【体操・・・昨日、全日本個人総合、NHK杯に続き、全日本種目別が終わり、世界選手権代表が全員決まった。
男子は、既に決まっていた、橋本大輝、萱和磨、三輪哲平のほかにNHK杯単独ではTOP&昨日も高得点種目が大きかった千葉健太、床と跳馬のスペシャリストに南一輝が選ばれた。<ちょっとごひいきの千葉は白井と同学年。大学時代から上位にいたのだけど、初の代表入りだ。"^_^">
男子は期待されていた谷川兄弟や北園丈琉が故障なども影響もあってか、上位にはいれなかったのが気がかりだが。五輪までに回復して、高いレベルの競争をして欲しい。<男子鉄棒は16年リオ五輪団体金メダルの田中佑典(33)が9年ぶりに優勝。スゴイ!(@@)>.
女子は、高校時代から活躍している宮田笙子、深沢こころ、渡部葉月と若手の岸里穂に加え、平均台のスペシャリスト(21年世界体操・金)の芦川うららがはいった。
男子は団体優勝が目標。女子も全体をレベルアップして団体入賞、できればメダルを狙って欲しい。o(^-^)o】
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ところで・・・先週9日、衆院内閣委員会で、自民党と維新が急に協議をして一晩で作ったLGBT法の修正案が、国会に提出され、ほとんど議論もされないまま、自公維国の賛成で可決された。
今週13日に衆院本会議で可決し、16日までには参院の議決も行なって、同法案を成立させる予定だという。(-"-)
<関連記事・9日の『LGBT法案で、超保守派が造反か&自民・維新が与よ党協議。国会の議論は軽視…』、10日の『自公維国が次々と悪法を通す&自民・維新の与よ党が一晩でLGBT修正案作成…』、11日の『自民と維新の依存関係。自民がLGBT法の協議を要請&維国案をほぼ丸のみ…』など>
立民党は、この自民党と維新の協議による修正案提出や、何十分しか説明、質疑が行われない審議や採決のやり方を「暴挙」だと批判。
また、突然、性同一性を「ジェンダーアイデンティティ」という馴染みのない英語に書き換えたことに関して、「曖昧でいいかげんだ。英語を法律に書き込むなんて恥ずかしい話だ。日本の法律史上、まれに見る汚点だ」と批判していたのだが・・・。
どうも自民党の超保守派の中には、今でもLGBT法案を作ること自体を「暴挙」だとして、強い反発を示している人が結構いるようで。今日12日の衆院本会議でも、党議拘束を外すように求めているとのこと。
もしかしたら本会議の議決で造反者が出る可能性がある。(~_~;)
しかも、超保守派がここで反発を示す大きな理由の一つは、この法案に反対していた安倍元首相の「慰霊祭」が12日に行われるからだという。(@@)
<主催者の神道政治連盟も、LGBT法案に反対するように議員たちに強く要請、指示しているのよね。(-_-;)>
『法案は13日に衆院を通過し、16日にも成立予定だが、自民党では採決時に党議拘束を外すよう求める声があり、与党修正案に自民党内から造反が出る可能性も指摘されている。(日刊スポーツ23年6月9日)』
超保守系のライター・有本香氏は夕刊フジに、議員たちの思いを代弁するような、こんな原稿を寄せている。
<彼らが「神武天皇以来云々」という理由で、LGBT法案に反対していることを、多くの国民に知って欲しい。・・・尚、今回の件で、初めて「朝敵」というウヨ用語を学んだ。^^;>
「有本香の以読制毒・・・LGBT法案成立は日本史上「最大級の暴挙」 岸田首相は安倍元首相の「憂慮」を理解しているのか 「朝敵」の運命いかなるものだったか」(夕刊フジ6.8)より
『ここへ来て岸田文雄首相(総裁)率いる自民党は、おそらく日本史上でも「最大級の暴挙」をしでかそうとしている。過去、例を見ない形で、LGBT法案を強引に通そうとしているのだ。(略)
教育現場に過激な「性」教育が持ち込まれ、子どもたちのアイデンティティーに混乱が生じる恐れがあること。さらに、性自認を偽称する者による犯罪が誘発される危険性。例えば、「心は女」だと主張する男性が女性の浴場やトイレに入って事件となるが、「差別」を盾に免罪されかねないことなど、安倍氏は2年前すでに、正しい問題指摘をしていた。
私が直接聞いたこれらに加え、八木秀次氏(麗澤大学教授)は、安倍氏が2年前、別の重大な危惧をも口にしたと夕刊フジで明かしている。
「安倍氏は、肉体は女性だが、性自認が男性の『トランス男性』を男性と扱うことになれば、皇位継承者を『皇統に属する男系男子』とする皇位継承の原理が崩れることまで憂慮した」
神武天皇以来、万世一系で約2000年続く、日本の皇統。これを崩壊させんとする者は「朝敵」である。
