【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【全米テニス・車いすの部・・・女子の上地結衣はシングルスでは、17年以来、なかなかフロートに勝てず、6回めの準優勝に。ダブルスでは優勝を果たした。
男子のダブルスは、1回戦で小田凱人に勝った52歳のウデと日本のベテラン38歳・真田卓のペアが決勝に進出。全英準優勝の小田・三木谷ペアを破って、優勝を果たした。(*^^)v祝
サッカー男子・・・日本とドイツの親善試合、日本はどの選手も持ち味を活かした&積極的なプレー(守備陣はパワフルなプレー?)で、ドイツを圧倒。前半は伊東、植田、後半は浅野、田中がゴールを決め、4-1で勝った。親善試合とはいえ、これくらい差をつけてドイツに勝つと気持ちいい。本人も言っていたように、100%、久保が先発するかと期待していたのだけど。最後の約20分、2つのアシストを決められたのはよかったかなと。ソシエダのように、しっかりとした積み重ねで周囲の信頼を得て、先発に定着できるようにガンバ。o(^-^)o】
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ところで、先週8日、秋本真利衆議院議員(48)が、洋上風力発電への参入を目指す会社の元社長から国会で有利な質問をする見返りに約6千万円を受け取ったとして、受託収賄罪の容疑で東京地検特捜部に逮捕された。(@@)
8月5日に『岸田、ハンパなマイナ保険証の対応+脱原発の自民・秋本が収賄疑惑で家宅捜査』という記事を書いたのだが。
それ以来、ブログには書かなかったけど、この事件に関する記事をアレコレ読んでいた。(所有馬などに関しても調べていた。)
この事件は気になる点がいくつもあるのだが。特に気になったのは、
1・秋本真利氏が自民党内では珍しい脱原発派の議員として知られていたこと。また、再生エネルギー推進派の議員として、菅義偉氏や河野太郎氏などとつながりがあったことだ。
2・秋本氏が受け取ったとされる賄賂が、よりによって(mewの愛する)競馬と絡んでいたことだ。^^;
<ちなみに、秋本氏は6千万円の現金をそのまま受け取っているわけではない。3千万円は無利子、無担保で借りたお金で、後日、利子以上の謝礼100万円+ワインと共に3千万円を返却している。あとの3千万円は組合馬主としての出資金、馬の購入費、必要経費として納められたものだ。
ただ、東京地検は仮に金銭の利益はなくとも、馬主になるのを支援した、馬主になる喜びを与えたことは賄賂に当たるととらえているらしい。^^;>
誤解しないで欲しいのだが。mewは、秋本氏と塚脇氏の行為に違法性がないというつもりはない。
ただ、「う~ん」と考えてしまう部分もあるのだ。_(。。)_
この秋本氏の収賄事件について、今後、少しずつ取り上げて行きたいと思っているのだが。
今回は、秋本氏と菅氏、河野氏の関係についての話を少し。
秋本氏は堂々と自民党の中で、脱原発を主張していたため、かなり浮いた存在だったという。(@@)
秋本氏は1975年千葉県出身、法政大学卒業。03年に富里市の市議選に出馬して初当選を果たす。07年に再選。
市議時代、11年の東日本大震災での原発事故をきっかけに原発政策に関心を抱き、法大大学院で河野太郎氏が特別講師を務める講義を受講。核燃料サイクルについての問いに「完璧に答えたこと」で河野氏から「国会で一緒に仕事しないか」と誘われたという。
<河野太郎氏も福島の原発事故以来、脱原発を強く主張し、野党議員と議連などを作って活動していたことで知られている。(・・)>
12年の衆院選で千葉5区から出馬し、初当選。『秋本と同じ法政大学法学部出身の菅義偉に「君、法政だね」と声をかけられ、勉強会に参加した。これがきっかけとなり、菅グループの「偉駄天の会」「ガネーシャの会」に入会する。(wikipediaより)』
<ちなみに菅氏と河野氏は同じ神奈川県連&新自由主義派の仲間。菅氏も河野氏も再エネ派(再生エネルギー推進派)で、特に菅氏は首相時代、脱炭素化のために洋上風力発電を最も強く推していた。^^;>
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こんな記事が出ていた。(タイトルは『菅氏が「オヤジ」で河野氏が「兄貴」 秋本議員、再エネ促進は利権』朝日新聞23年9月7日)
『2020年12月15日夜、秋本真利衆院議員=受託収賄容疑で逮捕=は、業界団体「日本風力発電協会」の代表理事を務める「日本風力開発」副会長と一緒に東京・赤坂のイタリア料理店にいた。
