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この夏には、維新の会が、第2自民党と呼んでもいいくらいに、いかに維新が自民党的な政党なのかということを、ブログに書いて行こうと思っていたのだけど・・・。
その前に、維新の馬場代表がネット番組に出演した際、自らのクチで、維新のことを「第2自民党」と表現。「第1自民党と第2自民党が改革合戦をすべき」だと語ったという。(゚Д゚)
馬場氏はこの番組の中で、共産党のことを「日本からなくなったらいい政党」、立民党のことを「カラスを白と言う人と黒と言う人が一緒にひとかたまりになる」「立憲民主党がいても日本は何も良くならない」(時事7.23)となどと発言。
しかも、22日に行われた各界TOPが集まる「令和国民会議」では、立民党について「スキャンダルを追及する・足を引っ張る・審議妨害する・審議拒否をする・最終最後は強行採決ごっこをして、委員長席になだれ込んで上からダイビングをして、それが戦う野党という意味合いだそうでございます」と言いやが・・・もとい、言ったというのだ。(-"-)
ひと昔前なら、TVやネットがこのような問題発言をもっと大きく取り上げてくれていたのにな~。
もともと反サヨク的な暴言を喜ぶ人たちはさておき、維新に新鮮さを感じている一般の国民に、維新の代表がどんな発言をしているのか、もっと知らせることができるといいのに。(ノ_-。)
* * *
『維新 馬場代表「第1自民党と第2自民党が改革競い合うべき」
日本維新の会の馬場代表は、立憲民主党との連携について「未来永劫ない」と否定したうえで、「第1自民党と第2自民党が改革合戦をして国家・国民のために競い合うべきだ」と述べ、自民党と維新の会が政権の座をかけて争うべきだと強調しました。
日本維新の会の馬場代表は、インターネット番組「ABEMA的ニュースショー」に出演しました。
この中で目指すべき政治状況について、「われわれが目指しているのはアメリカのような二大政党制だ。立憲民主党はカラスを白と言う人と黒と言う人が一緒にひとかたまりになるという主張だが、われわれは黒と言う人だけで集まり、自民党と対決していく」と述べました。
そのうえで、立憲民主党との連携について「未来永劫なく、やるかやられるかだ」と述べ、否定しました。
そして、「第1自民党と第2自民党が改革合戦をして国家・国民のために競い合うことが、政治をよくしていくことにつながる」と述べ、自民党と維新の会が政権の座をかけて争うべきだと強調しました。
また馬場氏は、共産党について「日本から無くなったらいい政党で、言っていることが世の中ではありえない。空想の世界をつくることを真剣に真面目に考えている人たちだ」と批判しました。(NHK23年7月23日)』
いや~、それにしても、自ら「第2自民党」と言ってしまうとは・・・。ちょっとビツクリというか、唖然というか・・・。(・o・)
mewは、維新は保守二大政党制を目指していると警戒していたんだけど。違いました。(~_~;)
維新は、自民二大政党制を理想にしていたんですね。(>_<)
旧来からの第1自民党と、ちょっと改革に熱心な第2自民党が、政権交代をしながら、与野党として国政を担う。
しかも、自分と考えが合わない政党は、国会からなくしてしまおうとするのだ。(-"-)
馬場代表は6月にも、「立憲をぶっ潰す」と言ってヒンシュクを買ったのだけど。
今度は、共産党のことを「日本から無くなったらいい政党」とか。
よくもまあ、政権交代を目指しているらしい国政政党の代表が、他の政党についてそういう言い方ができると思っちゃう。<だからKanにNみたいって言われちゃうんだよ。Nはジャマな政党を潰してたし。>
もし維新が野党第一党になったら、いわんや政権など取ったら、日本の国政、国会はどうなるのか、ぞ~っとしてしまう。_(。。)_
<あと米国は改革競争をする二大政党ではないと思うんだけど。・・・その辺りは、また後日に。>
