【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【テニス・・・国別対抗戦のデビスカップ・ワールドグループ1部、日本は相手国でイスラエルと対戦。1日めの初戦は島袋将(146位)ががオリエル(470位位)にストレート勝ちして先制したものの、望月慎太郎(193位)がクキアマン(372位)に1セットめをとりながら逆転負け。2日めにマクラクラン勉(D78位)/上杉海斗(D129位)のダブルスで勝利して、2勝1敗とリード。シングルスで島袋か望月のどちらかが勝てば大丈夫と思って期待してたのに、2人とも1セットめをとった後、逆転負けしたため、計2勝3敗で日本チームの敗退が決まってしまった。これで、日本は来年、再びWC1部のプレーオフ(2部との入れ替え戦)からスタートすることになる。(ノ_-。)
日本チームは、ランキング的に見て、島袋、望月でもイスラエルに勝てると思って人選をしたのかも知れないのだが。まさか、ここで負けるとは。う~ん、残念。(-"-)
陸上・・・DLファイナルに、世界陸上3000M障害で日本人として初入賞を果たした三浦龍司が出場。昨年は4位、今年は5位だった。あと一歩でTOP3に手が届くので、仏五輪目指してガンバです。o(^-^)o】
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9日の『神宮再開発、サザン、イコモスも、坂本龍一、村上春樹に続いて反対に動く+民の力で中止に』の続報を・・・。
今年3月に他界した坂本龍一氏、さらには村上春樹氏、サザンオールスターズの意見表明により、神宮再開発の問題に対する一般の国民からの関心が高まりつつある。(・・)<前回も書いたけど、この開発にも森喜朗元首相が絡んでいる。(-"-)>
また、再開発に反対する市民団体の活動には、東京・歌手の加藤登紀子氏、作家の浅田次郎氏や落合恵子さん、椎名誠氏、沢地久枝さんのほか、女優の秋吉久美子さんや参院議員も務めた俳優中村敦夫氏、クリエーターのいとうせいこう氏らも賛同したという。(++)
そして、ついに15日には、神宮外苑の再開発を問題視しているユネスコの諮問機関のイコモスが、日本記者クラブで記者会見を行ない、再活溌の中止を求めた。(@@)
『国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)は15日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見を行った。世界イコモス国際学術委員会・文化的景観委員長のエリザベス・ブラベック氏が明治神宮外苑(新宿区など)の再開発について「文化遺産の不可逆的な破壊だ」と述べ、即時中止を求めた。
オンラインで参加したブラベック氏は、イコモスが発出した文化財の保護に関する緊急要請「ヘリテージ・アラート」について、「国際的な遺産が失われかねないという最大限の懸念を示すものだ」と解説した。(産経新聞23年9月15日)』
『ヘリテージ・アラートは「神宮外苑の再開発により3・4ヘクタールの公園と約3千本の文化的資産としての樹木が失われる」として今月7日に発出。三井不動産や明治神宮など4事業者に再開発事業の中止を、都には環境影響評価(アセスメント)の再審査や都市計画の見直しを求めた。法的拘束力はない。
再開発は、神宮球場と秩父宮ラグビー場の建て替えや超高層ビル2棟の新築などを柱とする事業。計画では、敷地内の約1900本の樹木のうち約740本を伐採する一方で、新たに約840本を植えるため、再開発後は計約2千本に増えるとしている。(同上)』
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最初にも書いたように、坂本龍一、村上春樹、サザンだけでなく、多くの芸術、文化の関係者も神宮再開発の計画見直しに賛同しているという。
『東京・神宮外苑再開発をめぐり、樹木の伐採や計画の見直しを求めている市民グループが4日、東京都庁で会見し、グループの訴えに対して作家や女優、文化人など78人から賛同を得たことを明らかにした。
会見したのは「神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会」でともに共同代表を務めるの建築家、大橋智子氏と、作家の森まゆみ氏。同グループは国立競技場の建て替えが問題になり始めた約10年前から、活動を続けている。
大橋氏と森氏によると、賛同の姿勢を表明したのは、歌手の加藤登紀子、作家の浅田次郎氏や落合恵子さん、椎名誠氏、沢地久枝さんのほか、女優の秋吉久美子や参院議員も務めた俳優中村敦夫、クリエーターのいとうせいこう氏ら。秋吉は「神宮外苑は季節を織りなす人生の一部です」とメッセージを寄せ、浅田氏は、連載を続けている航空会社の機内誌の8月号の内容に触れ「最近の執筆に『東京の緑』があります」と伝えてきたという。森氏は、賛同人からは声をかけるとすぐに、賛同の返信があったとし「皆さんが、心配している。ギリギリの所なので」と語った。
再開発にはこれまでさまざまな市民グループや、日本イコモス国内委員会が計画の見直しなどを求めているが、工事はすでに始まっており、事業者側は今後、新たな樹木の伐採や移植に踏み切る見通し。(略)
大橋氏は、桑田の歌詞に触れながら「桑田さんは(神宮外苑に近い)ビクタースタジオで45年、録音をされてきた。(ラジオでの発言は)坂本さんのメッセージを受け止めたのだろうと思う」とした上で「これだけ多くの方が声を上げてくださっている。是非、小池さんには考えを変えて欲しい」と、小池百合子知事に対しても再開発について再考するよう求めた。都側が保全するとしているイチョウ並木の一部が、枯れ始めているとして「小池さんに、現地に行って見てほしい」と訴えた。また「桑田さんの歌もそうだが(現状の計画に)正当性があると思う人は少ないのではないか」などと、訴えた。【中山知子】
東京都は12日、事業者の三井不動産や明治神宮など4者に、神宮第2球場周辺の樹木の伐採を始める前に、伐採本数を減らすなど樹木保全の具体策を示すよう要請したとのこと。
ただ、小池都知事は15日、イコモスの会見について問われ「事業者も説明をより丹念にすべきだと改めて思った」と発言。計画見直しはせず、理解を得るために説明をすべきという立場を変えていないようだ。(-"-)
ただ、こう言っては何だが、日本は外圧に弱い。それこそJの問題も、英のBBC放送、国連人権機関が動き出した途端、大きく動くことに。それまで「なあなあ」にコトを済ませようとしていた日本の諸企業も、いきなり手のひら返しで、コンプライアンス(法令・社会規範の順守)重視の対応をとり始めている。<コンプライアンスと言うと、ついヒコロヒーの顔が浮かんでしまうmew。^^;>
本格的な伐採+αの工事が始まってしまうと、途中で止めることが難しくなってしまう。
何とかイコモスの圧力をうまく利用しつつ、有名人&一般市民の力で、まずは、いったん工事を停止させ、見直しする機会を得られないものかと思うmewなのだった。(@_@。
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