【テニス・・・全仏OPの2回戦で、33位の西岡良仁は68位のパーセル(豪)に3-1で勝、全仏では自身初となる3回戦進出を決めた。(^^)
今回は第27シードなので、順当と言えば順当なのだが。西岡はどちらかと言えば、ハード・コートが得意な選手なので、クレイで2回勝利はよくやってると言っていいかも。今年は全豪もベスト16にはいったし。以前より、粘り強くなって、ミスをしてもイラッとして自滅するケースが減っているかも知れない。
次は171位ながらメドベを破って注目されているクレー得意のウィウド(ブラジル)。先手をとって西岡ペースで運んで欲しい。ガンバ。o(^-^)o】
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マイナカードに関する記事をほぼ書き終えていたのに、消してしまった~。(ノ_-。) <資料は残っているので、何とか5日ぐらいまでには書き直す予定。^^;>
で、今回は、もう一つ、問題が大きい&反対が多いのに、自公国維が強引に通そうとしている入管法改正案に関する記事を・・・。
入管法改正案の審議では、先月、維新の会の梅村みずほ氏が入管施設に収容中に亡くなったウィシュマさんや支援者を中傷するような発言を繰り返したため、与野党から大批判を浴びることに。結、委員会更迭、さらには党員資格停止処分を受けるに至ったのだが。
その後も、法務委員会では、維新の議員による問題発言が続、ついには鈴木宗男氏が「国益なくして、人権なし」と発言。(゚Д゚)
国の利益のために収容者の人権擁護が後退してもやむを得ないという趣旨の発言をして、ヒンシュクを買っている。(~_~;)
そもそも維新は政党として、難民申請者や収容者の支援団体などに関して、問題を覚えており、彼らの動きを封じるためにも入管法を改正すべきだと考えているのである。(>_<)
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梅村みずほ氏に関しても、維新は、あまり批判の声が多かったことから(やむなく?)半年間の党員資格停止処分を下したのだが。(支持率アップの勢いを失いたくなかったのだろう。>
梅村氏に処分は「発言内容」に対してではなく、あくまでも「ガバナンスを逸脱した(党の指示に従わなかった)」ことを理由に挙げていたし。梅村氏本人も、信念や根拠があるとして、発言の撤回や謝罪には応じない姿勢を示している。(-"-)
また、維新は梅村氏を委員会から更迭したあとも、音喜多政調会長が同委員会で、(ウィシュマさんの名は出さないようにしたものの)梅村氏と変わらないような主張や質問を行ない、批判を浴びていた。^^;
<難民審査参与員の経験のある識者に「社会と被収容者との摩擦を引き起こしかねない支援団体があると聞いたことは?」と質問したりとか。「ない」って否定されてたけど。>
そして、今度は鈴木宗男氏らが法務委員会で、トンデモ発言をしたのである。(・o・)
<鈴木氏は、梅村氏が問題発言をした時も、真横の席でず~っとニヤニヤしていて、ちょっとイヤ~な感じだったのよね。(-_-)>
『「国益なくして、私は人権もないと思っております。人権だけ、優先してもですね」
5月30日、参議院法務委員会でこう語ったのは日本維新の会の鈴木宗男議員(75)。
この日、同委員会では難民等の保護に関する法律案や出入国管理及び難民認定法について質疑を行っていた。そこで鈴木議員と同じく日本維新の会の清水貴之議員(48)が入管から仮放免措置を受けた外国人が1400人ほどの行き先がわからなくなっているという件に触れ、「仮放免の許可の審査がちゃんとできていたのか」などと疑問視。
その後、清水議員に次いで質疑の場に立った鈴木議員は「1400人もの逃亡者がいる。その行方がわからない」「私は国の基本は安全保障、外交、教育、治安だと思っています。これは治安に関して極めてですね、由々しき事態だと、こう思っているんですね」と発言。
さらに「1400人が逃亡している、行方がわからない。この現実をどう受け止めるのか」と投げかけると、政府の入管法改案に対案を提出している立憲民主党の石橋通宏議員(57)が「1400人の方々はいかなる背景事情や理由で逃亡しているのか、逃亡せざるを得なかったのか。本質的な制度の現状の問題というのをしっかり深掘りするべきだ」と応酬。
