【全英テニス・・・116位の綿貫陽介(25)は2回戦で元2位・19シードのズべレフ(26)と対戦。前半はほぼ対等に打ち合って、1セットとったのだけど、4‐6、7‐5、2‐6、2‐6で敗退した。1戦めも後追いで見たけど、すごく堂々とプレーしていたし、サーブやショットもよくなっていたし、この調子で行けば、近い将来、TOP100になれるかも。上位でぷれーするために、体力強化を。o(^-^)o】
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前記事『安倍の一周忌を機に、改めて「脱アベ」路線を進め、平和で民主的な戦後体制の維持を願う』の関連記事を・・・。
8日、櫻井よしこ氏ら超保守系の識者の呼びかけによって「世界に咲き誇れ日本―安倍晋三元総理の志を継承する集い」が開かれたのだが。<日本会議会長の田久保忠衛氏も呼びかけ人になっていた。>
安倍昭恵夫人もこの会に出席し、「以前、森総理は『日本は神の国』と言って問題になりましたけれども、私は間違いなく、日本は神の国だなというふうに思っています。
脈々と続いた、歴史ある日本。本当に主人はこの日本を誇りある国にするために頑張ってまいりましたので、私もこれから主人の魂とともにこの国のために尽くしていきたい・・・」などと、いかにも超保守系っぽいあいさつしたことに驚いたのだけど・・・。
<あ、でも、昭恵夫人は森友学園の見学に行った時に、園児が「教育勅語」とか唱えているの見て、観劇したって言ってたから、その素養はあったのかな?>
もう一つ驚いたのは、あいさつの中で、昭恵夫人のLGBTの友達に会った時の話をしていたことだ。(・o・)
『皆さんにとりましても、優しい主人の思い出がたくさんおありかと思いますけれども、私が最後に主人に頼みましたのは、LGBTの友人に会ってくれということでした。私はLGBTの友人がたくさんいるので、法案のことでいろいろ批判の声がありました。主人にそれを伝えて、直接話を聞いてもらえないかと言ったところ、いいよと言って一緒に食事をしてくれました。食事をしながら、飲みながら、彼らの話を熱心に聞いて、一つ一つの課題に対して、法律にしなくても、それは、こういう解決方法があるんだ、日本は昔から差別をするような国ではないんだと議論を重ね、彼(友人)は大変喜んで納得をしていました。どんな人ともきちんと話をして、そして解決をみいだしていくという姿に私は本当に感謝し、また尊敬をしていました。』(スポニチ23年7月8日)
正直、mewは、何故、安倍昭恵氏が、このエピソードを持ち出したのか「???」だった。(@@)
この集いが行われるつい1ヶ月前、自民党内では超保守勢力がLGBT法案を作ることに大反対して、大もめしたばかりなのだ。
しかも、中には「安倍元首相が反対だった」という話を持ち出して、他の議員を説得したり、メディアに訴えたりする人もいたほどだ。
<6月12日『12日に安倍の慰霊祭。LGBT法反対の神政連に歯向いにくい自民の超保守派』などなど>
この「安倍晋三元総理の志を継承する集い」に出席している人の大部分は、超保守思想を持っている人のはず。そして、超保守派の多くの人たちは、「LGBT」の存在は認めていないor好ましく思っていない。
それこそ、杉田水脈氏いわく「LGBTは生産性がない」、荒井首相秘書官いわく「見るのも嫌だ。隣に住んでいるのもちょっと嫌」な存在だし。「男」「女」の性別、あり方を守ることが日本の伝統的な国民のあり方、家、皇室制度のあり方を守ることになると主張していたのである。
安倍氏がスカウトした超保守マドンナ(?)の稲田朋美氏は、LGBT法案を作ることに理解を示し、21年の東京五輪前に与野党合同の議連で法案作りを行なったのだが。結局、安倍氏をはじめ党内の超保守派の反対によって、法案を作ることができなかった。(-"-)
そんな人たちが集まっている中で、わざわざLGBTの話を持ち出して来る昭恵夫人は、一般的には、トンデモKYだと思われてしまいそうなのだが・・・。
昭恵夫人は、「LGBTの友達に会って話をきいてくれた」「法律にしなくても、それは、こういう解決方法があるんだ」日本は昔から差別をするような国ではないんだ」という「優しい主人の思い出」はどこに力点があるのか。
「主人は超保守派が嫌っているLGBTの人とも差別せず、話を聞く優しい人だ」「差別はすべきではない」というところが大事なのか。
それとも、「差別禁止の法律はなくても、問題の解決方法はあるんだ」というところが重要だったのか。
チョット考えてしまったmewなのだった。(~_~;)
その昭恵夫人は、東京の渋谷区にある自宅は、相続せず。(安倍氏の母と兄の名義になった。)安倍晋三氏の名義になっていた山口の私邸を相続したという。(・・)
まあ、それは一国民としての個人的な財産の話なのだが。昭恵氏は、何故か安倍氏の政治団体とその残金を引き継いだというのだ。(@@)
『安倍元首相の妻・昭恵夫人が、安倍氏が代表を務めていた政治団体を引き継いでいることが分かった。28日の「しんぶん赤旗」が報じている。
昭恵夫人は2022年7月8日付で、安倍氏が代表者だった資金管理団体「晋和会」と「自民党山口県第4選挙区支部」の代表に就任。安倍氏が亡くなった当日だ。
両団体の政治資金収支報告書によると、21年12月末時点で計上された残金は、「晋和会」が約5200万円、「支部」は約1億9200万円。計2億4000万円を超える。
通常、亡くなった人が残した資産を引き継ぐと相続税がかかるが、政治団体を継承する場合はかからない。昭恵夫人は“抜け道”的に巨額の政治資金を引き継いだことになる。
しかも、巨額資金の扱いは“ブラックボックス”だ。山口県の選挙管理委員会によると、支部は今年1月末に解散している。残金1億9200万円のうち約2400万円は税金が原資の政党助成金だ。公金が含まれているのに、今年分の収支報告書が未公表なため、支部解散後のカネの行方は確認できない。
ただ、資金の流れを類推するヒントはある。安倍氏の関連政治団体の一つである「山口政経研究会」は、昨年12月末に解散。その直前、「研究会」に残された政治資金34万円が「晋和会」に寄付されている。「支部」の1億9200万円も、同じように解散前に「晋和会」に寄付された可能性がある。「研究会」や「支部」の政治資金が、「晋和会」という“一つの財布”にまとめられたことが考えられる。(略)
政治資金問題に詳しい神戸学院大教授の上脇博之氏は言う。
「一番の問題は、一私人の昭恵夫人が公党の支部代表を引き継いだことです。本来、支部代表の有資格者は公職の候補者です。勝手に支部代表を継承したのであれば、私人の昭恵夫人が政党の看板と政治資金を取得したも同然。私人にもかかわらず、大きな政治力を発揮できる立場になったということです。党本部や昭恵夫人本人は説明を果たすべきです。少なくとも、政党助成金分は国庫に返納すべきでしょう」
(日刊ゲンダイ23年6月29日)』
いわゆる世襲議員の場合は、親が政治団体にプールしておいた政治資金を子に受け渡すウラ相続を行なうのだが。<そのお金を選挙や事務所費用などに使うことが多いのだけど。>
安倍昭恵氏の場合、本人は議員にはならず、安倍氏の後継者である吉田真次氏の後援会長を務めているに過ぎないので、本来なら政治資金は必要がないことになるわけで・・・。この辺りは、ウォッチする必要があると思うmewなのである。(@@)
THANKS