【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【競馬・・・1週間遅れになってしまったが。14日、ヴィクトリアマイルが行われ、4番人気のソングライン(5牝)with戸崎が、ソダシ(5牝)とのゴール前のたたき合いを制して優勝した。(*^^)v祝
前週のNHKマイルは内田、今回は戸崎と元大井のエースが続けて久々のGI勝利。<年齢&ケガもあってか、最近はGIでチャンスのある馬に乗る機会が減ってるしね。でも、2人とも頑張ってる。>
ソングラインはNHKマイル2着、安田記念優勝と東京マイルは得意。サウジ遠征のあとの仕上がりが「?」だったのだが。内でロスなく走った分、最後にしっかり伸びた。
MYごひいきの白毛馬・2番人気のソダシは、個人的にレーンに乗り替わりになった&大外枠になったのが残念。前につけようとして、レーンが強引に大外から切り込んだため、他馬に迷惑をかけたし、脚を使った分、最後の競り合いで粘り切れなかった。<ちょっと差し替えしかけたけど。>ただ、こちらも東京マイルは合う。次走、ソングラインと安田記念で戦うのが楽しみ。<またレーンなのかな。(~_~;)>
3着にはいった1番人気のスターズオンアイス(4牝)は、クラシック2冠馬だけあって実力はあるなという感じ。三連複はとったけど、安かった。^^;中央はまあまあなんだけど。南関と高知が絶不調で、ブル~。_(。。)_】
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さて・・・広島でのG7サミットでは、19日に「広島ヴィジョン」(核兵器のない世界の実現に向けた我々のコミットメント)を発表。また、20日には最終日を待たず、G7共同声明を発表した。(**)
また、20日は、来週、豪州で行われる予定だった日米豪印のクアッドの会合も広島で実施した。<バイデン大統領が国内事情で早く帰国したいため。>
そして、昨日の午後には、ウクライナのゼレンスキー大統領が、フランスの政府専用機で広島に到着した。
ゼレンスキー大統領は、当初、オンラインでG7会合に参加する予定だったのだが。本人の希望で来日を決めたとのこと。前週に仏訪問した時にマクロン大統領に要請し、協力を得たという。(・・)
<G7首脳の警備だけでも大変なのに、ゼレンスキー大統領の警備はもっと大変ではないかと、ちょっとハラハラしてしまうとこもあるのだが。警備関係者には、頑張ってもらいたいものだ。^^;>
ゼレンスキー大統領は、広島空港に到着後、ツイッターに「日本、G7、ウクライナのパートナーや友人との重要な会議。私たちの勝利のための安全保障と協力の強化。きょう、平和がさらに近づくでしょう」と投稿していた。(・・)
ゼレンスキー大統領が来日した最大の目的は、G7諸国の支援強化を要請することにあるが。もう一つ、今回、日本に来ているグローバルハウスの国々の中で、ロシアとの関係が強いインドやブラジルなどの首脳と会って、支援を要請することにあるという見方も強い。(++)
実際、今回、ゼレンスキー大統領が来日することがわかって、複数の識者が大きな関心を抱いたのは、同大統領がインドのモディ首相と握手をしたり、会談を行なったりするか、ということだった。(@@)
G20の議長国であるインドは今、非G7国の中で、ロシアや中国と並んで力を持ち始めているのだが。もともとロシアや中国とかなりの貿易関係があるため、今回のウクライナ侵攻に当たっては、中立的な立場をとり続けており、G7がロシアへの経済制裁を強める中、ロシアとの貿易関係も継続している。
インドとロシアの貿易額は前年比4.7倍。インドのロシア産石油の輸入量は過去最大になっており、ロシアにとっては経済的に頼みの綱になっているのだ。^^;
『【筑波大学 中村逸郎名誉教授】「グローバルサウスの中でもインドは代表格なんですが、ロシアと非常に深い関係があります。ロシアとインドはソ連時代からの友好国で、プーチン政権になってもロシアの最大の武器輸出国のインドです。あと、ブラジルについては作物を作る肥料を輸入していたり、アフリカに対してはエジプトを通して小麦が輸出されています。ロシアにとってグローバルサウスというのは自分の味方だと思っているはずです」』
『【筑波大学 中村逸郎名誉教授】「今回のG7の最大の焦点です。ゼレンスキー大統領とモディ首相が握手をするということは、プーチン政権においては、特にモディ首相の『最大の裏切り』を意味しています。なぜかと言うと今週発表されたロシアの統計局の発表によると、1~3月の貿易統計を見ると、ロシアとインドの貿易高は前年比で4.7倍に増えているんです。欧米からの厳しい経済制裁がある中で、インドは抜け穴としてロシアの経済を支えています。その国のモディ首相がゼレンスキー大統領と握手をするということは、ロシアが抜け穴として使っていたインドがその穴をふさいでくる。だから2人が握手すること自体が大きな衝撃になります。
(Q.握手をする可能性はあるのでしょうか?)
