【全米テニス・・・日本時間29日から、テニスの全米OPが始まる。(・・)
日本男子では、現段階で4人の出場が決まっている。1回戦では、43位の西岡良仁が49位・16年全米王者のバブリンカ(スイス)と、88位の綿貫陽介は23位のマナリノ(仏)と、公傷制度で出場する錦織圭は予選勝者と対戦することになっている。
さらに95位のダニエル太郎が予選を突破して本選入りが決定。159位の島袋将が予選決勝に出場する。<どちらかが錦織に当たるかも。^^;>
ただし、錦織は、大会出場に備えてNYのホテルにはいったものの、まだ膝に痛みがあるため、出場するかどうかは5分5分だという。
<無理は禁物だけど、久々に全米の錦織くんが見たいな~。先週、WOWOWでデビューしたばっかの08年に(まだ18歳かな)、全米でフェレールに勝った試合をやっていたけど、若くてハツラツとして、試合中も飛び跳ねてた、but上手かったです。(・・)>
尚、日本女子は、ひとりもストレート・インできず。今、173位の内島萌夏と195位の坂詰姫野が予選決勝まで上がっている。・・・みんな、ガンバ!o(^-^)o】
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公明党の山口代表は28~30日まで中国を訪問する予定だったのだが。中国側から26日午後、「当面の日中関係の状況に鑑(かんが)み、適切なタイミングではない」との連絡があったため、訪中を延期することにしたという。(~_~;)
日本と中国は、台湾有事や中国の南シナ海、東シナ海の進出などなどで関係が悪化している上、中国が福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出に対する批判を強め、ついには日本の水産物の輸入を全面的に停止したことから関係が悪化。
山口氏は、岸田首相から習近平国家主席あての親書を携えて訪中し、政府要人らとの会談で処理水放出の妥当性などを説明する考えだった。(-"-)
日本政府は9月上旬にASEAN関連会議に合わせ、岸田首相と李強首相による会談を調整中だったとのこと。公明党の訪中は、中国との関係改善のきっかけになると期待していただけに(たぶん外務省もね)、残念に思う。^^;
<mewは特別、中国が好きというわけでもないが。隣の国とはできるだけ仲良くしたいし。ましてや戦争は絶対に回避したいところ。嫌中的な超保守派は、中国なんぞと関係改善しなくていいと言うかも知れないが。戦争回避のためにも、経済的な利益のためにも、民間交流を含め外交による両国の関係維持できるように努力をすべきだと思っている。(・・)>
『山口氏の訪中を機に、日中関係の改善基調をさらに進めようとしていた日本政府内からも落胆の声が上がった。外務省関係者は「残念だ。だが、お互いが相談して決めたことなので仕方ない」と言葉少なに語った。別の外務省関係者は「昨年11月の日中首脳会談では、国民交流の再活性化について一致しており、政党交流もその重要な一環だ。その意味で、政府として今般の山口代表の訪中も期待していたところだった」と述べた。その上で「今後、適切なタイミングの訪中が再調整されると承知しているので、政府としてもしかるべく後押ししていきたい」と語った。
日本政府は9月上旬にインドネシアで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に合わせ、岸田文雄首相と李強首相による会談を調整中だった。国際会議に合わせて首脳会談を積み重ね、将来的には首脳間の往来につなげたい考えだが、政権幹部は「公明党の訪中でさえ延期してくれということだから、首脳の往来がただちに実現するのも見通しにくい」と語った。(
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中国はかねてより福島第一原発の処理水の海洋放出に強く反対していたのだが。それは、理解できる。何分にも、日本国内でも、批判、反対する人が今でも少なくないのだから。^^;
日本は、中国の複数の原発が冷却水などで福島第一原発の2~6倍のトリチウムを放出していることから、科学的に見て反対する理由はないと主張しているのだが。中国側は、デブリに接した処理水は冷却水などと同様には考えられないとして、安全性に疑問を投げかけ続けているのだが・・・。
仮に日本が逆の立場だとしたら、中国が処理水の海洋放出は日本海や東シナ海の魚の安全、日本の漁業などに影響するとしてかなり反対したに違いないし。それこそ中国を敵視している超保守派(orネトウヨ)は大批判を展開して、禁輸措置や制裁措置などをとるように働きかける可能性が大きいだろう。(-_-;)
中国は、今回、福島の処理水の放出開始と同時に、日本の全ての水産物の輸入を停止した。
mew周辺を含め、そのような措置をとることもあり得ると思っていた人もいたと思うのだが(今の両国の関係を考えれば、尚更に)。しかし、驚いたことに「、日本の農水省をはじめ政府関係者や専門家の中には、予想外だったという人が少なからずいたようだ。(>_<)
『8月25日、野村哲郎農相は閣議後記者会見で、中国が日本産水産物を全面的に輸入停止すると表明したことについて、「たいへん驚いた。まったく想定していなかった」と述べた。「日本からの食品輸入規制を緩和・撤廃する国際的な動きに逆行するもので、極めて遺憾だ」と述べ、即時撤廃を申し入れたことを明らかにした。
中国政府はこれまで、東京や福島を含む10都県産の食品を輸入停止(新潟県産の精米は除く)していたため、「10都県は対象になるのかなと思っていた。どのぐらい拡大していくかは、まったく想定していなかった。われわれも一昨日の中国の発表で驚いているところだ」と述べた。(FLASH23年8月26日)』
元衆院議員の東国原英男氏も・・・『東国原氏は「処理水放出は菅政権の時に決まっていたことですからね」と話し始め、中国が日本の水産物輸入の全面停止したことは岸田政権にとっては想定外だったと推測した。
「想定は10都県だけかなと予測していたと思う。海産物の全部停止は想定外だと思う。そして政府が“想定外”と言ってしまったのはダメだったと思う」と続けた。(スポニチ23年8月26日)』
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このような記事を読んで「農水省は、本当にこんな甘い予想を立てていたのか。それとも、そう言ってみせているだけなのか」「最悪のケースも予想して、きちんと対策を検討していなかったのか?」と、疑問に思ってしまったのだが・・・。
中国への水産物の輸出は2022年、国・地域別1位の871億円で、全体の約22%を占めるという。<品目別では、ホタテ貝が467億円、なまこ(調製)が79億円、かつお・まぐろ類が40億円など。>
福島とは離れた地域で、中国輸出用の水産物が大部分を占めるという漁港や卸業者もあるとのことで、突然、漁業や売り上げが大きな打撃を受けることになったという。
東京電力は、このような売り上げ減のケースも補償すると言っているが、諸手続きにも時間がかかりそうだし。(どこまで補償してくれるかもわからないし。)ともかく、今日、明日の仕事、生活をどうすればいいのか、途方に暮れている人たちもいるという。
果たして、政府は菅政権の時に海洋放出を決めてから、どのような状況が生じることを予測し、どのような準備を進めて来たのか・・・。
岸田政権は、十分に対策を考えないまま、貯水タンクを置く場所が限界を迎えると東電にせっつかれ、見切り発車で放出を決めてしまったのではないか、この辺りは次の国会で、野党にしっかり追及して欲しいところだ。(**)
同時に、ここで中国と無益な非難合戦を繰り広げることなく、関係悪化を回避するような対策も考えて欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
THANKS