岸田は開き直って、脱アベの景気浮揚策を進め、改憲や戦争を阻止せよ＋フィギュア

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【＊１、＊２などの関連記事は、記事の最後にあるＭｏｒｅの部分にあります。】　　

【フィギュア・ＧＰ第３弾・フランス大会・・・女子は住吉りをんがフリーで４回転トゥループを成功させ、涙でフィニッシュ。ＳＰ５位ながらフリー１位で総合３位にはいった。＜非公認では島田真央が４Ｔ、紀平梨花が４Ｓ（サルコー）を飛んでいるが、ＩＳＵ公認大会での４Ｔ成功は初めて。４回転だと安藤美姫の４Ｓ以来２１年ぶり。(･o･)＞

　右腓骨の骨折で昨シーズンは休養していた樋口新葉が復帰して、総合５位に。休養中は髪を染めて、少し食べたいものも食べて、のんびりできたとのこと。でも「やっぱりスケートが好き」ということで、体を鍛えて戻って来た。今季は表現力も向上。徐々に調子をあげて欲しい。千葉百音はややミスが目立ち、残念ながら９位だった。

　

　男子は、こちらも左足首の故障で昨季は出場できなかった鍵山優真が、いくつかミスが出たものの、計２７３.１４点で３位にはいった。"^_^"１位のアダム・シャオ（仏）は以前から表現力が好きな選手。２位のマリニン（米）と共に３０、２０４点を出して来た。鍵山が世界ＴＯＰクラスを狙うには、シーズン終盤に向けてノーミス＆もう一段、難度を上げたいところだ。(･･)

　島田高志郎はミスが出て１０位。片井勢武アミンは、前半はかなりよかったのだが、後半、ジャンプミス＆転倒があり、１２位に終わってしまった。２人とも人気が出る要素がある選手だし、技術的レベルも上がっているので、早く上位にはいってフィギュア界を盛り上げて欲しい。o(^-^)o】

　

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　岸田内閣の支持率がさらに低下。複数の社の世論調査で３０％を割り、過去最低を更新している。(@@)

　

　先週２日には、経済対策を発表する記者会見を行なったのだが。折角、決めた諸施策（物価高対策の減税、給付策含む）も思ったほど評価されず。何か八方ふさがりになってる感じがある。(-_-;)

　

　ただ、２日に行なった記者会見の映像＆全文を（５日になって、やっと）見たところ、その表情や話し方から、何かチョット開き直った＆吹っ切れたようなものを感じた。(@@)　

　

　

　先週は、国会質疑に続いて、会見でも「増税めがね」の質問が飛び、何だかな～と思う部分があったのだが。＜公的な場できく話ではない気がする。＞

　

　ただ、岸田首相は会見で、時に笑みを浮かべながら、こう言い切った。

　

『御指摘のように「増税メガネ」など様々な呼ばれ方をされているということは、私も承知しております。ただ、どんなふうに呼ばれてもこれは構わないと思っております。どんな呼ばれ方をしようとしても、やるべきだと信じることをやるということなのだと思います。

　経済対策も、また防衛力の強化も、こども・子育て政策も、またエネルギー政策も、国民の皆様のため、我が国の経済のためにやるべきと信じているものについて、これからもやっていくということに尽きるのだと思っています。政策の順番とかやり方等には工夫をしながら、やるべきだと自分が信じることについて決断し、そして実行していく。こうした姿勢はこれからも大事にしていきたいと思っています。』　

　　

　

　３０％以下の支持率では、簡単に解散が打てず。だんだん「岸田首相じゃ、総選挙の顔になれない」と「岸田おろし」が始まる可能性が出て来るだろう。

　おまけに副大臣や政務官が辞任しており、その辺りも叩かれるおそれがある。(-"-)＜安倍元首相のように、窮地に陥った時に一発勝負で解散を打つ手もあるけど。大惨敗すれば、当然、引責辞任せざるを得ないし。^^;＞

　下手すれば、もう何か月、首相ができるかわからないのだから、ｍｅｗとしては是非、ここは開き直って、あまり周辺は気にせず（国民の声はきくべきだけど）、自民党内では最もハト派＆リベラルだと言われた政治家として、自分の信念に沿った、自分が本当にやりたいことをやって欲しいと願っている。（＋＋）

　

＊　＊　＊

　実際のところ、岸田首相は２１年９月に就任してから２年余り、なかなか自分の思うような政策には着手できず。安倍ー菅政権で既に決まっていたことを実行するだけの日々だったからだ。

