書きかけの原稿が寝ている間に、消えた~。勝手にPCを更新しないように設定したはずなのに。永遠のPC初心者mewの言うことをきいてくれない。<保存しておかない人が悪いんだけど。(ノ_-。)>
【車いすテニス・・・現在、杭州アジアパラ大会が開催されているのだが。車いすテニスで、男子は小田凱人、女子は上地結衣が優勝。来年のパリ五輪の出場権を獲得した。(*^^)v祝】
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来年2月4日投開票の京都市長選が、複雑怪奇な状況に(内心、チョット面白い状況に)なっている。(@@)
この市長選で自民、公明、立民が元民主党の参院議員を擁立することを決定したのだが、これは共産、維新対策のためだと見られている。
しかも、自民党からは有力な府議が立候補を表明(自民党府連を批判)しており、党内&保守派分裂選挙になるという。
維新の会は独自候補の擁立を予定。吉村共同代表は自公立の相乗りを「談合」「自民と戦わない立民はしょぼい」と大批判。<維新参加でますます保守分裂。>
そんな中、これまで自公立と共に現市長を支持して来た国民党の前原代表代行が、今回は維新側につこうとしているため、ますます状況が複雑化しているのだ。
<ね、何かわけわかんないぐらいゴチャゴチャしてるでしょ?(~_~;)>
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京都市では、4期16年務めている現市長の門川大作氏が来年2月に任期を迎えるのを機に退任する意向を発表。各党が次の市長選の候補者の準備を進めて来た。
<既に共産党が推薦する弁護士と、自民党府議が出馬を表明している(後述)。>
門川市長は08年に初当選した時から、自公民社が支援して来た。<前回は「自公立国社が支持。)
それもあって、今回の自公立は同じ候補を推すことを前提に協議を進めていたのだが。今週になって、元民主党参院議員の松井孝治氏(63)を支援することに決まったと報じられた。(・o・)
松井氏は京都市出身。京大卒後、現経済産業省に入省。01年に参院選京都選挙区に民主党公認で初当選。鳩山内閣で官房副長官を務め、13年に政界を引退。慶応大教授を務めている。
<何か元衆議院議長の伊吹文明氏が相談役を務め、大学教授や経営者らでつくる「文化首都京都の市長候補を京都市民で考える会」なるものが、市長として望ましい候補者の条件(京都出身、府議会と協調できる、中央とパイプがあるなど)を出し、これに松井氏が合致したというのだが。この辺は、ミョ~な感じがする。>
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まあ、もともと08年に門川市長が初当選した市長選の時から自公民社が支持していたので、別に自公立が相乗りすること自体、不思議なことではないのだが。<当初は、京都では強い共産党候補に対抗するために組んでいたのだけど。>
ただ、今回の場合、自公立が組んだのは、共産党候補対策に加え、地方選で勢力を拡大した維新候補対策の側面が強いと見られている。(~_~;)
それを察知したのか、維新の会の吉村共同代表が早速、「談合だ」「自民党と戦わない。ほんとショボいよね」などと立民党批判を展開し始めた。<維新は、何かあれば、とりあえず立民批判をする。>
『日本維新の会共同代表の吉村洋文大阪府知事は27日、任期満了に伴う来年2月の京都市長選で、自民、公明、立憲民主3党が相乗りで支援を模索する対応を批判した。府庁で記者団に「談合だ。京都市民のプラスになるのか」と述べ、維新として独自候補の擁立に重ねて意欲を示した。(共同通信23年10月27日)』
『「京都市長選、元内閣官房副長官の松井孝治氏に出馬要請へ、自立公が推薦方針」というニュースを挙げた上で「立憲が自民党と組むようです。残念ですが、これが野党第一党。自民党と戦わない。ほんとショボいよね」と批判。「このままだと京都は古い政治がこれからも続く。京都に新しい風を吹かせないといけない」と投稿した。
