【テニス・・・錦織圭がカリビアンOPの準決勝で、423位のヘイジ(ブラジル)に6―4、6―2で勝ち、決勝進出を決めた。(^^)
ハイデは、前の試合でかつて錦織とTOP10入り争っていたトミーを破って来た選手だけに、サーブやフォアはかなりよかったので、1セットめは苦戦する場面もあったのだけど。この試合も錦織らしいプレーが随所に出て、2セットめはしっかり取り切った。
思いのほかトップクラスにいた頃に近いレベルのプレーができているので、本人も「自分でも笑けてくるくらいうれしい」「勝ってくると、自分への期待感が自然と増してくる。変な意味で自信がついてしまう」と喜んでいた。
ただ、錦織は体が小さい分、体全体(+頭、精神力)を駆使しているので、それらの疲労の蓄積をいかにクリアしていけるかが大きな問題だ。<昨日は、腹筋にテーピングもしていたし、おそらく体中バキバキのはず。>本人いわく、「何とか明日まで持つと思います」「強気なことを言って負けると、アレなんで、お茶でも飲みながら応援よろしくお願いします」とのこと。・・・あともう1試合、ガンバです。o(^-^)o】
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まず、16日の『自民惨敗、立民>維新の予測に怯んだか?岸田首相が今国会は解散しないと』に関連する話を・・・。
今国会での解散総選挙をにおわせていた岸田首相が、15日に解散しないと明言したのだが。16日の記事に、自民党にかなり不利な予測が出ていたことが、解散を回避した要因ではないかと書いた。
<自民党 220議席(42減)、公明党 23議席(9減)、立憲民主党 114議席(17増)、日本維新の会 75議席(34増)、日本共産党 13議席(3増)、国民民主党 9議席(1減)、
れいわ新選組 6議席(3増)、参政党 1議席、その他 9議席 (現代ビジネス23年6月14日)>
自民党が42議席減というのは、ちょっと厳し過ぎる予測かな~と思ったのだけど。先週末に出た2社の世論調査の内閣支持率の数字を見て、「あら~。本当に厳しい状態だったのね~」と認識させられた。(・o・)
2社とも支持率が大幅に減少、不支持率が上昇し、また不支持率の方が不支持率を上回るようになっていたからだ。^^;
毎日新聞・・・支持率33%(-12P)、不支持率は58%(+12P)
共同通信・・・支持率40.8%(-6.2P)、不支持率は5.7ポイント増の41.6%(+5.7P)
この数字を見ると尚更、16日に思い切って解散してくれればよかったのに~と思ってしまうのだが。(・・)
岸田首相としては、早く今国会を閉めて、長男の公邸忘年会やマイナ・カードの諸問題、防衛増税の話などマイナス要因の話題を抑えてしまいたいところだろう。(~_~;)
岸田首相の求心力が少し落ちて来たと見てか、次期首相の座を狙う萩生田政調会長(安倍派)が早速、岸田内閣の批判を行なったという。(@@)
『自民党の萩生田政調会長は17日、鹿児島市で開かれた党の会合で、2022年の予備費の執行などについて、首相官邸は「地方の感覚に欠けている」と述べた。
自民・萩生田政調会長「岸田内閣一生懸命やっているんですけど、1点だけあえて批判をさせていただくとすれば、地方の感覚に欠けている総理官邸だなと、はっきり申し上げています」
萩生田政調会長は、2022年の物価高対策の予備費の執行が9月下旬で、地方議会の「9月議会には間に合わない。これはいけない」と指摘した。
そして、安倍内閣で官房長官だった菅前首相と官房副長官だった萩生田政調会長は、2人とも地方議員出身で、「地方に届けるには、いつしなければならないか、常に話題になった」と強調した。(FNN23年6月17日)』
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先週、ブログに書いたように、安倍派は山口の選挙区争いで安倍後継者の公認が認められなかったことを、かなり不満に思っている様子。
7月9日に安倍晋三氏の1周忌を控えていることもあり、安倍派として巻き返しをはかることを考えている。
もしかしたら、この夏の間に「岸田では選挙が勝てない」と、二階派、菅Gなどと結託して「岸田おろし」を始めるかも知れない。^^;
