【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【バスケWC男子・・・一次RグループEで、36位の日本がは24位のフィンランドと対戦。98-88で勝利し、1勝1敗となった。日本は06年WC以来の勝利。またこれまで欧州のチームには世界戦で11戦全敗と勝ったことがなく、初めての勝利を飾った。(^^♪
日本は1Qで22-15とりードするも、2Qで14-31と逆転され、3Qも27ー27で差を縮められず。このまま負けちゃうのか~とチョット諦めかけたのだが(ごめんなさい)、4Qになってチーム一丸となって激しく守り、リバウンドをとって反撃。(ホーキンソンの献身的なリバウンドやつなぎ、河村の勇気あふれた3P連発が印象的。)35-15と、最大十何点差かだったのを追いつき、さらにリードを広げて勝利した。4Qはホント、応援に力がはいったです!o(^-^)o
世界陸上・・・注目の男子4x100m決勝は、1,2走の坂井、柳田が頑張って2~3位で持って来るも、3走の小池からサニブラウンのところでバトン・パスが合わず最下位に転落。懸命に追い込むも3位とは0.07秒差の5位(37秒83)に終わった。残念。パリ五輪こそは、バシッとバトンが決まりますように。
<男子の4x400mの予選も、バトンが合っていれば決勝に行けたかも。(-_-)>
他の種目は、つづく・・・。】
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18日の『森の言いなりで、安倍派は新会長なし。下村外しの集団体制で乱闘に発展か・・・』の続報を。
自民党の最大派閥(100人)の清和会・安倍派は、昨年7月、会長の安倍晋三氏が急逝してから1年立っても、新会長を決めることができなかった。
結局、今月17日に、塩谷立氏を座長に10人程度の常任幹事会が率いる集団指導体制をとることにしたのだが。何と安倍盟友で派閥内の実質№2だった下村博文会長代理が、常任幹事会のメンバーから外されるという。(@@)
『自民党安倍派の塩谷立・会長代理は25日、派の中枢を担う「5人衆」と東京都内で、新設する「常任幹事会」の人選を巡って意見交換した。集団指導体制に反対し、処遇が注目されている下村博文・会長代理は、この日の原案では、常任幹事会メンバーから外れた。
複数の同派関係者が明らかにした。派に影響力を持ち、下村氏と折り合いが悪い森喜朗元首相の意向も影響したとみられる。原案では、取りまとめ役に就く塩谷氏のほか、松野官房長官、萩生田政調会長、西村経済産業相、高木毅国会対策委員長、世耕弘成参院幹事長の5人衆が入った。西村環境相や岡田地方創生相、稲田朋美・元防衛相も名を連ねた。
常任幹事会は10人程度を想定し、閣僚などの要職経験を要件に人選を進めている。下村氏は文部科学相や党政調会長を歴任しているが、塩谷氏は「世代交代」を理由に理解を求める構えだ。ただ、下村氏の反発が予想され、見直しを迫られる可能性もある。同派は31日に予定する派閥会合での新体制発足を目指している。(読売新聞23年8月26日)』
先日も書いたように、下村博文氏は安倍晋三氏の古くからの盟友&超保守仲間で、安倍ー菅政権でも、官房副長官や文科大臣、政調会長などを歴任。
自分こそが次期総理総裁になると、総裁選に出る気満々(次期会長になる気も満々)だったのだが。同氏は人望がイマイチである上、旧統一教会と密な関係にあることが報じられていたため、自ら名乗りをあげにくい状態だった。
でも、何より痛かったのは、下村氏は、いまだに清和会に影響力が強い後見役(裏ボス)の森元首相に嫌われていることだろう。^^;
森氏は2000年代前半から盟友・石原慎太郎氏と共に、東京五輪招致に熱心に関わっており、東京五輪への思いが強い。(&五輪がらみの様々な利権にも関わりが強い。)
13年に安倍政権下で、ようやく東京五輪開催が決定。当下村文科大臣が五輪担当も兼ねており、五輪開催準備を手掛けることになったのだが、五輪大会組織委員会会長になった森元首相が外部から主導権をとろうとしていたため、何回か衝突があったと言われている。(~_~;)
2015年には、こんな記事が出ていた。(@@)
『五輪大会組織委員会会長の森喜朗元首相が21日、都内で開かれた2020年東京五輪・パラリンピックの関連会合で、下村博文文部科学相が途中退席したことに激怒する一幕があった。東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の建設見直し騒動に巻き込まれた形の森氏の怒りは、まだ収まらないようだ。