私は握手をするために両者はG7に参加するのだと思います。オンラインでは握手ができませんよね」』(関西テレビ23年5月19日)』
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このような話を見聞していたので、果たしてゼレンスキー大統領はどのような形でインドのモディ首相と接触するんだろうと興味深く思っていたのだが・・・。
ゼレンスキー大統領は昨日、来日してすぐに英仏首脳と会談。そして、モディ首相にも会い、しっかり握手を交わしていた。(・o・)
『【ニューデリー共同】ウクライナのゼレンスキー大統領とインドのモディ首相は20日、G7広島サミットのため訪問中の広島で会談した。モディ氏は冒頭、ロシアのウクライナ侵攻について「政治や経済ではなく人道に関わる問題だと受け止めている」とした上で、解決に向けて「できる限り手を尽くしたい」と表明した。両首脳の対面での会談は侵攻後初めて。
モディ氏は「ウクライナの人々の痛みを理解している」とも語った。(共同通信23年5月20日)』
ゼレンスキー大統領とモディ首相が、がっちりと握手を交わす写真がすぐに公表された。
ロシア政治が専門の慶応義塾大学・廣瀬陽子教授は、「やはり今回のゼレンスキー大統領の訪日の目的の大きなものとして、インドのモディ首相と会うことが非常に大きなものだと思いますので、非常に重要な第一歩であると思いますし、この力強い握手、そして笑顔からは良かったと思われる一歩だったのではないかと思います」と述べていた。(ANN23年5月20日より)
ジャーナリストの柳澤秀夫氏は「この写真がインド首相官邸から、いち早く公表されたっていうところに意味があると。とかくインドというのは、ロシアの制裁逃れに手を貸しているという批判的な目で見られてますから、積極的にウクライナ側と会うという姿勢を見せることで、そういった批判をかわしたいっていうものも読み取れると思うんですよ」と語った。(同上)
ゼレンスキー大統領は、サミット最終日の21日にG7首脳との討議に臨むほか、インドや韓国など招待国8カ国の首脳らが加わる拡大会合にも出席。岸田文雄首相との個別会談も行なう予定もある。
また、広島市の平和記念公園、原爆資料館に訪問し、慰霊碑への献花も検討されているという。(・・)
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岸田首相としては、19日にG7首脳による平和記念公園や原爆資料館への訪問を実現し、「核兵器のない世界の実現」を国内外にアピールできただけでも、広島でのサミット開催は大成功だったと思うし。
ゼレンスキー大統領が来日によって、さらに広島G7サミットが世界から注目を浴びることになったことも、大きなプラスになることだろう。(++)
ただ、mew的には、本当は今回のサミットでG7諸国が中心になって(それこそ日本がリードする形で)、1日も早く戦闘を停止、終了する方法を検討して欲しいと願っていたのだが。
しかし、現実には、米国が20日、ウクライナにF16戦闘機を供与する方針に賛成を表明したように、ここからは、いかにウクライナの戦闘を戦力的&経済的に支援するかという話になるわけで・・・。世界が分断されて行くことも懸念している。(ーー)
岸田首相には、せめて最後に、改めて世界平和への思いや早期の停戦、終戦への期待を表明することぐらいはして欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
<言うだけなら簡単という人もいるけど。言葉として発すること自体が大事な時もある。>
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