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【将棋・・・名人戦ン七番勝負第3局が行われ、先手の渡辺明名人が藤井聡太六冠に87手で勝利し、1勝2敗と星を一つ戻した。(^^)
藤井が角換わり拒否で、矢倉対雁木の出だしに。1日めは大きな動きなく、わずか40手で封じ手に。2日めにの初~中盤に藤井が角を切って攻め込み、一時優勢になったのだが。ここで渡辺が踏ん張り、藤井がイマイチの手を打ったため、渡辺が逆に優勢に。AI予想を見ている私たちは「もうあとは三3角を打てば、ほぼ勝利だ」ってわかっているので、一気の押し倒しを楽しみにしていたのだけど。
何と渡辺名人は、そこから93分も長考。<藤井は追い込まれてから怒涛の攻めで相手のミスを引き出して逆転することがあるので、自玉がつまないかどうか、きちんとシミュレーションをしていたらしい。>
残念ながらmewは待ちきれずにごはんを作り行ったので、最後の攻防がナマで見られなかったのだが。(ノ_-。)渡辺がしっかり「3三角」を打ち、藤井の猛攻を受け間違えずに交わして、投了を引き出した。
今回も羽生九段につづき、渡辺名人が「まだまだ俺らがいるぞ!」と、しっかり勝って嬉しい限り。渡辺明氏も三期連続の名人なのだから、さらなる勝利を期待したい。o(^-^)o】
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これは2日の『野党第一党を目指す維新。国民は維新につくのか。保守二大政党制&原発維持が既定路線に』に関連するのだが。)
国会では、4月に統一地方選が終わり、もう次の衆院選に向けての戦いが始まりつつある。
そして、日本の政官財(+米の一部)は今、いかに立民党(+共産党)を衰退させ、維新などの保守政党の勢力を増やし、保守二大政党を構築するか、それを一つの目標にして動きつつある。(-"-)
今、保守二大政党制を作っておけば、政権交代しても米国の安保軍事戦略を維持できるし、有事となれば、大政党で協力して大政翼賛会を作り、国民をコントロールすることも可能だからだ。(-"-)
そのために自民、維新の議員は、ここ数年、「立民はダメ」だというイメージを定着させようと懸命に立民批判作戦を展開しているのだ。(-"-)
自民党の麻生副総裁が「立民共産党」という言葉を使い出したことから、この言葉が多用され、誤解を生んでいるのも問題だ。(-"-)
<立民と共産は、選挙区調整や選挙協力をしたことがあるのは事実だが、政党が連携、合流する予定は全くない。(**)>
* * *
先週、自公与党があまりに強引に「防衛費増額の財源確保法案」(復興財源も防衛に転用)を通そうとするため、立民党と共産党は、「もっと慎重な審議が必要だ」として、委員長の解任動議を出した。<維新、国民党は加わらなかった。>
この問題に少しでも抵抗する意思を見せて、国民に問題の所在を知らしめようとしたのだ。(・・)
ところがこれを見て、維新の遠藤国対委員長が「立憲の手法は『昭和のやり方』だ」と批判。「わたしたちは『令和のやり方』で対応する」と言ったことから、言い合いになった。^^;
立民の安住国対委員長も負けず嫌いゆえ、「昭和も令和も何もない。ダメなものはダメだ」「昭和の何が悪い。昭和にも良いことはたくさんある」と言い返した上、都合よくね、自民党の後についていって、金魚のフンみたいになったら終わり!」と一撃。
遠藤氏はこれに対し、『「我々は大人なので、できるだけ細い糸でつながっていこうとしたが、共闘ご破算だと言われるなら、お好きにどうぞ」と切り返した。
維新は同日、国民民主党と参院に議員立法2本を共同提出した。
維新幹部は「立民は『立憲共産党』でやっていけばいい」と冷ややかに語った。(読売新聞23年5月12日)』
ほ~ら、あの『立憲共産党』が出て来たぞ!(-"-)
彼らは立民党の議員や支持者がこの言葉を嫌がることがわかっている&また党に大きなダメージを与えることをわかっているだけに、今後もチョクチョク使うことだろう。(`´)
しかも、たぶん、この「立憲民主党」という言葉を最初に公の場で使ったのは、おそらく自民党の暴言大魔王の麻生副総裁なのである。(@@)
