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ふと気づいたら、11月にはいってた。今年もあと2か月しかないなんて・・・。
誰かウソだと言ってくれ~~~。(@@)
<東京は、日中はチョット暑い&半袖でもいいくらい日が続いているのに、晩秋とは。(・・)>
さて、10月31日の『柿沢辞任のウラに萩生田とのバトルあり。21年衆院選、萩生田都連が柿沢に敗北』のつづきを・・・。
21年11月の衆院選で、萩生田光一氏を率いる自民党都連が東京15区に擁立していた今村洋史元衆議院議員(安倍派)は、党本部から公認がとれなかった。
というのも、前月まで立民党・無所属会派に所属していた同じ選挙区の柿沢未途氏が、麻布中高の先輩である谷垣貞一元総裁を頼って自民党入りを要望。党本部は今村氏も柿沢氏も自民党推薦として、勝った方に自民党の追加公認を与えるとしたからだ。
萩生田氏&都連は党の方針や柿沢氏に怒りを覚え、かなり力を入れて今村氏の選挙を支援したのだが、結局、柿沢未途氏が76,261票を獲得して1位で当選し、追加公認を勝ち取ったのである。<今村洋史氏は26,628票しかとれずに4位に終わった。>
柿沢氏は衆院選後、自民党(谷垣G)に入党した。しかし、自民党都連は柿沢氏の入会を認めず。それゆえ、柿沢氏は現職議員でありながら、東京15区の支部長(=党の公認候補)に任命されないままだった。(-"-)
* * *
そんな中、今年4月に江東区長選が行われたのだが。ここでまた萩生田氏と柿沢氏の間で(水面下ではあったものの)激しいバトルが繰り広げられることになった。
今度は、萩生田都連が支援する山崎一輝氏(50)と柿沢氏が陰ながら支援する木村弥生氏が対決することになったからだ。(@@)
<ちなみに21年の衆院選の時に、当時、江東区長だった山崎孝明氏と長男で都議の一輝氏の親子、また多くの区議が萩生田都連側について、今村氏を支援。
一方、江東区を地元とする木村勉氏元衆院議員と長女で元衆院議員の弥生氏などは、柿沢氏を応援しており、両者は既に敵対していたことになる。^^;>
江東区では山崎孝明氏(79)が4期連続で区長に当選。4月の区長選で5期めを目指して出馬する予定だった。しかし、山崎氏は3月27日に緊急搬送され、告示日直前の4月12日に膀胱がんによる急性腎不全のため急逝してしまった。
山崎孝明氏は「都議会のドン」と呼ばれた故・内田茂元都連幹事長と密接な関係にあり、東京五輪の建設や豊洲への市場移転、地下鉄8号線の延伸など大きな公共事業に深く介入していたという話がある。萩生田都連会長とも親しい間柄だ。(・・)
山崎孝明氏の長男で都議だった一輝氏(50)が父の後継候補となる意思があったことから、萩生田都連はすぐに後任候補として擁立することを決定し、全面支援することにした。(**)<おそらく様々なパイプ、利権も絡んでいるので、他者にこの地位は渡せないと思ったことだろう。^^;>
萩生田氏は、柿沢氏にも山崎氏を支援するように指示。それも東京15区の支部長の話を持ち出して、恫喝したという。
『都連関係者が内幕をこう語る。
「山崎区長と仲が良かった都連会長の萩生田光一氏は柿沢氏に区長選での協力を要請した。過去の経緯から柿沢氏が拒むと、萩生田氏は外にも漏れる大声で、『できないんなら、15区に参議院議員を鞍替えさせてもいいんだぞ』と丸川珠代氏を示唆して恫喝。柿沢氏が承諾しないと、『15区の支部長ポストを公募で決めるぞ』とも怒鳴っていた」(FRIDAY)』
<注・FRIDAYは「区長のドン」死去…息子が江東区長選に出馬表明も「中学生でも読めるような漢字を読み間違う」』(FRIDAYデジタル23年4月16日)
https://friday.kodansha.co.jp/article/306812>
* * *
この江東区長選に、元自民党の衆院議員の木村弥生氏(58)も出馬することを表明したのだ。
木村弥生氏の父・木村勉氏は71ー79年まで江東区議、77ー99年まで東京都議(江東区選出)、99-00、03-09年と衆院議員(東京15区)を務めており、江東区での知名度もあり、旧来からの支持者もいるという。
