【テニス・・・25日、珠海選手権(250)の準決勝で46位の西岡良仁がカラツェフ(ロ)を6-4,6-4で勝利。ツアー3勝めをかけて、15位のハチャノフ(ロ)との決勝に挑む。ガンバ!o(^-^)o
アジア大会・・・体操男子団体、エース橋本は出ていなかったものの、谷川兄弟、北園などがいながら中国に3.4差で負けて銀だったのは残念。最大の敗因は、あん馬、鉄棒の落下だったとのこと。長年の課題ではあるが、つり輪で2点以上の差をつけられたのも大きい。パリ五輪も中国と首位争いをする可能性が大きいので、この1年でしっかり対策を練って欲しい。(・・)
卓球男子団体は、エース張本も含め、ランク下位のイランに0-3で負けて、2回戦で敗退。要反省。<張本・妹は決勝進出した女子団体で活躍中。>
競泳女子・平50mで32歳の鈴木が、また日本新記録を更新して銅メダルに。スゴ過ぎます。33歳入江も男子50背泳で銅。ベテラン強し。(^^)】
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岸田首相が25日、記者会見を開き、今後の経済対策を発表した。
スクリーンに大きく映し出された経済対策の目的は2つ。「経済成長の成果の適切な還元」「コストカット型の経済から30年ぶりの転換」だ。(**)
後者の目的を見て、mewは歓喜で心が震えていた。
小泉、安倍、菅政権が追及していた新自由主義の経済政策、利益追求&経費節減(コストカット)が主体になった経済のあり方を変えるというのだ。(^^♪
これぞまさにmewが目指す「脱アベ・スガ」路線。「修正された自由主義」路線。岸田首相のいう「新しい資本主義」路線になる。(++)
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新自由主義的政策が加速したのは、この20年余。日本の大企業が世界との競争に負けないために、日本型の経営、雇用を変える。人件費を減らすため、正規雇用を減らし、非正規雇用(派遣社員を含む)を増やす。諸経費もできるだけ減らす。下請けの中小企業に安価で受注をさせる。一般国民にかかる消費税などは上げても、法人税は下げる・・・などなど。<維新の会の「身を切る改革」も、新自由主義に基づくことに要注意。>
それによって、80年代ぐらいまでは、一億総中流、富裕層も少ないけど貧困世帯も少なかった日本では、大きな所得格差、生活・教育・医療格差が生じることになった。
今ではひとり親家族の2世帯に1世帯が相対的貧困状態、7人に1人の子どもが貧困状態での生活を強いられている。(-"-)
<関連記事・8月28日『所得格差が過去最大、こどもと高齢者に貧困層+立民の泉、競争主義の自民、維新を批判』>
ただ、ようやく景気が底打ちして、少しずつ経済回復の兆しが見えている。その成果、利益を国民に還元することで格差を縮め、まだわずかずつではあるが、また中流層が厚い構造を作ることができる。(@@)
『会見冒頭で岸田首相は、(略)「コロナ禍を乗り越えたなか、いまは、国民は物価高に苦しんでいる」として成長の成果である、税収増を国民に還元する経済対策を実施したいとした。
2つ目の柱である「コストカット型経済の転換」については「日本は人への投資、賃金、未来への投資である設備投資・研究開発投資までコストカットの対象としてきた」との認識を示し「30年ぶりの歴史的転換を図る」と強調した。
今後は、賃上げ、人への投資で経済の好循環を実現する方針を掲げ「熱量あふれる新たな経済ステージへの移行、方向感を明確確実にする」と示した。(FNN23年9月25日)
また、岸田首相は2つの目的を実現するために5つの柱となる政策を挙げ、いくつかの具体策も示した。(・・)
『2つの方針を具体化する5項目として、
(1)物価高から国民生活を守る
(2)構造的賃上げ、所得向上と地方の成長
(3)成長力につながる国内投資促進
(4)人口減少を乗り越え、変化を力にする社会変革
(5)国土強靱化など国民の安心・安全
を明示した。
岸田首相は、5項目を柱として10月に経済対策のとりまとめを行う方針で、その後に速やかに補正予算の編成に入ることを明らかにした。(FNN23年9月25日』
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『岸田首相が表明した減税政策は3つ
(1)「賃上げ税制の減税制度の強化」
(2)「国内投資の促進や特許所得に対する減税制度の創設」
(3)「ストックオプションの減税措置の充実」
これらについて、27日の「政府の新しい資本主義実現会議」で議論を行うと述べた。)』
『賃上げや国内投資促進の具体策について、「特許などの所得に対する減税制度の創設」や「ストックオプション(自社株購入権)の減税措置の充実」などに言及し、27日に新しい資本主義実現会議を開いて検討していく考えを示した。
年収が一定額に達すると年金などの社会保険料負担で手取りが減ってしまう「年収の壁」に関し、週内に支援強化パッケージを決定し、10月から実施していく方針も表明した。(略)
27日に「認知症と向き合う『幸齢社会』実現会議」を開き、認知症施策の総合的な推進に向けた検討に着手することも打ち出した。(読売新聞23年9月25日)』
まあ、とりあえず、今、問題になっていることを、アレコレ並べ立てている感じがしないでもないのだけど。^^;
しつこく書くが、大事なことは、自民党の政権がようやく新自由主義的な経済・社会政策から脱却しようと、日本の一般国民が安心できる社会、生活を作ろうとしていることだ。(++)
そして、この「新しい資本主義」、「反・新自由主義」路線が定着して、国民の生活が安定するまでは、岸田政権が続いて欲しいと、またはこの岸田首相の路線を継ぐ人の政権が続いて欲しいと願っているmewなのだった。(@_@。
<たとえば、安倍路線を継ぎたい高市早苗氏や萩生田、西村氏ら、河野太郎氏、菅義偉氏や仲間たちの政権ではダメってことね。(`´)>
THANKS