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【地方競馬・・・3日に行われたJBCスプリントは、3番人気・園田のイグナイター(牡5)with大井の笹川翼が、2番手から直線早めに先頭に出て優勝。交流GI初制覇を果たした。(*^^)v祝
園田のファン、関係者にとっては、園田の主戦騎手で勝てれば最高だっただろうな~とも思ったけど。笹川騎手も、めっちゃ喜びながら、そこのとこはわかってて、「夢かなって思うぐらい。・・・園田の皆さんのおかげと言いますか、僕はほんとに最後の良いバトンだけを任せてもらっている立場なので・・・園田の皆さん、やりました!イグナイターをG1馬にできて僕もすごく嬉しいです」とインタビューで語っていた。<翼もいつの間にか29歳。大人になったな~と。昨年、史上最速で1500勝を達成。今年は矢野の負傷もあって、大井リーディングになりそう。>
このレースは昨年の覇者・ダンシングプリンスがスタートで躓き、騎手が落馬。空馬が馬群の中に何度もはいって来たため、影響を受けた馬が何頭もいて気の毒だった。<イグナイターは前に行った分、影響を受けず。>
ダントツ1番人気のリメイク(ユタカ負傷で御神本が騎乗)も、少し被せられて外に出すタイミングが遅れたため、直線で上がり37.0の脚で追い込んだものの、イグナイターに届かなかった。3着は中段から上がって来たリュウノユキナ。<イグナイターの応援単勝を買おうと思ってたのに、忘れてた。で、三連単3着付けにしちゃったのよね~。ごめんなさい。>
あと8月に右脛を骨折した大井のエース・矢野騎手が今開催から復帰した。JBCに間に合ってよかった。(^^)<ギシギシは複勝で応援。>】
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昨日11月3日は、77年前に日本国憲法が公布された日だ。<翌年の5月3日に公布。>
今、自民、維新、国民の改憲推進派は、何とか来年秋までに改憲の国民投票を行なうこと、そしてできれば11月3日に施行することを大目標にして、改憲議論を促進しようとしている。(・・)
<改憲派の中に、改正憲法の公布、施行日を現憲法と重ねて、上塗りしたい(現憲法の存在した証を消したい)と考えている人がいる。>
岸田首相は、21年9月に首相に就任した際、とりあえず「憲法改正を実現する」と発言した。
岸田文雄氏は、本当はさほど憲法改正に積極的ではないのだが、党内の改憲派の議員や支持者、関連団体に叩かれないためには、こういうしかないというのが実情だろう。^^;
その後は、「自分は行政の長なので、言及しない」「国会の議論の進捗に期待したい」とスルー気味に対応している(改憲派から見れば、逃げている?)ことが多い。^^;
そんな中、吠えているのが、維新の会の馬場伸之代表と国民党の玉木雄一郎代表だ。(@@)
2党は、岸田首相が総裁任期を迎える来年9月までに、公約をした憲法改正を実現すべきだと主張。そのために、今国会で憲法改正案をまとめるべきだとと言っているのである。^^;
『維新、国民民主両党の念頭にあるのは、改憲までの具体的なスケジュールだ。改憲の是非を問う国民投票は、国会発議から60~180日間の周知期間を設けることになっている。来年9月から逆算すると、今国会で憲法改正案をまとめ、来年の通常国会終盤には国会発議を行う必要がある。(産経新聞23年11月1日)』
『日本維新の会・馬場伸幸代表 皆さん方の仕事も同じだと思うが、上司から「完成時期はいつでもいいから記事を書きなさい」と言われたら書く気になりませんよね? ゴール地点を設定して、逆算していろいろな段取りをしていくのは当たり前の話だ。(産経新聞23年11月4日)』
まだ国民的の間で「改憲をするのか否か」「どの条文を、どんな風に改正or新設するのか」、ほとんどまともに議論も起きていないにもかかわらず、かれらは勝手に憲法改正を「やる」とゴールの期日まで決めて、首相や国会議員たちを煽っているのである。(~_~;)
