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【将棋・・・27日の王座戦第3局。先手得意の藤井聡太七冠が最初からいい形に持って行くかと思いきや、角換わりを拒んだ永瀬巧王座がジワジワ優勢に。私は相変わらず、チラリラ覗いていたのだけど。途中で永瀬がAI評価90%ぐらいになって、「あ、勝ったかな。藤井も先手で2回負けたら、ショックだろうな~」と言ってたら・・・。<対局後、藤井は「負け」、永瀬は「勝ち」かと思ったと言っていた。>少し目を離しているうちに大逆転が起きたらしく、「藤井、勝利」のニュースが。「ええええ?」とビツクリ。翌日、あちこちの棋譜やら解説やらを見て、AIによっては97%有利になっていた永瀬が、66手目で藤井の王手を受けた4一飛が、あとから見るとかなりの悪手だったらしい。<本人いわく、最善手の3一歩が第一感だったのに、エアポケットにはいってしまった」とか。正解だったのに~。でも、多くの棋士が肝心な時に、藤井を相手にしたプレッシャーで惑わされてしまうのだ。^^;>
この辺りから1分将棋にはいり、藤井が一気に叩みかけ、81手で勝利。2勝1敗として、王座のタイトル奪取&八冠獲得に王手をかけた。(@@)
何か複雑な気分。羽生の七冠に続き、藤井の八冠も見てみたいし。永世王座がかかった永瀬にも頑張って欲しいし。どちらもガンバ。o(^-^)o】
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政府が、秋の臨時国会を来月20日に召集する方針を固めたという。
この報を受けて、永田町では岸田首相があらたな「経済対策」や「減税」を掲げて、会期中に衆議院の解散に踏み切るのではないかと、場合によっては召集直後に解散をするのではないかという予測も出ている。(・・)
そんな中、維新の会の馬場代表は、27日に都内で講演を行ない、次の衆院選について、こんな話をしていた。
『日本維新の会の馬場伸幸代表は27日、東京都内で講演し、次期衆院選で目標に掲げる野党第1党奪取について「立憲民主党と70~80議席台の争いになる」との見方を示した。岸田文雄首相が経済対策の取りまとめを指示したことなどを踏まえ、早期の衆院解散・総選挙の可能性は「五分五分だ」と指摘した。
衆院選の情勢について「大阪を中心とした関西以外で勝つのは難しい。比例代表でどれだけ伸ばせるかが課題だ」と分析。比例代表では、旧日本維新の会が平成24年の衆院選で獲得した1200万票を目指すとした。(産経新聞23年9月27日)』
<『いま野党第1党の立民は衆院で90超、第2党の維新は40程度の議席をもっている。維新は2021年衆院選で公明党の現職がいない大阪の小選挙区をすべて制したものの、その他の地域は比例代表での復活当選がほとんどだった。(日経9.27)』>
あら? アレコレ豪語することが多い馬場くんにしては、何か控えめっぽくありません?(@@)
次の衆院選は「100議席に乗せたい」とか、比例は「過去最大を100~200万票ぐらい上回りたい」ぐらいのことは言うかと思っていたんだけど・・・。^^;
岸田自民党が、これだけ内閣支持率が低いのに、10月解散を打つことを検討しているのも、最も警戒している維新の会の予測議席数がまだ思ったほど伸びておらず、今のうちに選挙を行なっておいた方が有利だと考えているからかも知れない。(・o・)
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24日に『11月解散なら、立民が維新より上、自民も9議席減の軽傷?・・・』という記事をアップしたのだが。
選挙プランナー・松田馨氏の予測によれば、もし11月に解散を行なった場合、自民党は、252議席(9減)、公明党が24議席(8減)、立民党が88議席(7減)、維新の会が68議席(14増)になるとのこと。
維新の会も定期的にプロに議席数の予測を依頼していると思うのだが。「70~80台の議席争いになる」という馬場氏の発言は、上の予測ともほぼ一致する。(・・)
<逆に立民党の安住国対委員長は、9月中旬に「解散を受けて立つ」という強気の発言をしていたのだけど。今なら立民に勝ち目があると思ってのことなのかしらん?^^;>
色々な報道を見ていると、どうやら維新の会は夏以降、思ったほど関西以外の地域では支持が増えておらず。小選挙区での当選が厳しくなっている様子。その分、重複も含め、比例当選を増やそうと懸命になっているようだ。(-"-)
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ただ、大阪の選挙に関しては、かなり自信を深めている様子。(・・)
維新は12年から、大阪で公明党候補が出馬する選挙区には候補者を立てないと約束していたのだが。<その代わり、公明党は12年当時、維新が過半数の議席を得ていなかった大阪府議会、大阪市議会で維新の都構想の審議に協力すると。>
前回(21年)の衆院選では、大阪の19の選挙区のうち、公明党候補が出馬した4つを除き、15の選挙区で当選を果たしている。
しかし、維新は今年の統一地方選で、大阪の府議会、市議会とも過半数の議席をとったので、もう公明党の協力は必要ないとして、19全ての選挙区に候補を立てることを宣言。しかも、後を絶って緊張感を高め、選挙区での票数獲得に力を入れようと考えたのか、大阪の選挙区の候補者には、重複比例を禁止することを検討しているという。(@@)
また、これは27日の『維新、国に万博の増額分の負担を要求・・・』の続報になるのだが・・・。
大阪万博の建設費用は、既に当初予算の1250億円から1850億円に増加。最初に決めた通りに、増加分も含め、国が1/3、大阪府・大阪市が1/3、経済界が1/3を負担することになっていたのだが。
ここに来て、建設費用がさらに450億円増えて、計2300億円になると大阪万博協会が言い出した。(~_~;)
しかも、大阪維新の会は、数の力を用いて、増額分は全て国が負担することを求める意見書を議会で可決。26日には、同党の代表&万博協会の副会長でもある吉村府知事に「物価高騰について、誰も見通せるものではなかった」などとして増額分を国が負担するよう、府議会本会議で要望したという。(@@)
大阪維新としては、これ以上、大阪府、大阪市の負担を増やし、住民の支持を失うことを恐れたのだろう。(-"-)
自分たちが誘致に成功した時には、維新の手柄としてアピールするくせに、費用増加などの不都合な部分は国などに押し付けようとするその姿勢には、他の政党や一部メディアから批判が出ていたのだが。
維新の馬場代表は、大阪維新と同じ主張を行なった。(-"-)
『日本維新の会の馬場伸幸代表は28日、会見で2025年大阪・関西万博の建設費用が当初の1250億円から1000億円増加したが国、大阪府・市、経済界負担することについて「名称は大阪・関西万博となっていますが国のイベントです。オリンピックは、それぞれの都市のイベント。主体的に国が費用負担していく。その中で地元や経済界にも負担をお願いしていくのは当然の話だと思う」などとの認識を示した。
その上で「大阪府・市だけでやらないといけないのであれば、それは万博ではなしにオリンピックになる」と強調した。(日刊スポーツ23年9月28日)』
国民の大部分は、大阪万博が国のイベントだとは思っていないし。大阪万博に関心がある人も少ないのが実情だ。それこそ、もし国民の負担が増すのであれば、開かなくていいという人の方が多いかも知れない。
そして全国の国民には、維新の会が、いかに大阪府民の利益を優先して政治的な主張をするのか、もっと知って欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
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