麻生氏は、21年10月に衆院選の街頭演説で、『今回の衆院選が政権選択選挙だと説明する中で、立憲と共産の関係について「立憲ナントカ党が連立を組みました。どこと?共産党。立憲共産党になったんだな」と表現』。共産党と手を組むアブナさについて説明していたのである。
『 「立憲共産党」という単語は、10月22日に京王線府中駅近くで行った演説での発言を日刊スポーツが「麻生太郎氏が痛烈『あちらは立憲共産党』 応援演説で野党共闘批判」の見出しで報じたことで拡散され、一時期はツイッターで「トレンド」に入った。』(J=CAST21年10月25日より)
この後、立民叩きを趣味(使命?)とするネット民は、何かにつけ「立民党」をディスったり、イメージダウンをはかったりするために、ひたすらことの言葉を拡散、多用することに。そして一部の国会議員、地方議員もこの言葉を使って、おちょくり続けていたのである。(ーー゛)
そして、今回も11日に、麻生派の会合で、立民党と共産党の解任動議に触れ、「『立憲共産党』による演出だ。単なる時間稼ぎだ」と、「立憲共産党」を使い出した。
もしかしたら、この麻生発言をGOサインにして、あちこちで使われるのではないかと、警戒している。_(。。)_
そう言えば、昨日、維新の会の倫党大会が行われたという。(・・)
『日本維新の会は14日、大阪市内で臨時党大会を開き、馬場伸幸代表の再任を決めた。4月の統一地方選で地方議員を600人以上誕生させるとした目標を達成したことを踏まえ、代表選の実施を見送った。大会後、記者会見した馬場代表は改めて次期衆院選で野党第1党獲得を目指すとした一方、「289選挙区全てに候補者を立てることが最大の目標だ」として、具体的な数値目標は設定しない考えを示した。
立憲民主党の泉健太代表は12日、次期衆院選で150議席以上獲得できなければ代表を辞任すると明言。これに対し、馬場代表は14日の会見で「精緻な分析をして掲げられた目標で、自信をお持ちなのだと思う」と発言。「部外者から見てかなり高い数値目標だという感想を持っている」と述べた。
馬場代表は党大会に先立つ常任役員会で、次期衆院選について「広島サミット(主要7カ国首脳会議)後、来年9月の自民党総裁選までの間にあるということは間違いない」とし、早期解散に備えた候補者の発掘を進めるなど体制強化を確認した。
また、これまで公認候補の擁立を見送ってきた公明党の現職がいる大阪府と兵庫県の6選挙区についても、首長や地方議員の声を聞いて「最大限尊重できるような方向で考えていきたい」と述べ、改めて早急に対応を決める考えを示した。【東久保逸夫、石川将来】(毎日新聞23年5月14日)』
ほ~、維新は野党第一党を目指すために、289選挙区全てに候補者を立てることを目標にするんだ~。(・o・)
これは、かなり金銭的にも労力的にも大変なことですよ!本当にできるのかな?(**)
<立民の泉代表の150議席獲得目標に関しては、「部外者から見てかなり高い数値目標だという感想を持っている」と評していましたね~。^^;
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実を言うと、今、維新がこわいのは、1・岸田首相が夏前にも衆院解散すること(準備が間に合わない)と、2・衆参院選、地方選でともかく多数をと急に集めた候補が、何かトラブルを起こして、維新のダメージを与えないかということだ。
特に維新の藤田館長は以前から、早期解散をかなり警戒した発言をしている。
『維新、与党を威嚇「早期解散なら『維新つぶし』」
日本維新の会の藤田文武幹事長は24日の記者会見で、岸田文雄首相が早期の衆院解散・総選挙に踏み切った場合、公明党の現職がいる選挙区に候補者を擁立する可能性に触れて与党を牽制(けんせい)した。
藤田氏は「われわれは解散までに時間があったほうが候補者をたくさん立てられる。もし早く解散を打ってくるなら、自民と公明による『維新つぶし』だと捉えさせてもらう」と強調した。(産経新聞23年4月24日)』
よ~し、ここは昭和のやり方を採用して(Z世代には、昭和好きが増えているし?)、「維新潰し」のために「早期解散」するのもありかなと、考え始めてたりもするmewなのだった。(@@)
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