【将棋・・・1日に名人戦第5局が行われ、藤井聡太六冠(20)が渡辺明名人(39)に94手で勝利し、名人のタイトルを20歳10ヶ月の最年少で獲得した。
<谷川浩司十七世名人(61)が持つ「21歳2ヶ月」の最年少記録を40年ぶりに更新。>
また、藤井聡太六冠は、竜王、王位、叡王、棋王、王将、棋聖に名人位が加わり、七冠を制することに。これは、羽生善治九段(52)が1996年に達成して以来、史上2人め快挙。最年少記録も更新した。<羽生の時は七大タイトルだったけど、今は八大タイトル。あと王座をとれれば全冠制覇。>(*^^)v祝
まずは、谷川、羽生を上回るスーパー棋士が誕生したことを喜び、祝いたい。将棋ファンにとっては、藤井がプロ入りしてタイトル戦を争うようになってから、大きな楽しみが増えたと思うし。藤井のお陰で一般の人たちも将棋界に注目したり、子供たちが将棋に興味を持ったりするのは、本当に嬉しいことだ。(^^)
ただ、年長の棋士になじみがあるファンとしては、藤井にあっという間に全てを持って行かれるのは、ちょっと寂しい感じも。
特にごヒイキの渡辺は04年に20歳で竜王を獲得してから19年間、ずっと何らかのタイトルをとり続けていたし(最高、六冠かな)。昨日も終盤手前まで優勢でいながら(そのまま押し切るかと思ったのに)、ちょっともたついたところを一気に逆転されてしまい、悔しい限り。(-"-)
でも、渡辺には本当におつかれさま&有難うと言いたいし。これにめげず、またタイトルを取り返して欲しい。<9連覇した竜王が一番似合ってるかな。賞金も高いし。(・・)>豊島将之や永瀬拓也にも活躍して欲しいし、もちろん羽生善治にもリベンジして欲しいし。みんな、今後もガンバ!o(^-^)o】
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何だか維新の会と公明党、自民党と公明党との関係が妙な感じになって来た。(@@)
公明党は自民党との候補者調整がうまく行かなかったことから、東京の選挙区で自民党候補を推薦しない(選挙支援しない)と発表。
これを受けて、自民党議員やメディアの一部が「公明党は東京で維新の選挙支援を行ない、代わりに大阪、兵庫で選挙区調整に応じてもらうのではないかという観測が出ていた。(・・)
維新の会の馬場代表は1日の会見で、公明党との選挙協力について問われ、このように述べた。
『■日本維新の会・馬場伸幸代表(発言録)
(次期衆院選の大阪、兵庫の小選挙区をめぐり、公明党との選挙区調整について問われ)今は全く接触もない。まず我が方の方針というのを決めて、その上でどうアクションしていくか考えていきたい。
(公明と大阪と兵庫で選挙区調整する見返りに、東京などでの選挙協力を得るという見方については)そういったことを具体的に考えているわけではない。
選挙協力をすれば、おのずとお互いが体力低下し、戦闘能力が低下する。(自公の選挙協力が)30年経った今、そういう状況になっているんじゃないか。
選挙を単独で戦うということが、本当の意味で足腰を強くしていく。特殊な事情がない限り、他の政党との選挙協力を前提に考えるということは避けたい。(記者会見で)(朝日新聞23年6月1日)』
維新の会は、これまで公明党と交わしていた約束をいったんリセットにすると表明。維新の会の兵庫県連やおおさか維新は、公明党が候補を擁立する選挙区に、維新も候補者を立てたいとに意向を示している。(・・)
しかし、公明党は5月31日、先に大阪等の選挙区に出馬する候補者を発表。維新がどう反応するのか、様子を見ているような感じが。
もし維新が公明党と全面的に戦う気なら、はっきり「大阪の選挙区全てに候補者を擁立する」と宣言すればいいと思うのだが。馬場代表は、上の記事にあるように、かなり曖昧な言い方をして、ごまかしているようにも見える。(~_~;)
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維新は前回(21年)の衆院選で、東京の17の選挙区に候補者を立てたのだが、1人も当選できなかったのだ。(>_<)
以前より政党の支持率が上がっているものの、地盤も候補者も固まっていないし、東京での戦い方も会得していないし、できればサポートが欲しいところ。^^;
一部メディアは、維新が小池百合子&都民ファーストと協力するのではないかと推測していたのだが。<音喜多政調会長が都ファにいたので。裏切っちゃったけど。^^;>
