【テニス・・・錦織圭がカリビアンOPの準々決勝に出場。254位のウォルトン(豪)を6-4、6-2で下し、ベスト4にはいった。(^^)
だんだん錦織らしい、胸がキュンと来るようなスーパーショット(戸張っぽく)も出るようになって、プレー自体は上向きになっているのだが。何分にも1年8ヶ月ぶりの試合である上、連日、暑い中で試合が続いているため、16日は「グランドスラムの準決勝をやったような疲労感」、17日は「もう帰りたいですね。家に。できる限りのところまで今週は頑張りますけど、なかなかきてます」と疲労がかなり蓄積している様子。もし勝ち続けると休みなしで18日準決勝、19日決勝なので、そちらの方が心配になってしまう。<Wの中継を考慮してか日本時間の朝、現地では夜の遅い部(21時頃開始)に試合が組まれているのだが。もし以前の通りなら、錦織は22時にはオネムになってしまうので、それも大変そう。
ただ、本人は「勝ちたいという欲が出てきた」そうなので、無理は禁物だけど、できれば優勝して、「自分は戦って行ける」という自信をつけて欲しいなと思う。ガンバ!o(^-^)o】
* * * * *
先週、気になったニュースを2つ・・・。
まず、16日にLGBT法案が参議院本会議で議決され、自公維国の賛成多数で可決され、成立した。(-"-)
自民党では、戦前志向の超保守派の議員たちが、LGBT法案を作ること自体に反対し、造反をにおわせて党議拘束を外すことを求めていたのだが。茂木幹事長が「党議拘束は外ささない、造反すれば処分の対象になる」と明言したことから、反発する声が抑えられてしまった感じがある。^^;
結局、衆議院では杉田水脈氏が体調不良のため届け出をして欠席。高島修一氏は採決を行なう直前に腹痛のためトイレに行き10分間出て来ず、議決を棄権した。(~_~;)
一方、参議院では安倍シンパでお馴染みの青山繁晴氏、和田政宗氏に加え、参議院議長だった山東昭子氏の3人が採決の前に退席をして、棄権をした。
青山氏によれば、『党内には当初、「行動をともにしたい」という議員が16、17人いたという。
青山氏は、党の部会で「賛成少数、反対多数」にもかかわらず、部会長らに一任という結論を強引に取り付けた手法について、「自民党の民主主義を内部から壊している」と指摘した。(略)
青山氏は「党幹部からも『解散権をもてあそんだ』という批判が漏れている。LGBT法への対応も、党議拘束もあったから表面化していないが、党内に生じた岸田首相への疑念は深刻。すごく深くて大きいと思う」と語った。
(夕刊フジ23年6月17日)』
安倍元首相の超保守仲間(特に安倍派)の岸田首相への不満はどんどん募るばかり。<昨日書いた、安倍後継者が後任をとれなかった問題もあるしね。>岸田首相の支持率がもう一度低下したら、二階派や菅G辺りと結びついて、「岸田おろし」の動きが始まる可能性は十分にある。(~_~;)
先週、一番驚いたニュースはこれだった。(**)
大阪府吹田市の教育委員会が、市立の小中学生が「君が代」の歌詞を暗唱しているかどうか、調査を行なっていたことがわかったという。(@@)
大阪府は、橋下徹氏が府知事だった2011年5月に、全国で初めて「公立校の教職員に君が代の起立斉唱を義務づける条例」を作っている。
創設者・松井一郎氏をはじめ日本会議系超保守派議員の多い「大阪維新の会」府議団が条例案を提出。公明、自民、民主、共産の4会派は反対したものの、過半数を占める維新の会などの賛成多数(賛成59票、反対48票)で可決されたのだ。
今回は、自民党議員が議会で質問したために、調査を行なったと言うのだが。このような動きにはアブナイ兆しを感じる。(-"-)
<吹田市はジャル後藤パパが市長だったはずだけど。市長もOKの調査だったのだろうか。^^;>
* * *
「君が代暗記状況を一斉調査 大阪の小中、組合反発
大阪府吹田市教育委員会が3月、全ての市立小中学校を対象に、児童生徒が君が代の歌詞を暗記しているかどうかを一斉調査していたことが14日、市教委への取材で分かった。教職員組合は反発し、市教委に抗議文や要望書を提出。組合関係者は「調査は行き過ぎている。(不当な支配に屈しないとする)教育基本法に抵触する可能性がある」と問題視した。