同会合では、下村氏が官邸での新国立競技場に関する関係閣僚会議に出席するため退席を申し出てると森氏が不快感を示し、下村氏が何度も頭を下げる場面があった。
下村氏の退席後、森氏は「呼びかけた下村文科相が直ちに退出するというのは極めて非礼だ」と指摘。 「極めて不愉快な気持ちになりましたね。だから、皆さんもそうだと思うので、僕から言っておきますから」と述べ、会合参加者に下村氏への説教を約束した。(産経新聞15年7月22日)』
北国新聞の連載「総理が語る」(7日付け)で、森元首相は、下村氏が土下座をしたことまで暴露していた。^^;
〈(下村は)「何とか私を会長に」と言うんですが、「それは私が決めることじゃない。みんなが決めることだが、君には味方がいないじゃないか。だったら自分はどうあるべきか考えてみたらどうだ」と伝えたんです〉
〈「今までのご無礼をお許しください」と土下座までするので、「君は私に無礼を働いたのか。その自覚があるのなら私は絶対に許さない。帰ってくれ」と言ったんです〉(日刊ゲンダイ23年8月8日)』
岸田首相にとっては、最大派閥の安倍派がゴタゴタしておいてくれた方が、安倍派からの圧力も小さいし、強引な「岸田おろし」の動きなどが起きにくい分、やりやすいのかも知れないのだが。
ただ、ここで森元首相が、安倍派の後見役(裏ボス)として暗躍し、国政や人事に影響力を及ぼそうとしていることには、引っかかってしまう部分がある。<笹川財団会長やフジサンケイG会長が同席しているというのも、チョット。(-_-)>
『岸田首相は23日夜、森喜朗元首相らと東京都内で会食を行った。会食は、都内のホテルでおよそ2時間半ほど行われた。
9月にも検討される内閣改造について、森元首相からの助言や意見交換が行われたとみられる。
また森元首相は、党内最大派閥・安倍派の元会長で、9月の当役員人事を前に、会長不在の安倍派の状況などについても話が及んだとみられる。会食には山本有二衆院議員、笹川陽平日本財団会長、日枝久フジサンケイグループ代表も同席した。(FNN23年8月23日)』
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また、次の総理総裁を目指している萩生田光一氏らにしてみれば、目の上のタンコブだった下村博文氏が、安倍派の常任幹事会から外れるのは有難いことかも知れない。<下村氏を首相にしたくかったmewにとっても、有難いところ。(・・)>
『自民党の萩生田政調会長は、安倍派の新体制について「塩谷さんを座長という形で支えながら運営していきたい。もうしばらく見守っていただきたい」と述べ、理解を求めました。
萩生田政調会長:「メディアは面白おかしくですね『内紛をしているんじゃないか』と、そうじゃないんですよ。これ、我々の最大の師であります安倍先生が亡くなって、もう本当にみんな意気消沈しちゃって、どちらかというと人をかき分けてまで前に出ようという人がいなくて、みんなで支え合いながらとにかくこの場は頑張っていこうと」(ANN23年8月27日)』
『同派の世耕弘成参院幹事長は同日の徳島市内の会合で、新会長の選出には「ここから2年や3年はかかる」との見通しを示した。(読売8.27)』
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mew流に解釈すると・・・五人衆の中では萩生田、西村、世耕氏が有力と言われているのだが。今は「この人こそ」というまでのものがないし、下手に争えば、派閥内対立、分裂を招くおそれので、今はとりあえず、集団体制をとって、タイミングをはかりたいと。
また、世耕氏は、首相になるために衆院に鞍替えしたいけど、まだ時間がかかるので、2~3年は今の体制を続けたいということではないかと思う。(~_~;)
ただ、来年9月には総裁選が行われる予定だし。もし岸田内閣の支持率がさらに低下して急に退任することになった場合、誰が安倍派内で人をかき分けて名乗りをあげるのか、今から注目しておきたいところ。
また、以前から書いているように、超保守派や利権絡みの人が多い&数の力でアツをかけようとする安倍派が解体した方が、自民党の運営、そして日本の国政にとってもいいのではないかと思うmewなのである。(@_@。
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