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【将棋・・・藤井聡太竜王は11日に、八冠を達成。この竜王戦からは、八冠をどこまで防衛し続けられるかという大変な日々が始まる。<メンタル的にも超人的に突き抜けているので、楽しみながら挑めちゃうかな。>
17,18日は、竜王戦七番勝負の第2局を10日に藤井の21歳に並んだ伊藤匠七段と対局。相掛かり、角交換で序盤から動く展開に。先手の藤井が中盤からジワジワと押して行ったものの、伊藤も粘り、最後は107手で藤井が勝利した。これで2勝0敗になった。<素人としては、伊藤に70手目ぐらいで五9角か三9角に打ってみて欲しかった。場所が、中学か高校の古文で出て来た「仁和寺」。法師も立ち会っていたりして。同い年の2人は、笑みを浮かべながら楽しそうに感想戦を行なっていた。>】
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昨日の記事で、日本政府がパレスチナ・ガザ地区の人道支援を行なうという話を書いたばかり。何とかガザ地区の一般住民の生活や安全を確保できるようにと願っていた最中、17日夜、北部の病院で激しい爆発があり、500人近い人が亡くなった。(@@)
ハマス側はイスラエルによる爆撃があったと主張し、病院への攻撃は国際法違反の戦争犯罪だと大批判。しかし、イスラエル側は、同国の軍隊の攻撃を否定。ガザ地区を拠点とする他の過激派組織(イスラム聖戦)がロケット弾を誤射したものだと反論している。
イスラエルに訪問中の米国のバイデン大統領は、「憤りを覚えるとともに、深く心を痛めている」と声明を出した。ただ、米政府は、国防省などが情報収集を行なった結果、イスラエル軍の攻撃ではないと判断。イスラエルと連帯する意向を明らかにした。
<今回のハマスの攻撃によって、イスラエル国内にいた米国民31人が死亡。ハマスが拉致した人質の中に、米国民もいると見られている。>
また、国連安保理では、ブラジルがガザへの援助提供を可能にするため、紛争の人道的な一時停止を求める決議案を出したのだが、15カ国中、日本や仏を含む12カ国が賛成(英ロが棄権)したのだが、米国が拒否権を発動したため、否決されてしまった。<ね。米国はイスラエルに関しては、すぐに拒否権発動しちゃうのだ。(-"-)>
バイデン大統領は、本当はこの後にヨルダンに行 き、パレスチナのアッバス議長などと会談を行ない、イスラエルとの仲介役を務めるつもりでいたのだが。パレスチナ側の病院が攻撃を受けたため、中止になってしまった。
ただ、もともと米大統領にしては、平和・リベラル志向がやや強いこともあってか、ネタニヤフ首相が米国に共闘を求めたのに対し、「ハマスがすべてのパレスチナ人を代表しているわけではなく、パレスチナ人に苦しみしかもたらしていない」と」と発言。ガザ地区の住民の人道支援に協力するように強く働きかけた。
それもあってか、イスラエル軍は18日、ガザ地区南部の地中海沿いの地域に、避難民の安全を確保する「人道支援ゾーン」を設置すると発表した。(・・)
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日本の岸田首相も、積極的に動いている。(@@)
岸田首相は17日、EU(ヨーロッパ連合)のフォン・デア・ライエン委員長と電話会談を行ない、人道支援について協議。また、イスラエルと接しているエジプトのシシ大統領とも電話会談を行ない、ガザ地区からエジプト側への退避を希望する邦人の安全確保や人道支援について協力を要請した。
さらに18日には、サウジアラビア、ヨルダン、カタール、UAE(アラブ首長国連邦)の首脳とも相次いで電話会談を行なった。
日本は中東諸国とは良好な関係にある。特にアラブ諸国の中には米国に不信感を持っている国もあるが、親日の国が多い。
『一連の会談の中で岸田総理は、パレスチナ自治区ガザの病院が攻撃され、多くの死傷者が出たことについて「強い憤りを覚える」と述べ、事態の早期沈静化に向けて連携を呼びかけました。
各国からは、日本が打ち出した1000万ドル=およそ15億円規模の緊急人道支援などに感謝する発言があったということです。
岸田総理は自身のSNS上に、会談した4か国について「今の局面で重要な役割を果たすパートナーだ」と投稿したうえで、外交努力を全力で続ける考えを強調しました。(TBS23年10月18日)』
岸田首相は、安倍内閣で12年から17年まで4年半もの間、外務大臣として「地球を俯瞰する外交」を行なっていた上、今年はG7サミットの議長も務めており、外交面では実績と能力が評価されている。(・・)
内政に関して批判が相次いでいる中、せめて外交で頑張って、日本の存在感を支援して欲しいところだし。
米国や関係諸国にどんどん連絡をとって、停戦や人道支援への協力を呼びかけて欲しい&実際に平和構築に役立つ国になって欲しいと願っている。(++)、
話は変わって・・・。安倍元首相の超保守仲間だった作家の百田尚樹氏が会見を開き、政治団体「日本保守党」の設立を発表した。超保守系ジャーナリストの有本香氏も設立に参加している。(@@)
<超保守は戦後を認めず、戦前志向&伝統文化を重視。百田氏は杉田水脈氏に負けないぐらいアブナイ発言が多い。>
『作家の百田尚樹氏が代表を務める政治団体「日本保守党」が17日、設立記者会見を開いた。憲法改正などを掲げ、現状の自民党に批判的な保守層の受け皿を目指す。次期衆院選などに候補を擁立する方針だ。
百田氏は東京都内での記者会見で、自民主導で議員立法の性的少数者(LGBT)理解増進法が6月に成立したことを批判し、「日本を守るために新たな政治勢力が必要だ」と語った。消費税減税や議員報酬の引き下げなども公約とする。
共同代表に、河村たかし・名古屋市長が就いた。河村氏率いる地域政党・減税日本との連携に向け、「特別友党関係」を締結した。(読売新聞23年10月17日)』
安倍元首相が他界し、岸田政権が続く中、超保守系の人たちは自民党の政権運営への不満が溜まって来ている。
昨年の参院選では、保守的な政策を訴えた参政党が選挙区選、比例選とも得票率が有効投票総数の2%以上となり、政党要件を満たした。自民幹部は「日本保守党にも支持層を切り崩されかねない」と警戒する。(読売新聞23年10月17日)』
『日本保守党は、公式X(旧ツイッター)アカウントのフォロワー数が31万人超(16日時点)で、政党でトップ。党員数も募集開始から20日もたたずに5万人近くになっている。(夕刊フジ23年10月17日)』
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超保守系のリーダーだった安倍元首相が他界。自民党の中では平和&リベラル志向が岸田政権が続く中、超保守系の支持者、国民は自民党の国政運営に不満が溜まり始めている。<特にLGBT法案の成立は、容認し難いものだったようだ。^^;>
個人的には、どうせなら自民党の超保守系の議員(LGBT法案に反対していた人たちとか)は、日本保守党の移ればいいのにって思ったりするのだけど。<河村たかし氏と組むのが吉と出るか、凶と出るか。mewが超保守派だったら、イヤだな。軽くて信用しにくい感じ。^^;>
既に党員が5万人も集まっているとのこと。何か雰囲気的には、N国党ができた時に似ている感じもある。もし国政選挙に出たら、自民党や維新、参政党の票を食うかも知れず。(立民の票はほとんど食わない。笑)どのような影響を与えるのかウォッチしてみたいと思うmewなのだった。(@_@。
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