【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
7日の『木原稔・新防相も要注意。かつて超保守会合の発言で問題に。安保強化に精を出す』の関連記事を・・・。
15年に木原稔氏が代表を務めていた「文化芸術懇話会」に関して、wikipedia
では、こんな説明がなされていた。
『九条の会を始めとした各種護憲団体に著名な“進歩的文化人”が多数参加し、また2015年5月には自由民主党の若手リベラル国会議員27人(武井俊輔・國場幸之助・石崎徹・福田達夫他)により「過去を学び、分厚い保守政治を目指す若手議員の会」が立ち上げられた現状を憂えた若手タカ派によって結成された勉強会である。
自由民主党青年局局長・木原稔が呼びかけ人となり、2015年5月27日に準備会合を開催した。この準備会合には、内閣官房副長官の加藤勝信や党総裁特別補佐の萩生田光一など20名ほどが出席した。同会への参加予定者の一人は「有名人に『首相(安倍晋三)のやっていることは正しい』と発信してもらえば、一気に広まる」と期待を示し、「憲法改正の国民投票まで見据え『自民党政権応援団』を増やす狙い」と報じられた。』
mewは、自民党内で若手リベラル国会議員が、(超保守から警戒されるような?)「過去を学び、分厚い保守政治を目指す若手議員の会」という会合を立ち上げていたことを知り(or思い出し?)、嬉しく思った。"^_^"
しつこく書くように、mewは日本が「脱アベ・スガ」「脱・超保守タカ派的、新自由主義的」になるようにと願って、このブログを書いているのだが。
今、政権与党である自民党の中でも、このような志を持った議員たちの勢力が強くなれば、日本には明るい未来が待っていると言えるだろう。(**)
<個人的には、安倍派所属ながら21年の総裁選で岸田文雄氏を支持した福田達夫氏(福田康夫元首相の長男)に期待。清和会(安倍派)の中には、超保守タカ派系の岸・安倍系と保守リベラル的な福田系の議員が存在する。できれば、福田達夫氏が福田系議員のリーダーになって、清和会を割って欲しいと願っている。>
* * *
残念ながら、この「過去を学び、分厚い保守政治を目指す若手議員の会」の項では、wikipediaは作られておらず。
ただ、発起人の石崎徹氏のwikipediaに『2015年5月、歴史修正主義的なナショナリズムを排除した保守を目指し、戦後70年の日本の歩みを検証する勉強会「過去を学び“分厚い保守政治”を目指す若手議員の会」の立ち上げに参加』と記されている。
また、田中龍作ジャーナルが15年5月7日付で、「自民若手ハト派 「分厚い保守目指す」という記事で取り上げていた。(・・)
『安倍官邸のニラミを かいくぐって 若手のハト派議員が動き始めた。
自民党の若手議員たちが勉強会をきょう、立ち上げた。その名も「過去を学び、分厚い保守政治を目指す若手議員の会」。
岸田派の武井俊輔議員(衆院・宮崎1区)、國場幸之助議員(衆院・沖縄1区)と無派閥の石崎徹議員(衆院・新潟1区)が発起人。岸田派は自民党ハト派の代表格だった宏池会の流れをくむ。
猛スピードでタカ派路線を突き進む安倍政権にもの申すグループの誕生か?・・・そんな憶測もあり、発足会場となった衆院会館には、マスコミ各社が集まった。
会への参加表明議員は27人、本日の出席議員は24人。
発起人の一人、武井俊輔議員があいさつした。「(マスコミには)センセーショナルな見出しもあるが、あくまでも勉強会」。武井議員は「勉強会」であることを強調した。』
『初会合の冒頭、谷垣幹事長のメッセージが読み上げられた。「ご活躍された方々の話を聞き政策と政治家の幅を広げて下さい」などとする内容だった。』
『福田達夫(福田康夫元首相の息子)議員が答えた―「戦後日本の保守政治は長い歴史のなかで存在していた。それをもう一度勉強しようという趣旨だ」。』
* * *
少し前に、「超保守」と「ふつうの保守」の違いついて書いたことがある。
