【競馬・・・22日にはJRAで菊花賞が行われ、4番人気のドゥレッツァwithルメールが優勝した。重賞未経験馬の勝利は、90年のメジロマックイーン以来の快挙。(*^^)v祝
2着に2番人気のダービー馬・タスティエーラ、3着に1番人気の皐月賞馬・ソールオリエンス。
ドゥレッツァは新馬戦が3着だったものの、未勝利→1勝→2勝→3勝クラスと4連勝して、コツコツ上がって来た馬。デビューから20~2200mばかり走って来て長距離適性はありそうな感じだけど。重賞未経験馬は長年、連対さえしておらず。しかも大外17番に。「う~ん。どうしようかな~。でも、ルメールだから、とりあえず押さえるか~」「秋のGIは外国人騎手買っておけばOKだし?」(たぶんルメール騎乗でなければ、4番人気にもならなかったかも。)
ルメールは逃げる気はなかったようだが。馬が行く気を見せたので、下手に押さえず、ゆっくり先頭へ。4角前で他馬に先に行かれたので、そのまま失速するかと思いきや、直線でプチ二の脚を使いまた先頭に立って、そのまま押し切った。「やっぱ、ルメール、上手いな~」と感嘆の声が全国できかれたはずだ。^^;<馬もバテずに&最後、自らも積極的に走って頑張った。> 2,3着馬もクラシック上位だっただけあって、それなりに力はあるけど、今回はやられたという感じ。3歳牡馬は混戦のままだった。<とりあえず三連複を複数とったけど、穴候補だった6か8が3着に来てくれたら、よかったんだけどな。外国人馬連を買い忘れた。残念。(-_-;)>】
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さて、22日には、衆参院補選の投開票が行われ、徳島・高知の参院補選は野党系候補が、長崎4区の衆院補選は自民党候補が勝利し、1勝1敗の結果だった。(・・)
また、昨日は奈良県橿原市長選も行われ、現職の自民党系市長が維新公認の元職を破り、再選した。<維新は奈良県知事選に続く金星はあげられなかった。^^;>
徳島・高知の参院補選は、開票が始まった20時過ぎに、すぐに野党系無所属の広田一氏(55)の当選確実が出て、自民新人の西内健氏(56・公明推薦)を破った。
広田氏は、元立民党の衆参院議員。立民党、共産党が支持したほか地元の国民・社民党の支援も受けており、野党共闘で戦っていた。"^_^"
昨日も書いたが、この参院補選は自民党前職が秘書への暴力行為で辞職したのを受けて行われたものゆえ、自民党側はマイナス・イメージが強かった上、元自民党主運議員だった徳島の後藤田県知事が広田氏を支持するなど、自民候補に不利な面が目立った。
しかも、岸田自民党への支持が弱くなっていることから、逆転することは難しかったようだ。^^;
自民党の北村誠吾議員(元地方創生担当相)の死去に伴う長崎4区の衆院補選は、自民党の新人・金子容三氏(40・公明推薦)が、立民党元職の末次精一氏(60・社民推薦)を破り、初当選した。
この補選はいわゆる弔い選。しかも金子容三氏は祖父も父も自民党宏池会(現岸田派)の国会議員ということで、自民党は「ここは絶対に落とせない」と岸田首相を含め、次々と閣僚や党幹部を応援に送り込んで、選挙活動を展開。
元・小沢一郎氏の秘書だった末次氏は、元職の知名度を活かして接戦を演じていたのだが。野党の「世襲批判」「岸田国政批判」が思ったほど効果がなく、最後に突き放された感じがあった。^^;
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岸田首相&自民党は、もし長崎4区の衆院補選を落として2敗したら、あまりにもダメージが大きく、岸田おろしも起きかねなかっただけに、ほっと一息というところだろう。<あと小渕優子選対委員長もね。(~_~;)>
もちろん、徳島・高知で自民党の議席を落としたのは痛いのであるが。ここは「前任者の不祥事というマイナスからのスタートで、大変厳しい戦いだった(by世耕)」という言い訳ができる。<ちなみに暴力行為で辞職した高野光二郎氏は、麻生派の議員。>
とはいえ、長崎でも「物価高」「増税(めがね?)」などへの批判は強かったとのことで、党内での求心力には影響しそうだ。
解散のタイミングをはかるのも難しくなったかも知れない。(-"-)
<ただし、一部には「岸田おろし」をされるぐらいなら、思い切って11月or年内に解散する手を選ぶかも、という観測も出ている。^^;>
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立民党は、とりあえず徳島・参院補選で勝利できて、小さなガッツポーズが出たかも。
立民党の大串選対委員長も、手ごたえをつかんだようだ。(・・)
『2つの衆参補欠選挙について立憲民主党の大串選対委員長は「戦いがいのある選挙だった」とし、「結果を糧に臨時国会での論戦や党勢拡大につなげていきたい」との考えを示しました。
また、2つの補選で野党候補の一本化が実現したことについて、「こうした関係性を次期衆院選に向けても整えていけるように頑張っていきたい」と述べました。(TBS23年10月22日)』
ホンネを言うと、mewは今回、1勝1敗でよかったかなと思っているのだ。ここで2敗したら士気がダウンするのでダメだけど。下手に2勝すると、泉体制が固まってしまう&全体的に調子に乗るおそれがあるからだ。(~_~;)
<あと長崎4区では、小沢一郎氏が元秘書のためにかなり動いていたので、ここで当選すると党内での発言権が強くなるのではないか、と懸念していた。。^^;>
また何より今回、よかったのは、徳島・高知でも、長崎でも、元立民党議員の候補を地元レベルも含め、共産、社民、国民などが支援してくれて、野党共闘ができたことだ。
泉代表や連合には、野党共闘の重要性を改めて認識して欲しいと思う。(++)
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そして、奈良県橿原市長選では、4月の奈良県知事選で勝利した維新の会が、奈良で勢力を広げようとして公認候補を擁立して来たのだが。吉村代表などを応援に送り込んだものの、自民党の現職に敗れた。(~_~;)
『任期満了に伴う奈良県橿原市長選は22日投開票され、現職の亀田忠彦氏(51)=自民党県連推薦=が、日本維新の会公認の元職、森下豊氏(65)を破り、再選を果たした。投票率は44・80%(前回41・67%)(略)
森下氏は今年7月、維新公認での出馬を表明し、市政の諸課題を前進させると主張。維新共同代表の吉村洋文大阪府知事や県総支部代表の山下真知事ら党幹部が橿原入りしたほか、維新県議らも支援したが及ばなかった。(産経新聞23年10月22日)』
森下氏は、奈良県議(自民党)を3期務めた後、07年に民主党の支援を受け橿原市長選に当選し、その後3期連続当選。しかし19年に自民推薦の亀田氏に敗れたため、23年の今回は維新公認で出馬してリべンジを果たそうとしたのだが、また敗れてしまった。^^;
そもそも4月に維新候補が奈良県知事選に勝てたのは、自民党奈良県連が分裂選挙を行なって、漁夫の利を得ることができたため。<高市早苗氏が自分が連れて来た候補をゴリ押し。現職知事も出馬を譲らず、分裂選挙に。高市氏は多忙を理由に会長を辞任。>
維新は最近、国政選挙でも首長選でも、これまで他党の候補だった人を公認して勢力を広げる戦略に出ているのだが。今回はうまく行かなかった様子。
維新は衆参補選で候補者を出すこともできなかったし。何だか夏までの勢いや追い風がなくなっているような感じもしているmewなのだった。(@_@。
THANKS