【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【バスケWC・・・日本代表は29日に世界3位のオーストラリアと対戦。NBA選手9人を擁する&素早く高身長な選手を相手に、前半は少し圧倒されてしまった感じで35-57で終わった。昨日は若手の河村、富永が(驚くほどにシュートが決まらず)、自分の持ち味を出せなかったのだけど。富樫、渡邊、ホーキンソンの先輩組が、攻守ともまさに全身全霊のプレーを見せて、挽回。後半だけなら、54-52と2点勝っていたものの、計89ー109で敗戦。E組3位となり、一次リーグで敗退。17-32位決定戦に進む。
ただ、昨日も書いたように、日本の大きな目標の一つは、今大会でアジアTOPになってパリ五輪の出場権を得ること。まだ可能性は十分あるので、ここから、さらにガンバ。o(^-^)o】
* * * * *
9月3日投開票の岩手県知事選は、与野党候補の一騎打ちとなり、激しい戦いを繰り広げている。(@@)
現職の達増拓也知事(59)は野党の支援で5回めの当選を目指しているのだが、自公が支持する元県議の新人千葉絢子氏(45)が追う展開になっているという。
岩手と言えば、かつては小沢王国と呼ばれた現立民党の小沢一郎氏のお膝元。
岩手出身の外務官僚だった達増氏は、小沢氏にスカウトされ、96年に新進党から衆院選(岩手1区)に出馬して初当選。小沢氏の最側近のひとりとされ、小沢氏と共に自由党、民主党と移り、衆院議員を4回当選。「小沢学校の優等生」と呼ばれていた。(・・)
さらに06年に岩手県知事選に出馬して圧勝し、こちらも4回連続で当選していたのだが、少し前までは、今回は少しアブナイかもと言われていた。
というのも、岩手では小沢氏の力が低下している(小沢本人も21年の衆院選で小選挙区落選した)&立民系の野党の勢いも衰えている上、達増氏の多選に対する批判も出始めていたからだ。^^;
そこで、自民党は若くフレッシュな女性候補を擁立して、挽回を期していたのであるが。マイナ問題で岸田内閣の支持率が低下している上、例の自民党女性局のフランス研修・観光旅行の問題が起きたため、思ったよりも支持が伸びずにいるという。(~_~;)
* * *
この知事選で達増氏が敗戦すると、小沢氏や立民党にとっては大きな痛手になるだけに、選挙応援にも力がはいっている。
小沢氏自身、早くから地元にはいって、猛暑の中、連日のように応援に回っているとのこと。
また、達増氏はこれまで無所属の形をとりながら、旧民主党、社民党、共産党などのオール野党の支援を受けて当選している。小沢氏もかねてから立民党内で野党共闘を呼びかけており(知事選の前も共産党の志位委員長と会っていた)、共産党幹部が応援にかけつけていたという。(・・)
20日の陸前高田市の選挙活動では、立民党の岡田克也幹事長が応援にはいったところ、共産党の小池晃書記局長も訪れていたため、2人が肩を並べて応援することに。^^;
岡田氏は22日の会見で、そのことを問われて「勝手連的に応援している。たまたま同じ日に(演説と)なった。私の判断ではない」と何だか言い訳がましい説明をしていたのだが。選挙対策の責任者である幹事長として、衆院選で共産党との選挙協力をどうするか、判断を迫られている。(++)
立民党の泉代表と岡田幹事長は、2人とも穏健な保守派。基本的には共産党と政治理念が合わないので、政党として連携することは全く考えていないし、できるだけ選挙協力もしたくないと思っている。<維新や自民に「立憲共産党」とか言われると、マジでイヤな気分になるのだと思う。^^;>
彼らは、立民党が野党第一党の力を維持し、できるだけ立民党が主導する形で、非自民非共産の勢力を結集して、自民党と対峙するかたまりを作りたいと考えているのだが。維新も国民党も共産党を毛嫌いしているので、尚更、共産党とは選挙協力しにくくなっている。
維新の馬場代表は7月23日にインターネット番組で、共産党について「日本から無くなったらいい政党で、言っていることが世の中ではありえない」などと批判。