mew的な分類によれば、「超保守」は、「日本の戦後の体制(社会、教育、個人尊重精神などを含む)や新憲法」を否定し、戦前志向で伝統的な文化、社会を守ろうとする政治思想、理念を指す。
彼らの中には、日本にとって不都合な歴史である「南京大虐殺事件」「従軍慰安婦の存在」「沖縄での集団自決強制」などなどを事実として認めない歴史修正主義者が多い。
先の大戦も、アジア諸国を欧米列強から救うために止むを得ず戦ったものだと正当化する人が多い。
他方、「ふつうの保守」とは、「日本の戦後体制や憲法」を認め、主に「自由民主主義」を守ろうとする政治思想、理念を指す。(共産主義と対峙する。)
この2つの若手の会合で言えば、木原稔氏らが率いていた「文化芸術懇話会」が「超保守」系の議員の集まり。武井俊輔氏らが立ち上げた「過去を学び、分厚い保守政治を目指す若手議員の会」は「ふつうの保守」(いわゆる「保守本流」)系の議員の集まりだと言えよう(・・)
ただ、このような考えは、当時の安倍首相の超保守タカ派路線とは一線を画するものゆえ、官邸や党内の超保守派からは快く思われていなかった様子。
安保法制の審議に影響するという理由で、会合が中止せざるを得なくなったこともあるようだ。
『「第3次安倍内閣」の記事における「「『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」の中止」の解説
2015年6月25日、自民党の若手議員の勉強会「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」は漫画家の小林よしのりを招いて5回目の会合を開く予定だったが急きょ中止となった。6月中旬に党幹部の1人がメンバーに対して「安全保障関連法案への審議に影響がある」として法案成立まで会合を開かないよう要請したという。小林は「会合中止は国会が空転しているから、と説明されただけだ。執行部への抵抗勢力になるのが怖くなり、負けたんだと思う。自民は全体主義になっている」と述べた。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 14:44 UTC 版)』
* * *
結局、同会は1週間後に別の形で勉強会を行なったようだ。同会の発起人だった石崎徹議員(今は維新の会に所属)のHPに、こんな記事が残っていた。
『昨日、御厨貴さん(政治学者・TBS番組「時事放談」のキャスター)から、有意義なお話を伺いました~第5回「過去を学び、“分厚い保守政治”を目指す若手議員の会」~
別の勉強会のニュースが報道されている中での開催で、マスコミも多数来ておりましたが、新しく来られた方はじめ、20名を超える議員の方に集まってもらえました。(略)』
そして『「戦争を全く知らない世代」に現役世代が「対話」を通じて伝えて行くしかない』『沖縄は、振り返るべき過去が10年、20年というスパンでなく、「琉球処分」からの長い複雑な歴史を持っている』「日本の場合「保守」の定義が欧米と異なるし、限定的な意味合いの強い「革新」に対して、「保守」は広い考え方。でも、今後「保守」は何を守っていくのか、どういう価値を引き継いでいくのか?といった中身を詰めていく必要がある』などの話がなされたという。
* * *
この会がいつまで続いていたのかわからないのだが。発起人だった武井俊輔氏、國場幸之助氏は現職議員として(予想通り?)岸田派に所属しているものの、ワケありゆえ、あまり期待できず。
その点、福田達夫氏は「清和会」(現・安倍派)に所属しているものの、今なら安倍・菅政権時より動きやすいかも知れない。
とりあえず、この会に所属していたメンバー、趣旨に賛同してくれるメンバーが
集まってを、新たに保守リベラル系の勉強会を立ち上げて欲しいと願っているmewなのだった。(@_@。
THANKS
【下の2つのランキングに参加しています。できれば、2つともクリックして頂けると、有難いです。組織票は全くなく、記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】
↑もう1クリックが、ブログを続けるエネルギー源に"^_^"