22日には、経済界・労働界・学識者等のTOPが組織した「令和国民会議」が行われ、維新の馬場代表は岸田首相や各党の代表らと共に出席をしたのだけど・・・。
日本の今後のあり方を議論するまともな会合の場で、こんなことを言いやがったというのだ。<( )はナシ>
『維新の馬場代表は22日、「令和国民会議(通称『令和臨調』)」に登壇したスピーチの中で、「野党第一党が本当の意味で戦う野党にならないと、なかなか国会の改革はできない」と立憲民主党に苦言を呈した。
立憲民主党の国会戦略について、「スキャンダルを追及する・足を引っ張る・審議妨害する・審議拒否をする・最終最後は強行採決ごっこをして、委員長席になだれ込んで上からダイビングをして、それが戦う野党という意味合いだそうでございます」と強烈な批判を展開。
「われわれとは、戦う野党の意味合いが全く違う」と強調した。
野党第一党である立憲をやゆした言葉、「委員長席にダイビング」は6月、れいわ新選組の山本太郎代表が、参議院法務委員会で入管難民法改正案を採決する際、委員長に飛びかかろうとした行為を指していると思われる。(FNN23年7月22日)』
<飛び込んだのは立民党ではなくれいわの代表。立民党は維新と共に懲罰動議賛成に回ってたのに。訂正の上、謝罪して欲しいな。>
「令和国民会議(令和臨調)」は、「日本の未来を守る」「日本社会と民主主義の持続可能性」をテーマに、平成から先送りされてきた構造改革課題、特に世代や党派を超えて取り組まなければ 解決困難な課題に取り組むために作られた組織。
共同代表(茂木友三郎キッコーマン 取締役名誉会長、取締役会議長、小林喜光・東京電力HD取締役会長、佐々木毅・元東京大学総長、増田寛也・日本郵政取締役兼代表執行役社長)の顔ぶれを見ても、結構なメンバーが集まった、それなりお堅い、まっとうな会合なのである。(・・)
今回は「第2回 政党との対話」として、岸田首相(+自民党総裁)や各党の代表を招き、スピーチや討論を行なったとのこと。
どう見ても、自分の政党の理念とか目標とか、日本の政治や社会への取り組み方とかを話す場だと思うのに・・・。
身内の会合やSNSとかならまだしも、率直に言って、このような会合で、上のような悪辣な表現を用いて、他の政党を批判するスピーチができる政党代表の神経、感覚がわからないし。何故、周辺の人々やメディアがそれを許容しているのかもわからない。_(__)_
<もうmewの感覚や社会通念が古いのかも知れないけど。オトナが政治や一般社会で、こういう誹謗中傷に近い問題発言を容認してるから、若者の間でSNSでの誹謗中傷やいじめがたいしたことないって思われて、広がって行くんじゃないかと懸念したりもする。(-_-;)>
* * *
ちなみに、立民党の泉代表は、ネット番組での発言に関しては、このような感想を述べたという。
『立憲民主党の泉代表は、高知市内で記者団に対し「日本維新の会は、党名を『第2自民党』に変えるとよりわかりやすいのではないか。どんどん『第2自民党』を名乗り、頑張ってもらえればと思う」と述べました。
そのうえで、日本維新の会との連携について「未来永劫ないだろう」と述べたうえで、次の衆議院選挙に向けた候補者調整については「相手があってのことで、相手に全くやる気がなく自民党をサポートし、自民党と戦う気がないということであれば協力のしようがない」と述べました。(NHK23年7月22日)』
昨日の橋下氏と泉氏のやり合いもそうだけど。mewも、本当はお互いに低レベルの批判合戦ばかりを行なうのではなく、もっと政策で論争して欲しいという思いが強いのだ。
ただ、維新がどのような政治理念や体質を持った政党か、その暴言なども含めて知らしめて行くことも重要だと思うmewなのだった。(@_@。
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