ただ、弥生氏は14年~21年、北関東、近畿比例ブロックなどで当選し衆院議員を務めていたものの、本人は江東区内ではほとんど知られていない。
柿沢氏は、21年の衆院選で地元の区議や今村氏と対立して溝があった&木村親子に支援してもらったことから、木村氏を支援することに決める。<事前の予想で、木村氏に当選のチャンスがあると言われていたことも大きかったかも。新区長を味方につければ、次の衆院選も戦いやすい。^^;>
そこで柿沢氏は、オモテ向きは山崎氏を支援していることにしながら、自分の後援会や支持者を使って、木村氏の選挙を支援。本人も選挙活動のアドバイスを行なっていた。
そして弥生氏の知名度不足を補うために行なったアドバイスの一つが、今回、法違反に問われたネットの有料広告を使った選挙活動だったのだ。(-"-)
『自民党都連は、都議会幹事長も務めた一輝氏を全面的にバックアップ。だが、自民党に所属していたものの、当時は東京15区の公認候補に選ばれていなかった柿沢氏は、木村氏の支援に回った。
関係者によると、木村氏の後援会幹部は、柿沢氏の後援会幹部も務めている。(産経新聞23年10月31日)』
『本紙が区に開示請求した木村氏陣営の選挙関連の提出資料からは、外相を務めた柿沢氏の父弘治氏の時代に秘書を務め、事務所と深いつながりのある関係者の業者から選挙で使う車を手配していた。(東京新聞23年10月31日)』
『区長選で木村氏の対立候補を推した自民関係者は「木村区長には選挙運動のノウハウも自前の部隊もなく、柿沢氏が木村氏に指示する従属関係のようだった」と話す。(同上)』
『木村氏にはかつての同僚である野田聖子氏や稲田朋美氏ら自民の女性政治家が支援を表明したが、対する山崎陣営は、菅義偉前首相や自民党の茂木敏充幹事長ら大物政治家が続々応援に駆け付けた。
丸川珠代都連会長代行に至っては、出陣式で「自民推薦で戦うのは山崎候補ひとり!」と絶叫してみせた。(デイリー新潮23年11月1日)』
しかし、結局、この江東区長でも柿沢氏が陰で支援した木村弥生氏(75,906票)が、萩生田都連が全面支援した山崎一輝氏(62,148票)に勝利して、新区長に当選。
萩生田氏は面目丸つぶれのような状態になった。(-"-)
* * * * *
萩生田都連は、柿沢氏を東京15区の支部長に任命せず、公募を行なうことに。柿沢氏は仕方なく公募で申し込み、7月になってようやく東京15区の支部長に決まった。
ただ、(谷垣プッシュがあったのか?)9月には、何と(議員経験は長いけど、自民党にはいって2年も立っていないのに)法務副大臣に任命されたのである。(・o・)
萩生田氏や都連関係者の柿沢氏への不快感は、さらに増幅したに違いない。(~_~;)<柿沢氏は安倍派のライバル・岸田首相&谷垣Gの懐にもぐり込んでいるので、尚更に?^^;>
* * *
江東区の木村新区長はネットでの選挙活動に問題があったことを指摘され、メディアから取材を受けたり、区議会で追及されたりしていたものの、当初は柿沢氏の名前は出さず。「違法性の認識はなかった」「後援会に任せた」などと説明していた。しかし、10月24日、何と東京地検の特捜部に家宅捜索を受けることになり、辞職する意向を表明。ネット広告は柿沢氏の勧めであったことも判明した。(・・)
これを受けて、柿沢氏も自分が木村氏にネット広告を勧めたと告白。(ただし、違法性の認識はなかったと釈明。)10月31日、自ら法務副大臣を辞任した。(・・)
今後、江東区長を辞任した木村弥生氏と共に、立件される可能性がある。<何か週刊誌ではお金をバラまいたかのような記事も出ている。(>_<)>
そして、この状況を横目で(ニンマリと?)見ながら、萩生田氏&自民都連は今頃、12月に行われる予定の江東区長選の準備を始めているのではないかと察するmewなのだった。(@_@。
<何か今度は、維新の馬場代表が候補擁立を示唆しているみたいだけど。^^;>
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