　もしかしたら、岸田氏が自分でやりたいと思ってできたことは、Ｇ７広島サミットで、Ｇ７首脳らを平和記念公園や博物館に招き、国内外に「核なき世界」をアピールしたことくらいかも知れない。(~_~;)＜あと不完全ながらＬＧＢＴ法案かな。これも党内外の超保守系から叩かれているけど。^^;＞

　

　防衛費用増額も、防衛３文書改定も、マイナカードやエネルギー政策などなども、安倍ー菅政権が決めたことだ。＜安倍氏＆菅氏は自分たちの考えに沿って日本を根本的に変えようとしてたし。たぶん自分たち（＋後任）でもっと長く首相をやる気で、長期的な視点から色々決めていたと察する。(-"-)＞

　

　最近、ちょこちょこと岸田政権がいかに安倍政権が残したツケに困っているかを取り上げた記事が出ていたりしているのだが。その辺りも、もう少し理解してもらえればいいのに、と思う部分がある。

＜たとえば、『防衛相がこぼした「安倍さんが約束しちゃったから」　米から武器を爆買いしたツケの「兵器ローン」 （Aera.dot10.25）』とか。https://dot.asahi.com/articles/-/204520

『アベノミクスの負の遺産」に振り回される岸田文雄総理 乾坤一擲の年末解散総選挙のはずが相次ぐ醜聞で岸田降ろしに』（週刊文春10.4）とか。https://bunshun.jp/articles/-/66774　＞

　岸田氏が党内第４派閥の会長で、数の力で党内を支配できず。支持率が高ければいいけど、下がると求心力も失うし。なかなか自分の考えをなかなか通しにくく、党内の他派閥の有力者や公明党などの様々な意見に配慮せざるを得ない状況にある。その結果、中途半端な施策しかとれないし。アチコチに配慮して、ブレブレっぽくなってしまうのも残念なことだ。

＜減税も本人はやる気はなかったのだけど、最後まで押し込まれた上、評価を得られずガッカリしていることだろう。^^;＞

　

　　

　ただ、岸田首相は、２日の記者会見でも「新しい資本主義」を掲げ、「縮小均衡のコストカット型経済の悪循環を一掃」すると、アベノミクス＆新自由主義型経済からの転換を目指すことを改めて公言した。＜３０年ぶりの大幅賃上げなどの成果も披露。＞

　反アベ・スガ路線のを望む人たち（ｍｅｗも含む）にしてみれば、非常にいい傾向だ。(^^)

　

　安倍ー菅政権が「本格的賃上げ＆段階的な物価上昇」に失敗したため、そのツケが来てバタバタしているところがあるが。岸田政権は何とか本格的な賃上げの流れを作り、景気浮揚の好循環を作り出そうとしている。

　デフレから完全脱却し、「明日は今日より良くなる日本」を実現するという結びもよかったのではないかと思う。

　

　今年は過去最高益を更新した企業も増えているし（輸出系は特に）、もし政権が持って、来春辺りから中小企業まで賃金が上昇したり、給付の効果が出て景気が上がってくれば、岸田内閣の支持が持ち直す可能性がなきにあらずだ。(･･)

　

＜あと今回の会見は、図表を使った説明がわかりやすかった。また、各政策の反対意見を取り上げ、それに対する反論をきちんと行なうなど、全部きけば「なるほど」と思う部分が多い内容だった。＜ただ話し方がアピール性に乏しい＆おそらく多くの国民は見ていないのが残念。^^;＞

　

＊　＊　＊　＊　＊　☆

　３日から岸田首相はフィリピン・マレーシア、上川外務大臣はイスラエル、ヨルダンを訪問していたのだが。Ｇ７会合も順調に進んでいるし（今月、外相会合がある）、米国や韓国ともうまくやっており、外交面ではそこそこ評価されているのではないかと思うし。ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ地区攻撃の停戦に助力すると共に、台湾有事もうまく回避して欲しいところ。

　　

　でも、何より岸田首相に求めることは、自民党内や維新、国民などの憲法改正推進派の圧力に押されて、強引に改憲の手続きを進めようとしないことだ。（＊＊）

＜もし自維国主導の改憲に協力したら、その時はめっちゃ批判しまうるからね。(@@)＞

　

　最後に開き直って、どうか平和志向の首相＆党内ハト派の代表として、憲法改正や過度な軍事増強、好戦的な言動の防波堤になって欲しいと、強く願っているｍｅｗなのだった。(@_@。

　

　ＴＨＡＮＫＳ

　

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