【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【アジア大会・・・女子卓球団体は決勝で中国に負けたが、14年以来の銀メダルを獲得。また中国ナンバー1~3を相手に、自国選手へのスゴイ声援が響く完全アウェイの中、早田、張本が1-3,平野が2-3と接戦に持ち込めたのは大きな進歩だった。<早田が「ここまで中国選手にどの試合も競ることができたのは、自分の感覚で初めて」と言っていた。昔より自信を持って戦っているのが伝わって来る。(^^)・・・ちなみに男子団体は、2回戦でエース張本も含め0-3でイランに負けてしまった。(-"-)>
体操の男子個人総合は、世界王者でもある中国の張博恒が89点台をマークしてダントツ1位に。日本は次世代エース候補の2人が出場。北園丈琉が銀メダル。川上翔平が4位だった。<北園はかなり復活して来た。川上はミスを減らせば、高得点がとれそう。>】
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26日の『麻生、公明党を「がん」呼ばわり』の続報を・・・。
まずは、自民党の麻生副総裁が23日に行なった講演で発言内容(TVでは映像も流れた)が出ていたので、改めてここにアップしておこう。
<公明党の山口代表が、麻生発言の「前後がわからない」と言っていたので、創価学会の人にも、もちろん一般国民にも是非、前後まで読んでおいて欲しい。>
『自・麻生副総裁:「(防衛費を)NATO並みにGDPの2%にします。安倍晋三が夢にまで見ていた数字、できなかった数字、これを岸田はすっと通した。公明党は(反撃能力は)専守防衛に反するという理由で反対。公明党の一番動かなかった、がんだった、いわゆる山口、石井、北側等々、一番上の人たち、その裏にいる創価学会、そういったものも含めて納得する形になって、うちは当然報復しますよ、ということを、公明党に認めさせています。これも岸田よ。私はこういう状況にある時には、岸田さんのようななんとなく、極めて誠実そうに見える顔。俺とか菅とか、そういう売られたけんかは必ず買いますというタイプの人間ではなく、ある種の誠実そうに紳士そうに見える、あの顔、リベラルそうに見えるあの顔のほうが世のなか受けるんじゃないの」(ANN23年9月24日)』
<「今のウクライナみたいに日本が戦場になると言い続け、納得する形になった」とも言ったようだ。(時事9.26)>
『また、中国が台湾に侵攻するという台湾有事を巡っては、在留邦人の救出など日本の安全保障にも関わるため、まずは台湾が「戦う覚悟」を持つべきだとの持論を改めて展開しました。
自・麻生副総裁:「戦うということをはっきりしてもらわないと、我々として日本の安全保障にも関わるんだと。台湾には戦うという力、海軍や陸軍、戦う力は、それなりにお持ちでしょうけれど、足りない。従ってその分はアメリカと一緒になったり日本と一緒になったりしなくちゃならんというのは確かでしょうが、まずは台湾自身が、その力を持つ、そしてその力を使う、国の防衛のために使うという国民的合意を持ってもらわないといけない」(ANN23年9月24日)』
麻生氏は、一応、岸田首相をヨイショする形で、これらの発言を行なっているのだけど・・・。<バカにしているようにも感じる部分もあるけど。^^;>
よく見てみると、公明党批判だけでなく、かなりアブナイ発言をしている。(・・)
「うちは当然報復しますよ、ということを、公明党に認めさせています。」
「(台湾に)戦うということをはっきりしてもらわないと、我々として日本の安全保障にも関わるんだと。戦う力はアメリカと一緒になったり日本と一緒になったりしなくちゃならんというのは確かでしょうが」
麻生氏は8月の台湾訪問時にも、「戦う覚悟」発言をして物議をかもしていたのだが・・・。
この発言を見る限り、中国が台湾に侵攻したら「日本は当然に報復する、台湾にも戦う覚悟を示してもらい、日本も米国と一緒に戦う」という考えを公の場で言っているわけで。政権与党の副総裁としては「大きな問題あり」だろう!(`´)
日本政府は、中国の台湾侵攻があった場合、台湾や米国とこのような約束をしているのか、本気で報復や戦闘をする気があるのか、きちんと問い質す必要があるだろう!(**)