皇統の重要性は、いわゆる男女同権の話とはまったく異なるものだということは本コラムで再三書いてきた。詳しく知りたい方は、作家・百田尚樹氏と私の共著『「日本国紀」の天皇論』(産経新聞出版)をお読みいただけたら幸いだが、皇統が崩壊すれば、日本が終わると言って過言でない。
その暴挙を為そうとしている自覚が、岸田首相と政権の人々、自民党幹部にあるのか。さらに、2年前と同様に今回も、同法案推進に努めた古屋圭司氏(元国家公安委員長)、稲田朋美氏(元防衛相)、新藤義孝氏(元総務相)ら、〝安倍恩顧〟であるはずの面々は、安倍氏の懸念を何一つ解消させないまま、進んで「朝敵」となる覚悟をしているのだろうか。
古来、朝敵の運命がいかなるものだったかは、あえてここに書かない。閣僚経験者なら当然知っているだろうし、もし知らないのなら、歴史書を紐解いて勉強してもらいたい。』(つづきは*1に)
このような戦前志向の超保守思想を日本の政治に持ち込もうとしている大きな団体の一つが、神道政治連盟だ。(-"-) <もう一つ、日本会議も有名。>
この団体には、自民党の議員のうち264人が所属(安倍氏が会長だった)。団体側の考えに合意した上で、選挙の支援を受けている。
昨年の参院選の前も、現職議員(候補者)を集めて、LGBTや同性婚に反対するように要求。LGBTは精神障害だという内容の冊子を配っていたことがわかり、批判を浴びていたのだけど。今月9日には、LGBT法案絡みの話もしたのか、団体の会長がわざわざ岸田首相を訪問していたという。^^;
その神道政治連盟が、6月12日に安倍元首相の慰霊祭を行なうとのこと。おそらく自民党の超保守派議員の多くは、この慰霊祭に出席するのではないかと思うし。LGBT法案には賛成しにくくなる人も出るかも知れない。^^;
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『自民党内にはなお、不満がくすぶっている。LGBTQなど性的少数者への理解増進法案が9日の衆院内閣委員会で可決。13日にも衆院通過の見通しだが、自称・保守系議員の一部は本会議の採決で「党議拘束」を外すよう求め、造反も辞さない構えだ。
どうやら、このタイミングはバツが悪いらしい。理由は12日に東京「ホテルニューオータニ」で営まれる安倍元首相の「慰霊祭」だ。「桜を見る会」の前夜祭にも使用された「思い出の地」を会場に選んだ“粋な”主催者は「神道政治連盟」ーー。全国約8万社の神社を包括する「神社本庁」の政治団体だ。伝統的な家族観を重視し、LGBTQの権利擁護にも一貫して消極的な組織である。
主張を共有し合う神政連の「国会議員懇談会」には衆参264人の議員が所属。衆・参議長と18歳の女性との飲酒問題で離党した吉川赳衆院議員を除けば、全て自民党議員だ。亡くなるまで安倍元首相が会長を務めていた。
「慰霊祭は懇談会との共催。7月8日の一周忌の前なのは、この時期にもともと、懇談会との会合が設定されていたからです」(神政連の担当者)
参院選直前だった昨年6月の会合では、LGBTQへの偏見に満ちた冊子が配布された。同性愛について〈後天的な精神の障害、または依存症〉などと記した内容が明らかになると、批判が殺到。抗議署名は5万筆を超えた。それでも神政連は今年4月の統一地方選で、自民の公認候補にLGBTQへの理解増進などに反対を求める「政策協定書」を送付。主張を曲げようとしない。
「神政連は2年前の衆院選でも同内容の協定書を自民候補に送付。賛同・署名が推薦の条件でした。解散風が強まる中、選挙に弱い議員ほど保守票が欲しくて意向は無視できない。また、安倍さんの死後、中曽根弘文元文科相が懇親会の会長に就いたが、安倍派の次期領袖の座を競う萩生田政調会長、西村経産相、世耕参院幹事長も懇談会メンバー。後継レースを左右する意味でも、彼らは安倍さんが担った会長の座を狙っている。ますます慰霊祭と同時期にLGBT法案を通過させ、神政連のメンツを潰すわけにはいかないのです」(神社本庁関係者)
9日の昼は神政連の打田文博会長が中曽根氏らを従えて官邸を訪問。岸田首相と約20分会談した。LGBT法案を巡る抗議か、圧力か。あるいは懇談会メンバーでもある岸田首相に慰霊祭への出席を求めたのか。いずれにせよ、自民党と「宗教右派」の結びつきは異常だ。(日刊ゲンダイ23年6月11日)』
維新の会にも馬場代表、松井前代表をはじめ日本会議系超保守派の議員がかなりいる。
どうか日本の議員、国政がこのように偏った&時代錯誤の思想の影響を受けていることを、もっと多くの人に気づいて欲しいと・・・その一心で、毎日のように超保守系の話をブログにあげているmewなのだった。(@_@。
THANKS