【将棋・・・昨日、王座戦の挑戦者決定戦が行われ、藤井聡太七冠が豊島将之九段に159手で勝利し、八冠めに当たる王座のタイトルへの挑戦権を獲得した。<去年はトーナメントの1回戦で大橋六段に敗れたため、タイトルに挑戦できなかった。^^;>
豊島は、竜王や名人のタイトル・ホルダーで、2~3年前まで藤井がなかなか勝てず(6連敗したことも)大きな壁となっていた人。昨日の対局はナマで見られなかったのだが、藤井が得意の先手番をとるも、終盤まで攻めたり攻められたりで互角の局面が続き、最後の最後で藤井が振り切ったという。<週末にじっくり動画を見るです。>
31日から五番勝負で挑む永瀬拓矢王座は、ふだん、定期的に練習対局をしている仲間。先月は練習対局したが、さすがに今月は対局をお休みすると言っていた。(^^)】
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9月2日に行われる国民民主党の代表選は、玉木雄一郎代表と前原誠司代表代行が立候補の届け出を行ない、両者の一騎打ちとなる。どちらが代表になるかによって、今後の野党再編に影響を及ぼす可能性があることから、注目を集めている。(・・)
2人の考えの違いをざっくり書くなら・・・
玉木氏は国民党の独自路線を強調。どの政党とも合流せず、与野党問わず政策によって協力する「対決より解決」の姿勢を貫くという。<ただし、いざとなれば、自民党との連携を考えているのではないかという疑念が持たれている。>
前原氏は、若い時からの目標であった保守二大政党制の実現をすべく、非自民非共産の野党の連携、合流を目指す、まずは、考えの違いが少ない維新の会との連携、合流を行ない、立民党の保守勢力を巻き込むことを考えている。(-"-)
代表選は、玉木氏の方が有利だと見られている。(@@)
というのも、国民党の支援団体は、連合の一部である電力、自動車、電機の労組なのだが。これらは、玉木氏を応援する可能性が大きいからだ。(玉木氏の推薦人にも、連合系の議員がはいっていた。)
前原氏はそのこともわかった上で、敢えて代表選に出馬している。もしかしたら、負けた場合には、前原氏に賛同する人を引き連れて離党し、すぐにor近い将来、維新と合流する可能性がある。(~_~;)
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81歳の小沢一郎氏が先日、非自民公明の野党一本化による政権交代を主張。これを実現しないと引退できないと言っていたのだが。
ふと気づけば、前原氏ももう64歳。05年に民主党代表になった時に、民主党を保守化させようとして失敗。民主党が下野した後、13年から橋下維新、みんなの党と連携、合流しようとして失敗。17年、ついに強引に民進党を解体して小池・希望の党と合流したものの失敗した後、少し大人しくしていたのだが。
今、動かないともうチャンスがないと考え、思い切って出馬を決めたのではないかと察する。(・・)
『国民民主党の玉木雄一郎代表(54)と前原誠司代表代行(61)は3日、玉木氏の任期満了に伴う党代表選(21日告示、9月2日投開票)への立候補を届け出て、一騎打ちの構図が固まった。次期衆院選に向けた党勢拡大の方策を巡り論戦が交わされる見通しで、自民党に接近してきた「玉木路線」を継続するかどうかが問われる。
両氏は、立候補に必要な推薦人(国会議員、地方議員各4人以上)の名簿を選管に提出。玉木氏は、国民民主が支援を受ける連合傘下の産業別労働組合(産別)出身議員を中心に選対を組んだ。投票権を有する地方議員や党員にも産別関係者は多く、玉木氏が選挙戦を有利に進める見通しだ。一方の前原氏は地元・京都に近い近畿地方選出議員らが推薦人に名を連ねた。
玉木氏は3日、国会内で記者会見し、「私は他党との安易な合流などに頼らず国民民主党を大きくしていく。野党の大きなかたまりを作るために我が党をなくしていいんだという立場に私は立たない」と語り、日本維新の会や立憲民主党との「野党結集」を呼びかけた前原氏をけん制した。
会見では、産別出身議員や古川元久国対委員長が玉木氏の両脇を固め、急きょ駆けつけた地方議員が「代表、がんばってください」と呼びかけるなど、総力戦を印象づけた。党関係者は「玉木氏は前原氏を好敵手とみなして本気になっている」と解説する。
前原氏も同日会見し、玉木氏に「むしろ今の路線だと国民民主党はなくなる。永遠に政権交代はできない。だから野党結集が必要だ」と反論した。多くの産別出身議員が玉木氏支持を鮮明にしたことについて「組織として決定したわけじゃない」と語ったが、前原氏に近い党関係者は「正直、厳しい戦いになる」と漏らした。
他党との距離感が注目される中、党外が口を挟む異例の展開も見せている。「政策本位で与野党問わず連携」するとしている玉木氏は昨年の通常国会での当初予算賛成を主導した。自民の遠藤利明総務会長は7月に「昨年参院選で自民党が勝った一番大きな理由は国民民主党との選挙協力だ」と持ち上げた。前原氏は日本維新の会や立憲民主党の一部との連携を模索しており、維新の馬場伸幸代表は「我々が目指している方向と、玉木さん、前原さんのどちらが近いか問われれば、前原さんだ」と語った。
代表選を通じて両陣営の対立が先鋭化すれば、党の分裂につながりかねないとの懸念が党内には根強い。玉木氏は「選挙が終わった後のことはその時考えるが、仲間として一致協力してやっていくのは当たり前だ」と配慮を示した。【加藤明子、中村紬葵】(毎日新聞23年8月3日)』
この国民党の代表選については、また追々書いて行くつもりなのだが。
国民党と立民党は旧民進党で一緒だった議員が多い上、支援団体も同じ連合だ。
しかし、玉木代表は、立民党との連携を否定。自民党と協力するケースも多かったため、野党として活動するのか(ゆ党、よ党と呼ばれることも)、旧民主系として協力することがあるのか、全く別途の党として活動するのか、などなど両者の関係がビミョ~で、かなり紛らわしい感じがあって、イラつくことが多かった。(-"-)
<次の衆院選から変更するらしいが、選挙の時、立民党と同じ「民主党」の略称を使っていたため この略称を記した比例票が按分されることにも立腹していた。(-_-メ)>
それゆえ今回、どちらが代表になっても、国民党のあり方、立民党との関わりを明確にして、一般国民にもわかりやすい状況を作って欲しいと願っているmewなのである。(@_@。
THANKS