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公明党に関しては『(反撃能力は)専守防衛に反するという理由で反対。公明党の一番動かなかった、がんだった、いわゆる山口、石井、北側等々、一番上の人たち、その裏にいる創価学会』と、思いっ切り批判している。(**)
公明党の山口代表は、とりあえずコトを荒立てまいと考えたのか・・・。
『公明党の山口那津男代表は26日の記者会見で、2022年の安全保障関連3文書改定を巡り、自民党の麻生太郎副総裁が山口氏らを名指しした上で「一番動かなかったガンだった」などと発言したことについて、「麻生さんがどういう意図でどういう場でお話しになったのかは直接聞いていない。前後の関係も分からないので、評価は控えたい」と述べ、論評を避けた。(毎日新聞23年9月26日)』
しかし、共同通信が発言について説明を求めたら火に油を注ぐような答えが返って来た。(・o・)
『麻生氏は24日の福岡市での講演で、反撃能力保有を巡り公明は専守防衛に反すると主張していたとして山口氏、石井啓一幹事長、北側一雄副代表を名指しで「がんだった」と批判した。
発言の真意を尋ねた26日の取材に対し「公明党が頑として反対だったのは間違いない。『がん』という言い方が不適切なら、名前を挙げた3人と(公明の支持母体の)創価学会が反対し、問題だったという意図だ」と述べた。(毎日新聞23年9月26日)』
<まさか「頑として」と「がん」をかけたりしていないよね。(-"-) てか、個人的には、こういう「悪いもの、望ましくないもの」を表現するたとえとして「がん」という病名を使うこと自体、問題があると思う。麻生グループは病院や高齢者施設などで儲けているのに、この人は以前から患者や家族、高齢者などへの配慮が全くできない人なのよね。(`´)>
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公明党ないからは、反発の声が出ている様子。
『公明党関係者 「関係悪化と言われないよう山口代表は抑えていたが、党内からは『言われっぱなしでいいのか』という声も聞こえてくるよ」』TBS9.26)
『自公は9月に次期衆院選での東京の選挙協力復活で合意したばかりで、公明関係者は「せっかく積み上げた信頼関係が崩れかねない」と憤る。別の関係者は「支持者の自民候補を応援する気がなくなる。困るのは自民党ではないか」と指摘した。(時事9.26)』
<うん。それがいい。公明党は支援する自民党議員を選んだ方がいい。麻生氏を落選させられれば一番いいけど、麻生氏と同じような考えの側近や改憲推進派、タカ派で公明党を邪魔者扱いする議員には、(特に当落ギリギリの人は)投票を控えるのもアリだと思う。少し痛い目に合わせて、反省を促さないと。こういう人たちが落選すれば、改憲&好戦モードも弱まるかも。(・・)>
国民党や立民党も、麻生発言を問題視していた。
『国民民主党の玉木雄一郎代表はこの日に国会内で開いた会見の中で「他党のことなのでコメントするのは適切ではありませんが、(麻生氏は)本音が出たんでしょうね。言葉遣いとしてどうなのかな、というのは率直にあります。がんを患っている方もいます。病名に例えること自体が、適切かどうかも含めて、言葉遣いは適切じゃないな、と思いますね」とした。
立憲民主党の岡田克也幹事長は「(麻生氏が)専守防衛なんて言っている場合じゃないみたいなことを言っているとしたら極めて問題で、じゃあ日本は専守防衛を放棄したのかと。それは(岸田)総理にも(国会で)聞いてみたい。専守防衛は変わっていないという説明を今までしてきたはずですよね。自民党副総裁がそれ(専守防衛)を否定したなら、極めて問題だと思います」と厳しく批判した。(東スポ23年9月26日)』
先ほども書いたが、立民党には是非、麻生発言に関して国会でしっかり追及して欲しい。<ただ、麻生氏は国会に来ないと思うので、メディアが取材や会見でききまくって欲しい。>
これはマジで日本の今後の安保のあり方、ひらたく日本が台湾有事で戦争に参加するのかしないのかという国民に生命、生活の安全に大きく関わる問題なので、衆院選の前に、是非、多くの国民に知って欲しい&考えて欲しいと願っているmewなのである。(@_@。
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