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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガからガラガラポンの政界大編成を希望。左右問わずmew基準で、政治や競馬、スポーツなど。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

小沢は、理念より数を重視。維新ー共産の野党一本化による政権交代実現を目指す+王位戦


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】  


【将棋・・・25,26日、王位戦七番勝負の第3局が行われ、藤井聡太七冠が佐々木大地七段に131手で勝ち、3連勝。王位戦防衛にリーチがかかった。
 先手の藤井が得意の「角換わり腰掛け銀」で来たのだが、佐々木もよく研究していたのだが、2日めの午後までかなり粘って、ほぼ互角の展開に。ただ、終盤、藤井が相手陣営に4二銀を打ち込んだ辺りから、藤井が攻勢に。(ひふみんは1筋の隅っこに打ち込んだ角が痛烈だったと言っていた。)次は佐々木が先手なので、何とか一矢報いて欲しいものだ。ガンバ。o(^-^)o
 
 サッカー・・・女子WCでなでしこジャパンが、予選リーグでパナマに5-0、コスタリカに2-0で2連勝し、決勝T進出を決めた。(^^)
 申し訳ないことに、ダイジェストしか見ていないのだが、1戦めには「三笘の1ミリならぬ田中の3ミリの折り返し」が、2戦めには「浅野をしのぐ、ほぼ角度がないとこからのあおばのシュート」が印象的だった。このあとも、ガンバ。o(^-^)o】

* * * * *  

 立民党の小沢一郎氏(81)は、6月24日、党内で「「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」の設立を主導。その後もあちこちで「野党候補の一本化」「政権交代の実現」をアピールしている。(@@)
 
 メディアのインタビューにも積極的に応じ、「自民党の悪政を変えるには、政権交代するしかない。政権交代がないと議会制民主主義が成り立たない」と主張。
 そして、「もう一度、自民党を倒して、政権交代を実現したい」「野党が候補を統一すれば与党候補に負けないのが現実であり、国民の願いだ」などと訴えている。
 
 ネット番組で元維新代表の橋下徹氏と「予備選論」で意気投合。その後は、予備選での野党候補一本化を強く推す傾向にある。
 
「一本化だ。維新も共産党も候補者をどんどん立てればいい。立憲もどんどん立てて競合する選挙区は、予備選挙をしてトップを候補者にする。これがとても明快で公正だ。一本化というと、政党同士で談合して調整して、というイメージだろうが、そういう格好は国民にとってよくない。維新の代表だった橋下徹さんも言っていたように、予備選挙をして候補者を統一するのが一番公平だ。一本化しないとトータルで自公には勝てない。それはみんなわかっている」(週刊ポスト2023年8月4日号)

<そもそも野党候補一本化の予備選を実施することが可能なのかも疑問なのだけど。今回は、その件は横に置いておくことにする。(・・)>

 6月25日に『小沢、政権交代を目指して動くも、壊し屋の強引な動きは、党内対立、分裂につながりかねず』という記事を書いたのだが・・・。
 
 小沢氏の頭の大部分を占めているのは、「いかにして、もう一度、選挙で自民党に打ち倒して、政権交代を実現するか」ということであって。それを実現するためには、各党の政治理念、目指す政策などの違いは重要ではないのだ。_(。。)_
 
 ここ1か月、小沢氏に関する記事やインタビューをいくつも読んでみたのだが。改めて、小沢氏が「政権交代ありき」の政治家であることを認識させられた。 
 
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 小沢氏は、週刊ポストのインタビューでも、このように答えている。
 
『政策の一致がない選挙協力は野合だと批判されます。

「それを言うなら、自民党と公明党だって、えらい違いがあるのに選挙協力している。ドイツの連立政権なんて、右と左のまるっきり政策が違う政党が一緒になってやっている。個別の政策の調整なら役人に任せればいい。それより自民党の今の利権構造を変えることに意味がある。

 繰り返しになるが、政権交代の本質は、長年の政権下での既得権を崩すこと。それで、今まで恩恵にあずかれなかったすべての国民に分け与えること。それが一番だ。これを国民によくわかってもらわなきゃならないんです」(同上)』
 
  デイリー新潮のインタビューでも、こう言っている。
  
『小沢:マスコミ、評論家、政治家などの多くが、政策が違うのにおかしいじゃないかとすごい言うんだよね。それで私は言うの。それは自民党政権を変えようと、今の変な政治をやめようという一点さえ合意すりゃいいと。ドイツを見ろ、と。緑の党と社民党とか一緒になって政権作ってるじゃないか。彼らは全部政策違うよと。それでも政権を倒すために手を握ったんだ。我々と、維新と、玉木(雄一郎)君の国民民主とかね。考えてみてよ、ドイツほどの違いはないよ。一緒にやるのは合理的だよ。既存の利権構造が変わるんだと。あちこちに巣食っている腐敗の利権の構造が、政権が変わったことによって雲散霧消してなくなると。そして、新しい政権がまた長く続きゃ、それはまたそういう構造ができてくる。だから時々変えなきゃということになる。それが政権交代であり、民主主義。合理的なそういう考えっていうのは日本人には通用しないんだよなぁ。(デイリー新潮23年6月25日)』