遅れてやって来たのは菅義偉首相(当時)。副会長は、原発の立地自治体に出すような交付金について、風力や太陽光などの再生可能エネルギーも対象に加えてほしいと要望した。「地元対策ということでお願いします」と言うと、菅氏は「分かりました」などと答えたという。
2カ月前の同年10月、菅氏は首相就任後の所信表明演説で、温室効果ガスの排出を50年までに実質ゼロにする「カーボンニュートラル(脱炭素)宣言」を打ち出した。再エネの「最大限導入」を掲げた菅氏との面会を望む副会長に、年の瀬の会食をセットしたのが、菅氏を「オヤジ」と呼ぶ秋本議員だった。
この日は、日中に洋上風力をめぐる官民の協議会が開かれており、同社の塚脇正幸前社長=贈賄容疑で捜査=も出席。洋上風力発電を「再エネの主力電源化に向けた切り札」と位置づける産業ビジョンがまとまった。
12年の初当選時から自民党内で「脱原発」を主張し、再エネ議員連盟の事務局長を務めた秋本議員。業界関係者は「再エネ関連で頼れる議員がいない中、業界と党の唯一の窓口で、菅さんらとも近い。世間的には無名かもしれないが、業界では誰もが知っている圧倒的な存在」と評した。<有料記事の公開部分から引用)』
こんな経緯があるので、8月初旬に秋本氏に対する特捜部の捜査が明るみになってから、これは「脱原発派潰しか」「再エネ利権狙いか」「(アンチ岸田の)菅、河野押さえか」などの声がチラホラと出ていたのである。(@@)(この件は、また後日につづく)
話は変わって・・・モロッコでM6.8の直下型地震が発生。1900年以降、M6を超える地震はなかったとのこと。石やコンクリートの建物が崩壊し、2千6百人以上の死者が出ているという。ひとりでも多くの方々が救助されますように。そして、日本からも早く支援をして欲しい。(++)
トカラ列島の群発地震も気になっている。<お気に入りyoutubeの「しげ旅」で、トカラの島々を訪問していて、勝手に親しみを感じているので尚更に。>
トカラ列島では21年の4月には震度4を6回含め265回の有感地震が、12月には何と震度5強を含め309回の群発地震が起きた。今回も8日から震度4を含む有感地震が既に280回を超えているという。ただ生活を続けるだけでも心身に大きな負担がかかると察するのだが、避難するのが容易ではない地域なので、どうか住民の方々に被害が生じないようにと祈るばかりだ。(-人-)
<東北の被災者の話では、余震が続く中、1~2はまた揺れてるのかという感じで慣れて来るのだが。3~4でぐら~っと来るとドキッとして、夜だと眠れなくなるという。(-_-)>
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ところで、先週末から、林芳文外務大臣がウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領や閣僚などと会談を行なったり、現地を視察したりして来たという。(・・)
楽天の三木谷社長を含め経済界、企業幹部の人たちも同行したとのこと。何をしに行ったのかと思ったら、ウクライナの復興支援の相談をしていたのだという。
『林芳正外相は9日(日本時間同)、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪れ、ゼレンスキー大統領、クレバ外相と相次ぎ会談した。
大統領とは安全保障に関する2国間協定の交渉開始で合意。外相会談でウクライナの復旧・復興に対し、官民が連携して支援を強化していく考えを表明した。(時事通信23年9月9日)』
『林芳正外相の9日のウクライナ訪問には、楽天グループの三木谷浩史会長兼社長ら日本の企業関係者が同行した。ゼレンスキー大統領、シュミハリ首相との会談に同席し、日本企業として復興に協力する考えを説明した。
同行したのは他に医療分野のベンチャー企業や経団連の関係者。ウクライナ政府や現地企業との意見交換でニーズを聴取。復旧・復興事業への参入を狙う。(同上)
以前から書いているように、mewは日本の政府も企業も、戦争継続のための武器、特に殺傷能力ある武器を供給するような支援を行なうのではなく、地雷除去や医療、インフラ、建築物の整備などの復興支援を積極的に行なって欲しいと願っている。
各企業にとってはビジネス・チャンスにもなるのかも知れないが、被災者に寄り添い、本当に一般の国民の役に立つような復興事業を行なって欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
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