吉村知事のツイートに「このままでは京都は良くならない」「京都に新しい風を」と肯定的な投稿もあったが、批判的な声も。「大阪万博のていたらくを見る限り、新しい風とやらがいいとは思えない」「自分とこのエリアちゃんとやってください」「お前が言うなって言われてません?」など、万博に批判的な人々からブーメランが飛んでいた。(スポニチ23年10月26日)』
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いやいや。まず、首長選では自公のほかに立民など他の野党が相乗りで支持するのはよくあること。実際、維新が自公候補を支援していた例も少なからずある。
ましてや元民主党議員を擁立するとなれば、立民党が推薦するのは自然なことだろう。<むしろ元民主を推す自公を批判すべきでは?(・・)>
ってか、そもそも維新は、国会でも自公と法案づくりで協力したり、議決を合わせたりする例が少なからずあって、「ゆよ党」と呼ばれているのだが。これは「談合」「自民と戦わないしょぼいこと」には当たらないのだろうか?(**)
しかも、維新は戦前志向の超保守系議員が多くて、今年もLGBT法案の「差別廃止」の文言を削除したりとか、馬場代表が「不倫をしても、能力があれば辞める必要はない」とか古いことを言ってたりするわけで。それで、京都に新しい風が吹かせられるのか「???」だ。(-"-) ・・・<とりあえず、批判返しでストレスを解消してみた。(^^ゞ>
そんな中、国民党の前原代表代行の動向が注目されている。(@@)
先述したように、国民党の前原府連代表は、民主党時代から自公と共に門真市長
を支援し続けている。で、今回も自公民は、前原氏にお声掛けをしたのだが、前原氏は、もし維新が候補を擁立するなら、そちらを応援したいという気持ちが強いため、自公立の呼びかけに応じていないという。(~_~;)
『維新では市議会で会派を組む国民民主党などと統一候補を模索する動きもある。吉村氏は馬場伸幸代表らが前原誠司代表代行と連携を取っているとした上で「しがらみにとらわれない価値観でぶつかってくれる候補者を探したい」と語った。(共同通信23年10月27日)』
以前から何度も書いているように、前原氏は、国民党が維新と連携、合流することを切望しているのだ。<で、立民の保守系議員も引き入れて、自民と対峙する大きな保守政党を作るのが目標。>
そこで、前原氏は国民党の京都府連会長として、22年の参院選の京都選挙区では立民党の福山哲郎氏ではなく、維新の候補を推薦。<福山が勝ったけど>。また今年4月の統一地方選で、維新の京都市議が増えたのを受けて、京都市議会では国民党の市議と同一会派を組んで活動をさせている。^^;
しかし、国民党の玉木代表は、維新よりも自民党と連携する方がいいし。支持団体の連合は、立民党との連携を呼びかけているため、前原氏が維新候補を支持するとなれば、国民党内でもめることになりそうだ。(~_~;)
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この市長選には既に共産党が推薦する弁護士の福山和人氏(62)と自民党府議の二之湯真士氏(44)が無所属で出馬することを表明している。
福山氏は前回の選挙で16万票をとり、門川氏の21万票に迫った強者だ。(・・)
二之湯氏は京都府議5期で、元参院議員の智氏の次男。出馬会見には、国家公安委員長などを歴任し、自民府連顧問を務める智氏も、自民党府連が候補者の決め方を「選考方法や議論のプロセスが全然ないのに市民の会だというのは、こじつけに近い」と批判した。
自民党の府連会長は、安倍シンパでトンデモ超保守系の西田昌司氏が務めているのだが。今月、2人府議が今月、府連の実態について「西田氏が府連を私物化し、京都では党勢が減退している」などと告発する文書を岸田総裁ほか党幹部に送る事態に。府連内では自主投票を望む声も強くなっており、自民府連&保守系の分裂選挙になる可能性が強いという。^^;
個人的には、維新候補が市長選に当選するのは阻止したいと。また、超保守派の天敵・西田氏&民主党を分裂させた前原氏が失脚して欲しい気持ちもあったりして。今後の動きから目が離せないと思っているmewなのだった。(@_@。
THANKS