【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【テニス・・・28日に開幕する全米OPには、西岡良仁、錦織圭が既に本選への出場権を得ているのだが。(錦織は公傷制度を利用。)出場権のある選手が欠場を表明したため、ランキング90位に上がっていた綿貫陽介が本戦入りを果たした。綿貫は全米に初出場となる。(^^)
綿貫はチャレンジャーの準決勝に進出していたのだが、これを棄権。前の試合で痛めた足首の回復に努めるという。<錦織の情報が出て来ない。膝の具合はどうなんだろう。全米に間に合うのかな~。(-_-;)>
ここに来て、次々と全米OPの欠場を表明する選手が。キリオス(豪)もそのひとりだ。昨年は全英で準優勝、全米ベスト4と活躍し、TOP5争いに加わるかと見られていたのだが。今年1月に膝の靭帯を負傷して手術することに。回復が遅れた上、手首にも痛みが出たため、今年、ツアーに出たのは一大会だけ。結局、全米も欠場することになった。錦織もそうだが、故障後のリカバリーは本当に大変だ。^^;時々、悪童になるのとタトゥは好まないのだけど。(背中いっぱいにポケモン・キャラのタトゥを唐獅子牡丹のように掘っちゃうし~。(>_<))プレーは好き。一日も早い回復を祈る。o(^-^)o】
* * * * *
岸田首相が17日から訪米し、キャンプデービッド(米大統領の別荘施設)日米首脳会談、日米韓首脳会談を行なった。
バイデン大統領が外国首脳を別荘に呼ぶのは就任後初めて。また、日米韓の首脳会談は国際会議の際に(いわば、ついでに?)行われていたものの、3国首脳が会談をメインの目的で集まるのは初めてのことだ。(・・) <関連記事は*1に>
この辺りは、岸田首相が外務大臣時代から米韓と接していたこと、3人とも平和志向であること(3人とも前首脳ほど超保守タカ派ではないこと)がプラスの要素として働いたのではないかと思う。(++)
『ある政府関係者は「岸田総理の力で実現した会談だ」と指摘しています。
というのも戦後最悪と言われた日韓関係を総理周辺は「岸田総理が尹大統領との個人的な信頼関係をテコに改善した」と話しその結果、3か国会談に繋がったとみています。支持率が下がる中「得意の外交でポイントを稼ぎたい」ところです。(NNN23年8月16日)』
ただ、中国、ロシア、北朝鮮などの動向、日本の周辺状況を考えると、日米韓が安保軍事の面で連携を強化すべきだとは思うものの、岸田首相がバイデン大統領との良好な関係や党内外の保守派の支持を維持したいがために、米国の要求にどんどん応じて軍事強化的&好戦的な姿勢を強めていることが気になる。(-"-)
今回の日米首脳会談でも、北朝鮮や中国、ロシアが開発を進めている極超音速ミサイルを迎撃するための新型ミサイルの共同開発で合意。日米韓の文書で覇権主義の中国を名指しするなど、やや好戦的な姿勢を示している。(-"-)
mewが岸田文雄氏のことを、安倍、菅元首相や、近時、自民党の総裁選に出ていた議員の中で、一番いい(マシだ?)と思うのは、岸田氏のこれまでの言動を見ていてハト派リベラル的な面が強かったからだ。
これは、岸田氏が率いる宏池会の伝統的な政治理念「軽武装、経済重視」に沿うものだ。<自民党の中で意見が合うな~と思う人は、調べてみると宏池会系の人が多い。(・・)>
しかし、宏池会の前会長だった古賀誠元幹事長(83)も、「岸田さんは遠くなっている」と懸念していた。_(。。)_
『「岸田さんは遠くなっている」自民党宏池会、古賀誠前会長の苦言
岸田文雄首相が率いる自民党派閥、宏池会(現岸田派)前会長の古賀誠元幹事長(83)が西日本新聞のインタビューに応じた。岸田政権による防衛費増額や反撃能力(敵基地攻撃能力)保有など安全保障政策の大転換について「国民との合意形成がない」と指摘。伝統的にリベラル保守を志向し、経済成長に機軸を置く軽武装路線の「宏池会イズムから岸田さんは遠くなっている」と苦言を呈した。
宏池会は、創設者の池田勇人元首相が重視した「軽武装・経済重視」が旗印。護憲や穏健な政治手法を重んじ、大平正芳氏や宮沢喜一氏、岸田氏を含め5人の首相を輩出している。
古賀氏は取材に、二つの軸の均衡関係によって政治が成り立つという大平氏の理念「楕円(だえん)の哲学」の意義を強調。専守防衛を導く憲法9条と打撃力の「矛」の役割を米国に委ねる日米安保を念頭に、戦後の日本について「憲法9条と日米安保に基づく米国との同盟関係が互いに引っ張り合い、楕円になることで平和が保たれてきた」と主張した。
米国との関係を重視し防衛力強化を進める岸田政権に対しては、「日米安保に引っ張られ過ぎている。安保に全部引きずられた政治・外交には怖さを感じる」と懸念を示した。
昨年末の安保3文書改定など防衛政策の歴史的転換にも触れ、国会審議や国民議論が不十分だったとし、「世論との合意形成が置き去りにされた。これも宏池会の理念や哲学と懸け離れている」と強調した。
古賀氏は2020年に派の名誉会長を退き、岸田首相とは距離があるとされる。(西日本新聞23年8月18日)』
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上の記事にもあるように、宏池会は、日本が2度と戦争に参加することはないように、専守防衛を導く憲法9条と打撃力の「矛」の役割を米国に委ねる日米安保のバランスを重視して来たわけで。
安倍ー菅政権時代から、ある程度決まっていたこととはいえ、岸田首相&林防衛大臣の宏池会ペアの時に、反撃能力などを認める安保3文書改定や防衛費増大が認められたことは、本当に残念に思う。(-"-)
ただ、せめて憲法改正に関しては、踏ん張って欲しいと願っている。(**)
安倍元首相が生前、言っていたことなのだが、改憲推進派も「ハト派の岸田さんが首相の時の方が、改憲を実現しやすい」と考えている様子。
この辺りは、改めて書きたいが。今、憲法調査会で、自民党内の改憲推進派、維新、国民党などが改憲の議論を進め、岸田首相に1日も早く憲法改正の手続きに着手することを求めているのだ。(-"-)
13日の記事に、【mew的には、来年9月で首相を辞めてもいいと覚悟を決めて、解散を見送り、(安倍派などは軽視して?)自分の本当の考えに沿ったハト派、リベラル政策をどんどん進めてくれるのもありかなと思う部分もある】と書いたのだけど。
どうも、こんな怪文書が出ているらしい。^^;
『手詰まり感が色濃い総理に、怪文書まで飛び出した。本人が次期総裁選への出馬の見送りを示唆したというもので、〈官邸内でごく少数の側近と打ち合わせをしていた席で飛び出した。「(来年の)総裁選には出ないかもな…」。首相はポツリと、こう漏らしたというのだ〉との記述がある。(デイリー新潮23年8月15日)』
岸田首相には、「核兵器なき世界」「脱アベノミクス=新しい資本主義」など、平和リベラル的な政策を唱えて来た政治家として、また宏池会会長の矜持を持って、どうか「次の総裁選でも勝ちたい」「岸田おろしを封じたい」と、権力にしがみつくために憲法改正を進めることだけは、、やめて欲しいと・・・。心から願っているmewなのである。(@_@。
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