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また、自民党にとっては、このニュースも面白くないかも知れない。(-"-)
次の衆院選で、他の党の議員が維新から立候補するというウワサがちらほら出ているようなのだが。
早速、元自民党の県議が、維新から出馬することが決まったという。
『日本維新の会福岡県総支部は17日、次期衆院選福岡5区の支部長に選ばれた元自民県議、松尾嘉三氏(54)の就任記者会見を開いた。支部長は次期衆院選の公認候補となる予定。維新は松尾氏の擁立により、県内11選挙区のうち1、4、5の計3選挙区で候補予定者が固まった。
松尾氏は春日市議を経て2011年の県議選で初当選。23年4月の県議選春日市選挙区に自民党から立候補したが、落選していた。
松尾氏は17日に同市内で開いた会見で、維新から立候補する理由について「志半ばで落選し、新しい道はないかと模索した。維新の理念は私の政策に一致した部分が多々あった」と説明した。【竹林静】(毎日新聞23年6月17日)』
尚、立民党の松原仁氏も、選挙区変更の要望が通らなかったとして離党届を出している。本人はとりあえず無所属で出ると言っているが、もともと超保守派&改憲派ゆえ、維新にはいるのではないかという見方も出ている。^^;>
立民党はと言えば・・・。先週16日、衆院に内閣不信任案を提出したのだが。政権与党の時期だけでなく、よ党の維国も反対票を投じて否決された。(共産、社民は賛成。れいわは棄権。)
『立憲民主党が16日に提出した岸田政権に対する内閣不信任決議案は、同日の衆院本会議で自民、公明の与党に加え、同じ野党の日本維新の会、国民民主党も反対に回り、採決(反対342、賛成107)により否決された。
立民の泉健太代表は会見で「国民生活にもっと予算を投じなければいけない。にもかかわらず岸田政権は国民生活よりも防衛費に予算を回す」などと批判を繰り返した。また不信任案提出を「年中行事」と、やゆした維新に対して「そういった政党は国会冒頭の代表質問も止めたらいい。他の法案の採決も止めたらいい。議員立法を出すのも止めたらいい。民主主義を理解していない」と逆ギレぎみに反論した。(日刊スポーツ23年6月16日)』
15日の『16日に解散?+不信任案は問題提起の重要手段・・・』に書いたように、mewは内閣不信任案を出すのは「アリ」だと思っていたし。この件については、泉代表の言葉に同感する。<珍しく考えが合った。^^;>
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ただ、泉代表&執行部は、ここから各選挙区の候補者をどんどん決めて、秋の衆院選に備えようとしていたのだが。
ところが、16日に「泉おろし」にもつながるような動きが起きた。(@@)
あの小沢一郎氏が主導する形で、「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」が結成し、16日に突然、会見を行なったのである。しかも、この会には立民の衆院議員96名中53名が参加する予定だという。(゚Д゚)
『この日、不信任案提出を前に重鎮の小沢一郎氏や小川淳也前政調会長ら11人の衆院議員が発起人となり、「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」の設立会見を行った。泉氏は次期衆院選で他の野党との選挙協力を行わない方針だが、野党共闘を訴え、公然と異を唱えた。賛同する議員が50人を上回ったことを明らかにするなど、党内には波紋が広がっている。(日刊スポーツ23年6月16日)』
正直なところ、私はもともと泉代表は早く変わって欲しい、泉代表では衆院選の議席は伸ばせないと思っているので、泉おろしをしてくれてもOKだ。<秋に選挙なら、夏のうちに代表選をやるのも「あり」かも。>
また、21年の代表選のように、市民連合を介して共有できる政策を確認した上で、他の「野党」と選挙協力することもやぶさかではないのだが。<維新はダメ。国民は政策が合うかどうか。>
ただ、率直に言って、あの小沢一郎氏が主導する形で、このような会が結成され、活動を行なうことに、強い不安や抵抗感(疑心暗鬼、イヤ~な感じ)を抱いてしまうのも事実で。この会については、もう少し情報を集めて検討したいと思うmewなのだった。(@@)