【テニス・・・16日の全英男子の決勝は最年少で世界1位になった20歳のアルカラス(西)と2位のジョコビッチ(セルビア)の新旧頂上決戦に。4時間半にも及んだ激戦をアルカラスが1-6,7-6(6)、6-1、3-6、6-3で制し、憧れのウィンブルドン初優勝を果たした。(*^^)v祝<ジョコは全英18回目の優勝を逃した。表彰式のスピーチの時に拍手を送る息子を見て、言葉に詰まってた。(ノ_-。)>
いや~、本当にいい試合だったけど、正直、疲れました~。_(。。)_
試合は4時間を超える激戦に。しかも、一つ一つのプレー、ラリーのレベルが高く、スーパーショット、カバリングの連続なので(しかも、5回以上続いちゃったり)、それを見逃すまいとすると、見てる方も体力、精神力を使ってしまうのだ。(@@)
書きたいことは山ほどあるのだが・・・。それにしても、つい1~2年前、そのうちTOPクラスになるかもと書いたアルカラスが、もう1位になってしまうとは。(・o・)<遠くからだとサンプラスに似ている。アップだとバレーの荻野にも似てる部分が。>
ジョコもスピーチで言っていたけど、アルカラスには、ジョコ、フェデラー、ナダルを合わせた技術や身体能力があるし。恐ろしく緊張感のある全英決勝の場で、1セットめこそ固くなって1-6で落としたけど、そのあとは強気の攻めで逆転したわけで。(2セットめのタイブレイクをとったのは大きかった。)メンタルもハンパなく強いのかも。^^;
ちなみに、フェデラー、ジョコ、ナダル、マレーのビッグ4以外の選手が全英で優勝したのは、02年のヒューイット以来、21年ぶりだとのこと。でも、この先、故障などない限りは、アルカラスが何回も全英で優勝を重ねる可能性がめっちゃ大きいと思う。o(^-^)o】
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先週から今週にかけて、各社の世論調査の結果が発表されている。(・・)
岸田内閣の支持率は、すべてでダウン。大部分が30%台まで落ち、不支持率と逆転した。(-"-)
『共同通信社の世論調査によると、岸田内閣の支持率は34.3%で前回6月の調査から6.5ポイント下落した。不支持は7.0ポイント増の48.6%となった。(共同7.17)』
おそらくその最大の理由は、マイナンバーカードのトラブルやマイナ保険証への対応に問題があるからだろう。
また、早ければこの夏から、福島第一原発の処理水(汚染水)を海に放出することにも、不安を抱いている人も少なくない。
そして、こも2つの問題に関して、支持政党別、年代別の賛否を見て、「なるほど~」と思うところがあった。(++)
まず、マイナ保険証に関する調査だが・・・。
『産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が15、16両日に実施した合同世論調査では・・・「マイナ保険証」への切り替えに向けた健康保険証廃止について、「予定通り廃止すべきだ」は20・9%にとどまり、「延期すべきだ」の36・2%、「方針を撤回すべきだ」の40・7%をいずれも下回った。自民党支持層も38・2%が延期、31・7%が撤回を望んだ。(産経新聞23年7月17日)』
『河野太郎デジタル相がこれまでマイナンバーカードの利用拡大や普及を進めてきたことへの評価を聞くと、「評価する」が46.5%、「評価しない」が47.9%と、評価が分かれた。
年代別に見ると、河野大臣の対応を評価する人は、18・19歳・20代では60.6%と高いが、30代で52.7%、40代で55.3%、50代で45.9%、60代で40.4%、70歳以上で33.9%。年代が高くなるにつれて、厳しい評価をしていた。(同上)』
『共同通信社の世論調査で・・・マイナンバーカードの「保有を続けるつもりだ」「今後取得するつもりだ」と将来を含めて保有するとの回答は若年層計73.5%、中年層計69.7%、高年層計58.4%。
主な政党支持層別では「返納するか更新しないつもりだ」「今後も取得しないつもりだ」と回答した人は共産党が計54.2%で、最も高かった。公明党が計41.6%、立憲民主党が計40.0%、日本維新の会が計35.1%、国民民主党計21.4%で続き、自民党は計20.0%だった。(共同通信23年7月17日)』
