【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【テニス・・・シティOP(500)3回戦。99位の綿貫陽介は32位のアンベールと対戦。1セットめ、風が強かったとはいえ、相手のサーブに対応できず、本人はサーブがはいらず(50%ぐらい)で、試合にならず0-6で。2セットめは少しサーブに慣れて、ラリーになったものの、昨日はミス・ショットが多く2ー6で取られ、あっさり負けてしまった。全力で格上とやって来た疲れや肩の痛みもあるかも知れないけど。ちょっと残念。<折角、夜中に起きて応援したのに~。(-_-;)>
来週は、いよいよナショナルバンクOP(マスターズ1000)が行われる。錦織圭はエントリーしているのだけど、出場は左膝次第か。出られれば、楽しみ。】
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米国のトランプ前大統領(77)が1日、4つの罪状で起訴をされた。これが3回めの起訴になる。(@@)
『起訴状などによると、トランプ氏や顧問弁護士だったジュリアーニ元ニューヨーク市長らは、一部の州で「死者が多数投票していた」「票が廃棄された」などと架空の選挙不正を主張し、各州政府高官らに集計結果を改ざんするよう圧力をかけた。
さらに、アリゾナやミシガンなどの激戦7州で、トランプ氏が勝利したとする偽の選挙人証明書を作成し、結果を最終的に認定する連邦議会に提出させようとした。ペンス副大統領(当時)にも真正な選挙人の投票結果を認めないよう迫り、拒絶されると暴徒による混乱を利用して連邦議会での承認手続きを遅らせた。(時事通信23年8月2日)」
『トランプ氏は起訴について、24年大統領選の有力候補である自身への「選挙妨害」だと反発。3日にワシントンの連邦裁判所に出廷を命じられており、罪状認否で無罪を主張するとみられる。(同上)』
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このトランプ氏起訴のニュースを見て、ふと思い出したのが、維新の馬場代表が先月行なった会見で、トランプ氏と政策が合うと話していたことだ。(~_~;)
<トランプ氏も維新の馬場氏らも、超保守タカ派&新自由主義だもんね。トランプ氏と懇意だった安倍元首相もしかり。^^;>
馬場氏は7月中旬に米国を訪問。トランプ氏本人には会えなかったものの、そのブレーンと面会。次期大統領選でトランプ氏が当選する方がいいと語った。
『『日本維新の会の馬場代表が、「トランプ前大統領の政策は維新の考え方に近い」とトランプ氏にラブコールを送った。
馬場代表は、7月中旬まで、代表就任後初めてアメリカを訪問。
20日の会見では「維新の会の存在感を高め、アメリカの要人とのパイプを作る」と、訪米の成果を披露した。
その中で馬場代表が言及したのがトランプ前大統領だった。
馬場代表は、トランプ氏が大統領だった2017年に打ち出した「新しい規制を1つ提案するためには、古い規制を少なくとも2つ撤廃する」通称「ツー・フォー・ワン」政策と、維新が掲げる「経済成長のための規制緩和」を並べて「トランプ前大統領の政策は維新の考え方に近い」と強調した。
馬場代表が狙うのは、トランプ前大統領と直接会談の実現だ。
来年行われる大統領選挙までに「面談のチャンスをうかがっていきたい」と意気込みを示した。
今回の訪米では、トランプ氏のブレーンの1人でもある要人(マット・シュラップACU議長)とも面会し、会談実現にむけ手はずを進めた形だ。
現在、野党第二党の日本維新の会の今後について、馬場代表は、「野党第一党をうかがう。自民党と対峙をして、アメリカのような二大政党制が目標だ」と強調した。(FNN23年7月20日)』
『■日本維新の会・馬場伸幸代表(発言録)(次期米大統領選でバイデン氏とトランプ氏のどちらが勝つのがいいかと問われ)米国も日本もこれから抜本的な構造改革をやる時期が来ている。トランプ前大統領は、既存の規制や政策をスクラップ(破棄)しなければ、新しいものは認めないという方針だ。日本が経済成長を図るうえでは、国民一人ひとりの消費の拡大と規制緩和、この2本柱しかない。政策の方向性としては、トランプ前大統領の方が維新の考え方には近い。(記者会見で)(朝日新聞23年7月20日)』
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立憲民主党の小川淳也衆院議員は7月20日、自身のTwitterにこう書きこんだ。
《維新として規制緩和、新自由主義、民営化、競争原理等をアピールするにしても、さすがにトランプ氏を引き合いに出すのは、少しやりすぎではないか。》
前兵庫県明石市長の泉房穂氏は21日、自身のTwitterでこう疑問を呈した。
《私自身は、維新が「子育て支援」や「教育の無償化」を重視していることには賛成で、維新の候補者の応援をしたこともあるが、トランプ氏に近いと思ったことはなかった。どういう意味なんだろう・・・》(SmartFLASH23年7月21日)』
一方、立民党の泉代表は、同党の政策はバイデン大統領に近いと主張していた。
『立憲・泉氏「党の経済政策はバイデン氏に近い」 維新との違い強調
立憲民主党・泉健太代表(発言録)
(日本維新の会の馬場伸幸代表が「トランプ氏は維新の考え方に近い」と発言したことについて)先週の記者会見で、(自分の)バイデン米大統領の経済政策「バイデノミクス」の話をした。(馬場氏が)それを聞いて逆張りをするために「トランプ氏に近い」と言ったのかどうかはわからないが、立憲民主党の経済政策はボトムアップ型でバイデノミクスに近い。新しい環境産業やインフラ整備など「地域の経済をちゃんと回す」との考え方から、新しい国づくりに資する事業を増やす。あくまでも経済政策はバイデン氏に近いと言っている。(朝日新聞23年7月21日)』
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米国の場合は、大雑把に言ってしまうと、共和党が保守タカ派&新自由主義的で、民主党がハト派リベラル&社会政策重視という感じで。
国民が共和党政権の安保軍事政策や経済政策が行き過ぎだ、アブナイ、政策失敗だと思うと民主党に政権を交代させるところがある。
<最近だと、01~9年が共和党・ブッシュjr.政権→09~17年が民主党・オバマ政権→17~21年が共和党・トランプ政権→21年~25年が民主党・バイデン政権・・・という感じ。>
日本の場合、自民党はもともと米国の共和党と関係が強く、旧・民主党の方が米民主党とのパイプがあった。近時だと小泉&ブッシュ、安倍&トランプなどは、かなり親しい関係を築いていたのだが、トランプ大統領は失脚&安倍首相も辞任し、日本にもここで政権交代が起きなければならないはずだったのだ。(~_~;)
<まあ、岸田首相が、自民党内ではハト派・リベラル派なので、党内でプチ政権交代したと言えるのかも知れないけど。>
09年の衆院選で、民主党が政権が獲得した時には、日本にも政権交代可能な状況(やや二大政党制)がついに生まれたかと期待したのだが。何より民主党内で対立、分裂が続いたことで、折角のチャンスを自ら崩してしまった上、安倍-菅の長期政権につなげれしまったことは残念でならない。(ノ_-。)
ただ、もし維新が野党第一党になり、自民党も維新もトランプ共和党政権を支持する、保守タカ派&新自由主義政策を追及するとなれば、日本がアブナイ方向に進んだ時にストップをかけることができなくなってしまうわけで・・・。
どうか、その辺りの危うさを国民の多くが早く気付いてくれるといいな~と強く願っているmewなのだった。(**)
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