市教委によると、3月9日、小中54校の校長に「卒業式・入学式について」という文書を通知。国歌と校歌の歌詞の暗記状況を調査するよう依頼した。回答用紙には各学年の在籍者数と暗記している児童生徒数を記入する欄があり、即日報告するよう求めていた。(共同通信23年6月14日)』
『市教委は毎日新聞の取材に調査を認めたうえで、「市議会で暗記状況の問い合わせを受けた。内部で検討した結果、学習指導要領も踏まえて調査が必要だと判断した」と説明した。市議会の文教市民常任委員会で委員の自民党市議から質問されたという。
全ての学校から回答が寄せられ、市教委は小学校と中学校で学年ごとの全体の割合を分析。市議にはこの結果のみを伝え、各校の個別データは知らせていないとしている。また市教委は、2年前にも議会側からの要請を受けて同様の調査を実施していたことも明らかにした。(毎日新聞23年6月14日)』(詳しい全文を*1に。)
安倍二次政権では「教育再生」策(という名の教育改悪策)により、小中高の教科書や学習指導で愛国教育を行なう方針が強化されていたのだが。教育でも「脱アベ」をして行くように、野党やメディア、国民がしっかりチェックして行く必要があると思う。(・・)
話は変わって・・・(何かあまり大きな問題にならなかったのだけど。)
自民党・高野光二郎参議院議員(48・高知・麻生派)が、秘書に暴力行為を行なったことが発覚。
高野氏は当初、「殴ったのではなく鼻に当たってしまった」「救急救命の講習を受けているので、鼻血の処置をした」などと釈明していたのだが。16日になって、何故だかあわてて、議員辞職をすると発表した。<何かもっと問題になりそうな情報が出そうだったのかな。^^;>
高野氏は河野洋平氏の元議員秘書だったとか。13年に38歳の若さで参院議員に当選して10年めだったのだけど。驕りが出てしまったのだろうか?^^;
<四国は参院選挙区が高知と徳島の合区になったので、党内にライバルも多いだろうしね~。>
『徳島・高知選挙区選出の自民党・高野光二郎参議院議員は、2022年の末、高知市の居酒屋で秘書を殴打し、鼻から流血させていたことが、テレビ高知の取材で明らかになり、14日、国会内で「気合を入れる意図で胸のあたりをポンとたたくつもりが、鼻に当たってしまった」と陳謝しました。
▼高野光二郎参議院議員「私の左隣におって、ちゃんとやろうぜっていう感じです」
高野議員は秘書が流血した後、おしぼりで血をぬぐったと説明しました。
▼高野光二郎参議院議員「私、救急救命の講習を受けておりまして、鼻だけに限らずですね、いろんな止血方法とか、骨折に至った際の介助方法を知っております。そういった意味で鼻血が出たときにですね、こうやって上向いて、こうやってつまんで20秒ぐらいおったら止まるからという感じで掴んだっていうのがあります」』
『▼元秘書の証言「個人間で解決したいという思いだったが、きのうの会見で認識に違いがあったので残念に思い、取材を受けることにした」
「鼻血の応急措置をしたあとも、高野議員の話が続いた。血が止まったころに高野議員の方に顔を向けると、再び、口のあたりを殴られた」』(テレビ高知23年6月14日)』
* * *
『自民党の高野光二郎参議院議員が秘書を殴打して流血させた問題を受け、自民党高知県連は「除名や離党勧告など、厳正な処分」を党本部に申し入れる方針を決めました。16日開かれる県連の党紀委員会で正式決定する予定です。(テレビ高知23年6月15日)』
『自民党の高野光二郎参院議員(48)(徳島・高知選挙区)は16日、高知市内で記者会見を開き、男性私設秘書(退職)の鼻を殴打し、出血させた責任を取り、議員辞職すると表明した。「政治家として取り返しのつかないことをした。元秘書に心からおわび申し上げる」と謝罪した。(読売新聞23年6月16日)』
もちろん秘書への暴力行為は問題が大きいとは思うのだけど。何で急に議員辞職という話になったのか(衆院選に出てきたりはしないでしょうね)、何だかしっくり来ない感じがして、気になってしまったmewなのだった。(@@)
THANKS