まず、マイナカードや保険証などとの一元化に関しては、若年層の方が抵抗が少ないであろうとは思っていたのだが。河野大臣の対応に関して、18~20代では60%以上、30、40代でも50%以上が評価しているのには驚いた。(@@)
まあ、調査に答えた人たちが、どこまで河野大臣の発言内容などを知っているかわからないのだが。ただ、近時の若年層の中に(自分の生活や仕事では、他人に何かを決められたり、指示されたりするのは嫌いなのだけど)、何か目標を決めたら、少し強引にでもそれを実行しようとするリーダーを望ましく思う人がかなりいるように感じる。<安倍元首相が若年層から支持があったのも、そうだったからかも。>
そして、政党別でみて興味深かったのは、マイナカードを取得しないつもりだと答えた人が、いわゆる生活重視&リベラル志向(反・新自由主義志向)の共産党、公明党、立民党が40%以上だったのに対して、国民党と自民党が約20%だったことだ。<維新支持者は、もう少し数字が低いかと思っていた。>
実は、原発処理水の質問に対する回答でも、国民党と自民党の数字がかなり近いのである。
国民党の中には玉木代表をはじめ、自民党との連携を望んでいる議員がいる。改憲推進、原発容認など自民党と政策が合うからだ
ただ、国民党が保守的な政策を主張して、立民党のようなリベラル勢力と距離を置こうとしているのは、電力労連なども含めて、国民党の支持者が自民党的な政策を望んでいるからなのかも知れない。(~_~;)
『共同通信社の世論調査によると・・・処理水放出で風評被害が起きると思うかを聞くと「大きな被害が起きる」が15.8%、「ある程度起きる」は71.6%で懸念する声が計87.4%を占めた。政府の説明が「十分だ」との回答は16.1%。放出は賛成31.3%、反対25.6%と割れ、どちらとも言えないが43.1%だった。』
『共同通信社の世論調査で、東京電力福島第1原発の処理水放出を巡る政府の説明への評価を支持政党別で見ると、自民党支持層で「不十分」との回答が71.3%に達する一方、「十分」は25.6%にとどまった。公明党支持層はそれぞれ87.2%、8.4%。各野党の支持層でも「不十分」が大半を占めた。与野党を問わず、政府の説明への不満が浮き彫りになった形だ。
主な野党支持層別では、「不十分」は立憲民主党85.4%、日本維新の会79.8%、共産党93.7%、国民民主党65.3%、「支持する政党はない」とした無党派層84.3%。「十分」が立民8.8%、維新17.4%、共産3.0%、国民27.9%。無党派層12.0%だった。
岸田内閣を支持すると答えた人の中でも「不十分」が71.5%で、「十分」の24.6%を上回った。
年代別では、「不十分」が84.9%の中年層(40~50代)が最も高く、若年層(30代以下)は75.5%、高年層(60代以上)は79.7%だった。』(共同通信23年7月17日)
<説明が「十分」は、自民、国民が20%台、維新は18%だが、公明、立民、共産は1桁だ。>
ちなみに、FNNは7月15・16の両日、全国の男女を対象に世論調査によれば、
『福島第一原発にたまる処理水を、今年夏ごろに海に放出する政府の方針について尋ねたところ、「賛成」が56・6パーセント、「反対」が37パーセントと、賛成が反対を大きく上まわった。
ただし、男女別に見ると、大きな差が見られた。男性では、賛成が68.6%にのぼる一方、女性では、賛成は45.4%にとどまり、逆に反対が45.8%と拮抗。誤差の範囲ながら、反対が賛成を上まわる形となった。(FNN23年7月17日)』
賛成が60%あると知って、残念だったが。男性が7割近く賛成なのに対して、女性で賛成なのは50%以下、反対との方が少しだけ多いという点は、注目に値するべきものがあると思う。
男女で決めつけたことを言ってはジェンダー精神に反するのだろうけど。やはり女性の方が、企業や社会の経済性、効率性よりも、自分や家族の健康、安全を意識する傾向が強いと思うからだ。<特に、中高年層以上はね。>
平和・リベラル志向の強い政党は、マイナカード問題や原発処理水の問題で不安を抱いている女性や中高年層の理解、支持を得られるように、j自分たちの代弁者であると思ってもらえるように、しっかり、わかりやすく訴えて行く必要があると思うし。このような人たちの思いを軽視しがちな政府与党にも、きちんとした説明や対応を要求して欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
THANKS