* * *  

 小沢氏がかねてから主張していることは、理解できるのだ。議会制民主主義が成熟するには、また主権者たる国民の利益のためにも、政権交代が必要だ。

 このブログでもよく書いているが、55年体制以降、自民党政権が長年続いたことで、日本では政官財の癒着&利益と権力分配の腐敗した構図ができ上がってしまい、国民の利益は二の次、産の次になっている。
 この構図を崩すには、自民党から一定期間、政権を奪う必要があるし、その後も何年か一度、政権交代がなされて、国政の流れをよくして、定期的に浄化した方がいい。ここまでは、同意する。(・・)

 でも、mewは、(非合理的な「日本人」だからか?)、この「政権交代のためなら、政治理念は問わず」、悪い言葉で言えば、「目的達成のためなら、手段は選ばず」という考え方に共感できない。(-"-)

 そもそも「変な政治をやめようという一点さえ合意すりゃいい」「政策は違うけど、政権を倒すために手を握る」「個別の政策の調整なら役人に任せればいい」というのは、あまりにも乱暴な考え方だろう。^^;

<もし戦争を止めるためなら悪魔の政党にも魂を売るかも知れないが。維新と組んだら、逆に戦争突入を助長することになりかねないし。^^;>

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 いや、これはもしかしたら小沢氏が自民党政権で利権の真っただ中にいた人だから、考えることなのかも知れない、
 
 自民党の各派閥や議員グループは、同じ政党かと思うほど政治理念や考え方、目指す政策が違う。今、連立を組んでいる公明党もしかりだ。<それこそ昭和の時代は、自民党内に右からやや左まで、新自由主義派から社会主義的政策を重視する派まで、そして改憲派から護憲派までいた。>

 ところが、彼らは日ごろは対立し、党内で実権争いを繰り広げていても、いざ選挙に勝つためなら、そして政治的な権力、利益を維持するためなら、ここぞという時には恐ろしいほどに譲歩をして、考えの違いを乗り越えて手を結ぶのである。(~_~;)
 
 小沢氏は、政権与党の自公がそうしているのだから、野党もそうしなければ自公に勝つことはできないと言いたいのかも知れない。 

 でも、そのように野党が一本化することは、果たして、本当に民主主義にかなうと、主権者たる国民の意思を反映したものだと言えるのだろうか。
 私は、NOだと思う。(**)
  
* * * 

 小沢氏は野党一本化の予備選に関して「維新も共産党も候補者をどんどん立てればいい」と言っていたのだが。
 まず、共産党などなくていいと言っている維新が、共産党との候補者一本化や選挙協力をするとは、とても思えない。
 現状では、維新と立民またはれいわ、社会も協力するのは難しいだろう。(・・)

<小沢氏は本当は細川政権の頃と同様、非自民、非共産で行きたいのだろうけど。近年は、自分の選挙でも共産党にお世話になっているので、非共産とは言えなくなっているのだと察するが。^^;> 

 思い出して欲しい。小沢氏は仲間と共に、93年に自民党を離党。元・自民党議員で、当時は日本新党の代表だった細川護熙氏を担ぐ形で、非自民、非共産の野党8党を結びつけて、自民党から政権を奪い、細川連立政権を誕生させた。
 
 ここで、1955年以来、48年間もの長きにわたり続いていた自民党政権をいったん終わらせたことには、大きな意義がある。おそらく多くの人々が、それを評価していることだろう。
 
 しかし、細川政権は1年も持たなかった。(おそらくは自民党の力によって?)細川首相の「政治とカネ」の問題が暴露されたこともあるが。もう一つ、大きな要因として、日を追うごとに連立政権に参加していた政党の考え方の違いがオモテに出て来たこと、そして強引に自分の考えや手法を押し通そうとする小沢氏への反発が高まっていたことがある。
 
 このつづきは、また後日に書くことにするが・・・。
 小沢氏主導による「自民打倒を目指した野党一本化」など、議員や候補者の多くがやりたくないだろうし、国民の多くも期待していないだろうと思うmewなのだった。(@@)
 
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by mew-run7 | 2023-07-30 00:01 | 民主主義、選挙

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