そんななか鈴木議員は「国に帰ったら迫害を受ける。そういう国の状況なんかも勘案して、入管は難民申請者に対しては、私は公平に公正に対応しているという認識もしていれば、それが事実ではないかと思っています」と言い、齋藤健法務大臣(63)に案を出した理由を改めて問うことに。
そして齋藤大臣の答弁を引き受けた形で、鈴木議員は「トータルで考えてですね、何を持って国益かという観点が一番だと思います」と言い、続けて冒頭のように“国益なくして人権なし”と話したのだった。
その発言に思わず議場では「え?」とどよめきが。さらに苦笑する議員を見つけると、鈴木議員は「信念を持ってですね、あなたの何十倍も政治家をやってきてますから、こう言ってるんです!」と啖呵を切った。
そして「大臣ですね! 何かしら人権といえば善だ、全てだ。国益といえばちょっと一歩下がれ、みたいな議論は通らん。私は両方大事だし、両方考えた上で判断をして、この法案が出ていると思います」と述べた。(女性自身23年5月31日)』
上の記事には、このあと、ネットで『《国益なくして人権なし、つまりは外国人とか関係無く国家(権力者たちのこと)の役に立たない者には人権など必要無いということ》《国益無くして人権なしって言った なんでこの人ここで喋ってるんだろう…》《国益無くして人権なしとか言う政治家、国害でしかない》《頭の中が「お国の為に死ね」と言ってた戦時中のままなんだろうか。そんな時代遅れの頭してるんだったら、もうさっさと引退して下さいとしか言いようがない》』という感想が出ていたと記されていたのだが・・・。
ネットの投稿を見ていると、もともと外国人を日本からできるだけ排斥したいと考えている超保守系の支持者(orネトウヨ系)の多くは、維新の会と同じように、どこかで見て来たような難民申請者や支援団体の問題点を(あること、ないこと?)次々と挙げ、入管法改正案に賛成する意見を書いている。(~_~;)
<挙句の果ては、LGBT法案もそうなんだけど「サヨクが支援団体の利益のためにやっている」という常套句を持ち出したりしてね。(~_~;)>
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前から書いていることだが。もちろん入管施設に収容された外国人の中には、問題のある不法滞在者や安易に難民申請する人もいるとは察するけど。<かなり態度の悪い収容者、問題のある仮放免者、国や施設職員に批判的な支援者もいて、ムカつく部分があるかも知れない。>
ただ、中には帰国したら生命や生活の危機がある人も少なからずいると思うし。その人たちの人権を、できる限り尊重する必要があることは言うまでもないし。そのためには、支援者のサポートも必要になる。(**)
ところが、入管法改正案にかかわらず、いわゆる戦前志向の超保守派や一部の保守タカ派は、「人権」より「国益」を重視しようとするのである。<国民の平和な生活」より「国力」を重視する傾向もある。>
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そもそも「国益なくして、人権なし」などというのは、それこそ超保守派が忌み嫌う中国や北朝鮮(mew的には現・ロシアも)とかの国家主義的な国の発想だろう。
<ムネオ氏や安倍元首相はロシアと懇意だったけど。あと何故か国益重視派や超保守派の主張の中には「中国や北朝鮮みたいな国にしたいのか?」と思うようなことが多いのよね。不思議だ。(~_~;)>
それに日本は、現憲法で「基本的人権の尊重」を原則としている国ゆえ、人権といえば善だ、全てだ。国益といえばちょっと一歩下がれ、みたいな議論は通らん」などという主張は、通らないのである。(~_~;)
しかし、12年に安倍元首相&超保守仲間が作った自民党の憲法改正草案では、12条の「公共の福祉」に関する条文を「自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない。」と改正することを提案。
人権より国益を重視する憲法に変え、国家主義的な国を作ることを目指しているのである。<「個人の尊厳」も「個」を認めず、「人の尊厳」に変えている。>
そして、維新の会もまた、このような国家主義的なアブナイ思想を持った政党であることを、早く多くの国民に気づいて欲しいと思うmewなのである。(@_@。
THANKS