【テニス・・・ナショナルバンクOP(1000)、ダニエル太郎は2回戦でラオニッチと対戦。4-6、3-6で負けた。<開催地カナダはラオニッチの地元。センターコートでの試合会場は、9対1ぐらいでラオの応援が多く、太郎ちゃんはちょっと可哀相だった。(ノ_-。)>
ラオニッチは過去最高3位(16年)、錦織とTOP10で争っていたのが懐かしく思い出されるのだが。21年にふくらはぎ、22年に背中を痛めて、ツアーを長期離脱。錦織同様にランキングが消滅したのだが、今年6月から徐々にツアーに出始めた。(今大会のWC出場。)久々に見たラオは、腕回りや胸板が以前に増して逞しくなった感じ。196cmから繰り出すサーブも相変わらず速く力強いし、ストロークも重くて伸びてるし。D太郎は1セットめはかなり互角に戦っていたのだけど。後半は押され気味になってしまった感じが。でも、たぶん全米はストレートインできそうなので、ガンバ!o(^-^)o】
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8月9日は長崎原爆の日だった。残念ながら、この日は台風6号が接近していたため、例年通りに平和公園でも式典は実施できず。安全上の理由を考えて、首相や各国の代表などの招待はせず、長崎市とその関係者約50人だけで屋内施設の「出島メッセ長崎」で式典を行なった。(・・)
首相が参列しないのは1999年以来、24年ぶり。屋内での開催は63年以来、60年ぶりだという。
<岸田首相は、長崎は行かないのかという批判が出ていたのだが。松野官房長官の説明によれば『招待が見送られたため、「首相の参列はかなわないものとなった」」ということらしい。(産経8.9)>
『鈴木史朗市長は平和宣言で、先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の核軍縮文書「広島ビジョン」が肯定した核抑止論に反発。「私たちの安全を本当に守るには、地球上から核兵器をなくすしかない」と訴えた。
鈴木市長は、ロシアのウクライナ侵攻が長期化し、核戦力増強の動きが加速するなど「核戦争の危機が一段と高まっている」と指摘。核保有国と核の傘の下にいる国に対し、「核抑止への依存からの脱却を勇気を持って決断すべきだ」と迫った。
日本政府には核兵器禁止条約への署名、批准とともに、平均年齢が85歳を超えた被爆者援護のさらなる充実を求めた。(時事通信23年8月9日)』
『岸田文雄首相はビデオメッセージを寄せ、「『核兵器のない世界』を実現するため、非核三原則を堅持しつつ、たゆまぬ努力を続けていく」と述べた。核兵器禁止条約には言及しなかった。(同上)』<例年行なっている被爆者との対話は、後日、実施するという。>
日本は米国の核の傘の下にある(=米国が核を保有していることが前提になる)から、核兵器禁止条約には批准できないと言われているのだが・・・。
核兵器の恐ろしさを身をもって体験している日本だからこそ、先頭に立って核兵器の禁止を訴えるべき立場にあると言えよう。
米国のオバマ元大統領は「核なき世界」を提唱して、ノーベル平和賞をとっているわけで。米国も、とりあえず将来の目標ということで、日本が核兵器禁止条約には批准することを容認してくれないかな~と(日本側も強く説得して欲しいな~と)思うmewなのである。(**)
話は変わって・・・。自民党の女性局のフランス研修(観光)旅行が物議を通り越して、大ヒンシュクを買っているのだけど。
<今年6月に、シンガポールの視察の際に、マーライオンとおちゃらけ写真を撮った宮内秀樹衆院議員(60)は、議員が、あわててSNSから写真を削除したとか。^^;>
国会では、コロナ禍も過ぎたからか(実際は過ぎてないけど)、今年の夏は恒例の公費での海外視察旅行に出かけるグループがたくさんあるようだ。
費用は航空代、宿泊代、日当などの合計額が事前に支給され、上限は1人あたり196万円。それを超える分は議員の負担になるという。(゚Д゚)
『国会議員、4年ぶり海外視察復活 コロナ収束、5億3千万円計上
新型コロナウイルス感染症の流行で19年を最後に中断していた衆参両院議員の海外視察が4年ぶりに復活した。コロナ禍が落ち着き、秋に見込まれる臨時国会まで日程に余裕が生まれるためだ。23年度は衆参で計約5億3千万円の関連予算を計上。「海外旅行」との批判も根強く、中身や成果が問われる。
海外視察は国会法に基づき「議案その他の審査もしくは国政に関する調査のため」行われる。帰国後に報告書を提出するのが通例だ。渡航費は実費支給され、宿泊費の上限は約3万2千円だ。
