9月27日の『維新、国に万博の増額分の負担を要求・・・』の続報を。
25年に開催予定の大阪万博の建設費用の見積もり額がさらにアップ。当初予定した1250億円から1850億円に。先月には2300億円に増額になりそうだという話が出たのだが、今度は2350億円まで行きそうだという。(-"-)
しかも、建設費用は国が1/3、大阪府・大阪市が1/3、経済界が1/3を負担することに決まっていたのだが。大阪維新の会は、大阪府議会で「増額分は国が負担することを要求する」という意見書を可決。この要望書を、大阪維新の代表でもある吉村博文大阪府知事に提出した。(@@)
吉村知事は9月27日の定例会見で、「(万博誘致は)維新が最初提案して、決定したのは当時の安倍総理ですよ」「国の技術革新を考えた時に『やっぱり日本の未来に(万博が)必要だよね』っていうのは、当時の安倍総理が判断してくれたわけです」と安倍元首相の名を何度も出して、国の協力を強く要望したとか。
10月6日には上京し、関係省庁や自民党を回って万博開催準備への協力を要請したところ、(ちゃっかり?)それなりの支援を得られるようだ。(>_<)
* * * * *
確かに、このブログに何度も書いたように、大阪万博の誘致は、維新の代表&大阪府知事&大阪市長だった橋下徹氏、松井一郎氏が提案し、当時の安倍首相と菅官房長官が協力を了承し、話を進めて来たものだ。
<松井氏の本によると、忘年会の席で、安倍総理が「それは挑戦しがいのある課題だよね」「菅ちゃん、ちょっとまとめてよ」と言い、国が協力することになった。^^;>
それで、9月29日の定例会見でも、安倍総理の名を連呼してまで国の負担を求め続けたのである。(-_-;)
『「万博に国が追加予算を組むのはいかがなものか」との疑問が自公関係者から出ているとの指摘に、吉村氏は「国民の税金は自民党のカネでもなければ、公明党のカネでもありません」などとイライラ。「(万博は)日本でいろんな技術革新、新たな未来社会をつくって次の成長につなげていこうよって事業なんだから、『自民党が』『維新が』という話ではない」と、約6分にわたって長広舌を振るった。』
国頼みの姿勢に苦言を呈する国会議員を念頭に、「最後は自分のポジションを大切にしているんでしょ」「情けない」と逆ギレ。万博誘致・開催を維新の会の党勢拡大に利用してきたクセに、最後は国に泣きつく自身の姿勢を棚に上げて一体どの口が言うのか。』
『吉村氏は言うに事欠いたのか、「(万博誘致は)維新が最初提案して、決定したのは当時の安倍総理ですよ」と故人を引き合いに。「国の技術革新を考えた時に『やっぱり日本の未来に(万博が)必要だよね』っていうのは、当時の安倍総理が判断してくれたわけです」と続けた。
以降、会見が終わるまで、遺志と言わんばかりに「安倍総理」の名を連呼。「安倍総理が判断してくれて」「安倍総理は『国のために万博って必要だよね』っていうふうに思って判断された」──。まさに、「死人に口なし」。まさか「故人がこうした、ああ言った」と訴える“イタコ作戦”に出るとは、あまりにも見苦しい。
会見の最後は「次世代のことを本当に考えて、明治維新の志士みたいな、ああいう人たちに政治をやってもらいたいなあ」とボヤいてみせた吉村氏。負担増を強いられる国民に思いを馳せない男が、「志士」でないことは確かである。(日刊ゲンダイ23年10月3日)』
* * *
そして、10月6日に上京した時の様子を。
『国は、どこまで責任をもってくれるのか。吉村知事は6日、説明に追われました。
大阪府・吉村洋文知事:「万博は未来社会への投資でもあると思っています。素晴らしい万博を国と自治体と経済界、協力して進めてまいりたい」
西村康稔経済産業大臣:「この間の物価高、資材の高騰、人件費、さまざまありますので、その点について、万博協会が精査している状況です。当然、国としても中身を見たいと思いますし、(建設費が)出てきた段階で、よく相談したい」(略)
、吉村知事の出身母体である大阪維新の会の府議団は「増額部分は国の責任において負担を強く求めるべき」と要望。知事は足元から突き上げられている格好です。(ANN23年10月6日)』
『吉村知事が、最後に訪れたのは自民党本部です。会談の相手は、二階元幹事長。党の万博対策本部長を務める二階氏は関係者によれば「自分の家を売ってでもやるくらいの覚悟が必要だ」などと激励したそうです。
陳情を終えた吉村知事。改めて、国も責任を持ってほしいと強調しました。
大阪府・吉村洋文知事:「増額分をすべて国が負担すべきだと思っているわけではない。我々、大阪府・市も責任者だし、主催は国だが地元大阪でやる。会場建設に関しては、3者が、それぞれ責任をもって負担して、万博を成功させるのが基本の考え方だ」(同上)』
この状況した際に、菅義偉氏に会ったかどうかはわからないのだが。<電話ぐらいはしたかも。また、菅氏は維新の前代表の松井一郎氏と電話でやりとりする間柄なので、「よろしく」コールがはいったのかも知れない。>
翌7日、菅前首相は、出演したテレビ番組で、大阪万博に関して「国をあげて取り組むべき」だと語ったという。(@@)
『菅義偉前首相は7日、TOKYO MXの番組に出演し、工事の遅れや会場建設費の増加に批判が出ている大阪・関西万博について、「国をあげて取り組むべき」との認識を示した。
「日本は(開催地決定をめぐる)争いの中で世界に勝った。建築工事の遅れとかは、あってはならないと思う」とした上で「国としての責任というものも、私はあると思う」と訴えた。
大阪府の吉村洋文知事は6日、都内で関係省庁を行脚し「素晴らしい万博を、国と自治体と経済界、協力して進めてまいりたい」などと訴えた。ただ、建設費のさらなる増加には国民の強い反発は避けられない。
菅氏は、国民が納得する説明について問われると「今ようやく、成功に向けて動き始めたところではないか」と述べ、前向きな認識を示した。(日刊スポーツ23年10月7日)』
また、『政府は6日、2025年大阪・関西万博の警備費200億円を国が負担する方向で最終調整に入った』という。
『警備費は当初、万博の入場料収入などでまかなう運営費から拠出する予定だったが、想定以上に費用が膨らんだことから、国が別枠で確保する。万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)が2300億円規模まで膨らむとの見通しを示している万博の会場建設費に加え、警備費も新たな国民負担になる。(毎日新聞23年10月6日)』
大阪の府民の中には、このような吉村氏の言動や大阪維新の方針を頼もしいと思う人もいるかも知れないのだが。<大阪府や大阪市の負担が減るように努力しているわけだしね。>
全国には、さして大阪万博に関心がないのに、国民の税金負担分は100億単位で増えて行くことに納得行かない人も少なくないと思われ・・・。このような実態をもっと世間に知って欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
THANKS