もし公明党が前面に出て選挙支援しなくても、何らかの形でサポートしてくれれば有難いだろうし。そうであれば、大阪で候補者調整してもいいかなという下心がどこかにあったしても不思議はない。^^;
ただ、大阪で公明党のいる選挙区に維新の候補が出馬しなければ、密約で選挙協力したと批判されるおそれがあるので、対応が難しいかも知れない。(-"-)
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そして、これは30日の『安倍・三谷も組閣ごっこ写真&岸田長男のボーナスは?+自公会談、東京支援はNO』の後半部分の続報になるのだが。
先月30日に自民、公明の幹事長会談が行われたのだが。自民党の茂木幹事長は、公明党が候補者を擁立する予定の新埼玉14区、新愛知16区に自民党の候補者を立てず、選挙協力を行なうと伝えた。
これ以上、公明党との関係を悪化させて、全国の他の選挙区の選挙支援に支障が出るのを避けたいと考えたからだ。^^;
しかし、実のところ、自民党の各県連は、新埼玉4区でも、信愛知16区でも、既に擁立する予定の候補者を準備していた様子。
それゆえ、各選挙区の関係者は、茂木幹事長が自分たちに断りもなく、勝手に方針を決めたことに強い不満を覚えているようだ。(・o・)
まずは、新さいたま14区の自民党関係者の反応を・・・。
『自民党が30日、次期衆院選の埼玉14区で公明党候補を推薦し、独自候補を擁立しない考えを伝えたことを受け、地元の自民関係者が反発を強めている。「公明に選挙区を譲れば二度と戻ってこない」との危機感があるためだ。党本部レベルで自公が関係修復を進めても、選挙運動の現場で協力態勢を取れるかどうかは見通せなくなっている。(略)
自民の候補予定者は県内で唯一未定だったが、公明が3月、石井啓一幹事長の擁立を正式に発表すると、自民県議らが反発。今月には、独自候補を公認するよう県連が党本部に打診していた。県連会長の柴山昌彦衆院議員は30日、取材に「(執行部から)何も聞いていない。県連に説明いただくのが筋だ」と述べた。
県連幹部は取材に対し、「支援者に顔向けできない」と述べ、党本部への撤回要請を検討する考えを示した。地元の草加支部幹部も「公明を支援するなら『支部を解散しろ』という声もある。どう決着をつけるのか」と話す。中山賢一支部長代行は「議席を守ってきた地域だ。(今後の)県連の方針には従うが、簡単には譲れない」と語気を強めた。
自公間の対立は、東京28区の候補者調整で表面化した。自民系の八潮市議からは「14区はまるで東京28区のいけにえだ」との批判も上がっている。(読売新聞23年5月30日)』
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新愛知16区の関係者からの反発も強い。
『次の衆院選で導入される新しい愛知16区で、自民と公明の両党本部は公明現職の伊藤渉氏=比例東海=を自公候補とする方針を固めた。同区で候補者擁立を進めてきた自民の地元議員らは反発している。東京では候補者調整で対立し、公明が自民への選挙協力の解消を表明する事態になっており、県内でも自公の間にすきま風が吹き始めた。
「愛知16区に自民の候補者を擁立するのは見送るように」。自民愛知県連幹部らは6月1日、党本部で茂木敏充幹事長や森山裕選対委員長から、こう伝えられた。
この席上、地元議員らが同党の独自候補の擁立を求める嘆願書を提出した。出席者によると、地元県議は「公明候補は応援できない」とさえ伝えたが、党本部の方針が変わることはなかった。
茂木氏らとの会談後、取材に応じた県連会長の丹羽秀樹衆院議員は「地域としっかりと話し合っていく必要がある。意見を聞きながら、決めていきたい」と述べるにとどめた。だが同席した県連副会長の水野富夫県議は「(党本部の方針は)納得していない」と異を唱えた。(朝日新聞23年6月1日)』
もし新愛知16区で「公明党候補を応援しない」となれば、公明党も愛知の他の選挙区で自民党候補の選挙支援をしないということにもなりかねない。(~_~;)
次の衆院選では、自公の選挙協力はスンナリ行かず。自民、維新は同じ選挙区で、保守票を奪い合うという今までにない選挙戦になりそうな感じが。
立民党や他の野党が、混沌としそうな戦いの中を、うまく勝ち抜けられないものかな~・・・とか思ったりもしているmewなのだった。(@_@。
THANKS