衆参両院事務局によると、衆院は9月までに議員が所属する委員会などの枠組みで約90人が渡航予定。主に政策テーマ別の派遣となる参院は60人程度を見込んでいる。(共同通信23年8月6日)』
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行先もヨーロッパを中心に、多岐にわたっている。
『これらは政党や個人として行くものでなく、衆院では所属する委員会などの班ごとに、参院は政策テーマ別に、5人前後の与野党合同の議員団として派遣される公務です。
衆院議員の行き先を一部、見てみると…。
「議会外交1班(国会対策委員会)」イタリア、フランス、モナコ、スペイン
「厚生労働委員会」 スペイン、オランダ、スウェーデン
「内閣委員会」 ポーランド、ジョージア、ベルギー、フランス
「国土交通委員会」 クロアチア、エジプト、インド
「安全保障委員会」 フランス、ベルギー、イギリス、イタリア、バチカン
「予算委員会」 韓国、モンゴル
「消費者問題特別委員会」 フランス、イタリア、バチカン
「地域活性化・子ども政策・デジタル特別委員会」 フィンランド、スウェーデン
などとなっています。(日テレ・ニュース23年8月5日)』
『なぜヨーロッパがこれほど“人気”なのでしょうか、参加議員のSNSを見てみると・・・。
「ジブリ映画の舞台になったと言われる美しい街で、課題となっているオーバーツーリズムの対策を伺いました」(クロアチア)
「ヨーロッパ最大のミサイルメーカーで防衛システムのプレゼンを受けました」(フランス)
「ウクライナからの避難民の実情を様々な関係者から伺いました」(ポーランド)
「スマートキーで管理されるダストシュート、カーシェア、健康センターや食品ロス対策の店舗などがあるスマートシティを見学しました」(フィンランド)
国政の「参考」にするために、ヨーロッパの先進的な取り組みを視察したいと希望する議員が多いと国会関係者は話します。
ただ、見どころの多いヨーロッパだけに、観光名所に立ち寄った様子も議員らのSNSでは随所で綴られています。凱旋門をバックに笑顔で自撮り、「最高に美味しかった」とコメントがついたフィッシュ&チップスの写真…。和気藹藹とした雰囲気も伝わってきます。(同上)』
『国会法では、議案などの審査や国政調査を目的に議員を海外へ派遣することを定め、そのための予算が組まれています。衆議院の場合、今年度の費用は3億7千万円です。各委員会の与野党会派ごとにメンバーを決め、「どの国へ行くか」はそのメンバーで話し合って決めます。費用は航空代、宿泊代、日当などの合計額が事前に支給され、上限は1人あたり196万円。それを超える分は議員の負担になります。
さて、その国で何を視察するか?
大変なのは現地の日本大使館などの職員です。「この国の教育事情を視察したい」といった“発注”を受けると、誰と面会するか、どの機関を訪れるかをプランニングし、アポを入れていくといいます。フランスやイタリアなど視察が集中する国の大使館などは、多くの時間をこのロジに費やすことになります。(同上)』
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『衆議院に問い合わせてみると、「報告書が衆議院第二別館で閲覧できます」。さっそく記者は赴きました。
そこに積まれていたのは電話帳のような厚さの報告書の数々。新型コロナ前のものです。憲法と国民投票制度を知るためにドイツやウクライナなどに赴いた際の報告書はなんと452ページありました。
厚生労働委員会の議員らが子育て政策を知るためにイギリスとイタリアに赴いた際の報告書には、児童虐待を防止するための組織や里親のトレーニング施設、女子児童保護・教育施設などを精力的に訪れ、担当者らが運営や環境作りにどう取り組んでいるかをヒアリングした内容が詳細に記されていました。
事務方が懸命にまとめたこれらの報告書は、もともとは議長への提出が義務づけられているものですが、永田町にやってきて手に取って読もうとする人はいったいどれだけいるのでしょう。もったいない思いがします。(同上)』
まあ、本当に国政に活かしてくれればいいんだけど。上限が1人196万円って。ビジネス飛行&高級ホテル泊だから?)
自民党女性局だけではなく、高額視察旅行に行く衆参議員もしっかりチェックして欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
THANKS