<この2党は、立場は野党ながら、改憲推進派。今年8月には維国+有志で、改憲のためのシンポジウムを開いていたほどだ。
『日本維新の会、国民民主党、衆院会派「有志の会」は19日、憲法改正を推進するシンポジウムを東京都内で開催した。維新の馬場伸幸代表は「日本の民主主義をさらに醸成させるため、改憲の国民投票を一日も早く行うべきだ」と訴えるなど、野党3党派で改憲に向け共同歩調を取る姿勢をアピールした。
国民の玉木雄一郎代表は東日本大震災や新型コロナウイルス禍を挙げて緊急事態条項創設の意義を強調した。シンポには有志の会の北神圭朗衆院議員も出席した。
3党派は緊急事態時に国会議員任期を延長する改憲が必要との認識で自民党や公明党と一致しており、6月には緊急事態条項を巡る3党派の改憲案を発表した。(共同通信23年8月19日)』>
先月25日に行われた衆院の代表質問でも、2党の代表は安倍首相に改憲を迫っていた。(@@)
日本維新の会・馬場伸幸代表『首相は来年9月までの自民党総裁任期中の憲法改正実現を目指すと公言している。タイムリミットはあと1年。国民投票の実施には国会発議後60日から180日必要であることを踏まえれば、総理が約束を果たすには、来年の通常国会終盤までに発議しなければならない。「総裁任期中に憲法改正を果たせなかったら次期総裁選への再選出馬はしない」と退路を断ち、改憲に立ち向かう覚悟はあるか。』
国民民主党・玉木雄一郎代表『国民民主党は、日本維新の会、(衆院会派の)有志の会とともに、国会機能の維持を目的とした緊急事態条項の憲法改正条文案をとりまとめた。首相が今の(自民党総裁)任期中に憲法改正を実現するのであれば、この臨時国会が勝負だ。臨時国会で憲法改正条文案をとりまとめ、来年の通常国会で発議しないと間に合わない。』(産経新聞23年11月1日)
<だから、立民党は国民党は連携できないのよね。維新はさらなり。(-"-)>
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2日、秋の臨時国会では初めて衆院の憲法審査会が開かれたのだが。ほとんど議論が行われないまま終わったという。^^;
9月の内閣改造で、18年から与党筆頭理事として審査会をリードして来た新藤義孝氏が経済再生担当大臣として入閣。新たに自民党の中谷元・元防衛相が筆頭理事に就任したため、これから議論をというところなのだろう。
野党筆頭理事である立民党の中川正春・元文科相は、改憲慎重派。いきり立つ維国に対して、「最初から改憲ありきでは、議論ができない」とけん制している。
これに対して、『日本維新の会の馬場伸幸代表は2日、改憲に慎重な立憲民主党を念頭に「それ(期限を決めて議論すること)が気にいらないから議論しないということであれば、憲法審査会から退場していただいた方がいい」と語った』とのこと。(毎日新聞23年11月2日)』
mewは「憲法改正」自体には反対ではないが(憲法自身が改憲条項を設けているし、主権者でもある国民には改憲する権利があると思うから)、もし改憲をしたいのなら、まずは主権者たる国民の間で「改憲が必要か」「どの条文の改正、新設が必要か」という議論を広めると。そして、国民の民意を汲んで国会が専門的なことも含めて議論を行なうのが望ましいと思うのだ。
<国民の多くは、1年後に国民投票を行なうとか思っていない。何をどう変えようとしているのかも、ほとんど知らないもの。(-"-)>
でも、維新の馬場代表らは、国民そっちのけで、改憲推進派の国会議員主導で改憲内容を決めようと。改憲に慎重、反対の議員は排除しようという感じがあって、民主主義の国の政党&代表としては問題があるように思うmewなのだった。(@_@。
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