この発言を問題視する声も出たのだが、馬場氏はその主張を通した。
『馬場氏は、きょう東京都内で記者団に対し「いろんなご指摘を頂いているのは事実だが、政治家として信念や理念を持って発言している。謝罪や撤回をする気は全くない」と述べました。
その上で、共産党は、破壊活動防止法に基づく調査対象団体だと指摘した上で「私が作った話ではなく国会や質問主意書における政府側の答弁でもはっきりしている。政府が危険な政党として見ているということだ」と述べました。(NHK23年7月26日)』
<この時、立民党に関しても「国会の憲法審査会の開催を妨害し、審査会を開いても出席している議員が『これは個人の意見だ』と発言して真剣に政治に取り組んでいるように見えない。日本を良くする気がない」と批判(同上)』してたけど。(~_~;)>
岡田氏は、昨日29日の会見で、こんなことを言っていた。
『(日本維新の会の馬場伸幸代表が、他党の存在を否定する発言を繰り返していることについて)非常に残念に思っている。頭から他の政党の存在を否定する言い方は容認できない。
馬場さんにアドバイスを送るとすると、政策や立場の違いはあっても、なるべく信頼関係は築いていく努力が求められる。私は自民党にも信頼関係を築いている人がたくさんいる。公明党の山口那津男代表や共産党の志位和夫委員長とは、互いに考え方、路線、政策が全く相いれないところが多くても、根底には信頼関係があると思っている。政治だから、信頼関係に基づいて色々な話をしていくことが大事だ。
馬場さんの言い方だと、相手の存在を認めておらず、信頼関係を築けない。非常に残念なことだ。ぜひ考えを改めてもらいたい。(記者会見で)(朝日新聞23年8月29日)』
でも、維新の会は、立民党や共産党を叩きまくって勢力拡大をはかって来たのだから、今さらそのスタイルを変えることはないだろうし。
立民党は、このように政党や政治理念の多様性を認めない、尊重しない政党と、連携などと考えるべきではないだろう。(-"-)
* * *
泉代表や岡田幹事長は、同じ連合を支持団体とする国民民主党との連携を模索しているのだが。国民党も共産党を毛嫌いしている。
国民党では代表選の真っ最中なのだが、立候補した玉木代表、前原代表代行が共産党についてこんな発言をしている。(・o・)
24日のネット討論会で、「共産党と連立すれば、野党勢力で政権交代ができるとなったら、組むか」と司会の人に問われ・・・。
前原氏は「組みません」「そんな国家像が違う、自衛隊は憲法違反で日米安保破棄だと言っている政党と連立組んだら、もう、すぐに瓦解しますよね」と回答。
玉木氏も「絶対組みません「自衛隊は、違憲だという意見でいいんですよ。違憲なんだけど、だから『憲法を変えよう』といくんじゃなくて『憲法に合わせて自衛隊をなくそう』というふうにいくでしょ?これ、絶対国家守れませんから」と答えていた。(「 」内の発言内容はJーCAST23年8月25日より)
さらに前原氏は28日に徳島で取材に応えて、「(野党の候補が)共産党と立憲共産党と言われるような選挙をするのであれば徳島から我々が候補者を立てることも検討しなくてはいけない」と、立民党と共産党の選挙協力をけん制していた。(「 」内は四国放送23年8月29日)』
国民党にここまで言われると、泉代表や岡田幹事長としても、尚更に共産党との選挙協力に二の足を踏んでしまうかも知れない。
でも、近日中に書くが、東京新聞の分析によれば、もし共産党と候補者調整などを行わないと、30選挙区で落選する可能性があるとのこと。
立民党の候補者たちは、なかなか判断を下せない執行部を見て、かなりイラ立っているのではないかと思うmewなのだった。(@@)
THANKS
【下の2つのランキングに参加しています。できれば、2つともクリックして頂けると、有難いです。組織票は全くなく、記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】
↑もう1クリックが、ブログを続けるエネルギー源に"^_^"