現役世代だけでなく、後期高齢者も支援する仕組みとなる。
出産時に公的医療保険から支払われる出産育児一時金は、今年4月に42万円から50万円に引き上げられた。現在は、主に現役世代の医療保険料で賄っているが、2024年度からは一時金の一部を後期高齢者が負担することになる。
改正法では、後期高齢者の保険料を収入に応じて引き上げる。24年度は年金収入211万円超、25年度は同153万円超を対象とし、段階的に実施する。引き上げ対象は、75歳以上の約4割となる見込みだ。
厚生労働省による年間保険料額の試算では、年収200万円の場合、24年度は制度改正に伴う増額はないが、25年度は3900円増の9万700円となる。年収400万円の場合は、24、25年度ともに1万4000円増の23万1300円となる。
一方、65~74歳を対象とする前期高齢者の医療費に対する現役世代の負担も収入に応じた仕組みに見直す。保険者間の格差を是正するため、平均賃金の高い大企業の健保組合に、より多くの負担を求める。(読売新聞23年5月12日)』
* * *
少子高齢化が進んでいることを考えると、高齢者の負担が増すのも、致し方ない部分はあると思うけど。
変な話、高齢者の中にも、所得格差、生活格差が広がっている今日この頃、年金だけの生活で、保険料や医療負担がきついという人が増えているのも実情だし。
防衛費や無駄なインフラ、政策に多額の予算を使っているのを見ると、何だかな~と思ってしまう。<日本って、社会政策でもどんどん後進国になりつつあるような気がする。(ノ_-。)>
ただ、昨日「保険料が上がるなんて話、知らなかった」と怒ってた人がいたのだけど。こんなに国民の生活にとって身近で重要な問題なのに、TVやネットのニュースでも、ほとんど取り上げなかったかも。<昔なら朝のワイドショーとかでも大きく取り上げてくれてたんじゃないかな~。(・・)>
メディア側に言わせれば、国民が関心がなさそうなニュースはあまり扱わないということになるのかも知れないけど。<国民の政治への関心が低いのが一番悪いんだけどね。>TV等のニュースも、ネットのトレンドに引っ張られず、報道機関として国民にとって重要、有益な情報をきちんと伝えて欲しいと強く要望したいmewなのだった。<マイナカードの問題点とかもね。>(@_@。
THANKS
【下の2つのランキングに参加しています。できれば、2つともクリックして頂けると、有難いです。組織票は全くなく、記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】
↑もう1クリックが、ブログを続けるエネルギー源に"^_^"