『JRA・・・11日、柴田善臣騎手(57)が東京7Rで1番人気のニットウバジル(牡3)で勝利。自身が持つJRA最年長勝利記録を57歳3か月13日に更新した。<全ての最年長記録の塗り替えを目指すユタカの大きな目標に。(・・)>
そのヨシトミの1期下の熊沢重文騎手(55)が頸椎負傷のため引退を発表。11日に京都競馬場で引退式が行われた。
38年間の騎手人生。平地・障害の二刀流として両方のG1制覇や障害歴代1位となる257勝の大偉業を成し遂げた。同期の横山典弘、松永幹雄などに比べれば地味だったけど、馬をコントロールする力は優れていたと思う。
やっぱ、mewが好きだったステイゴールドの主戦騎手として活躍していたのが、印象深いかな。<特に若い頃は恐ろしく気性の激しい馬だったので、よくぞここまで育ててくれたと思う。できればステイで重賞かGIをとらせたかった。<強い馬がいたので、2,3着が多かったんですよね~。>
あとナムラタイタンとのコンビも好きだったな~。<武蔵野Sで勝ったシーンが思い出深い。>故障との戦いで大変な時期もあったけど。本当におつかれさまでした。m(__)m】
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8日の『吉村、万博費用の増加でおわび。せめて縮小する気はないのか。泉らが大批判』のつづきを・・・。
8日の記事に、関西ダービーの日本シリーズが終わったので、そろそろ大阪府民、大阪市民をはじめ全国の国民は、大阪万博のことに関心を向けて欲しい、みたいなことを書いたのだけど。
何と23日に予定されている阪神とオリックスの優勝パレードの名が「「兵庫・大阪連携『阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード』~2025年大阪・関西万博500日前!~」であるとのこと。(@@)
神戸市、大阪市や財界などでつくる実行委員会が主催するので、このぽれーどをうまく大阪万博の宣伝に利用したいと思ったかも知れないのだけど。私が地元の阪神かオリのファンだったら、「野球を万博のPRに利用するなどというえげつないことをするな!」と怒っちゃうかも。(-"-)
警備その他の準備資金5億円はクラウドファンディングで集める予定なのだが、14日の時点で8千万円ぐらいしか集まっていないとか。
しかも、大阪府が教員や職員にパレード資金の寄付を求める文書を出していたことがわかり、呆れられている。
<おまけに、兵庫県と神戸市の職員は動員された場合、出勤扱いになるのに、大阪府と大阪市はボランティア扱いなんだって。(本当に行く行かないが自由意志で選べるのかな?^^;)>
もう一つ驚いたのが、万博の建設費用のこと。だって、大阪市民1人当たりが1万9千円も負担することになるって言うんだもの。(゚Д゚)
既にお伝えしているように、万博の建設費用は当初予定の1250億円から2350億円にほぼ倍層したのだが。これについて、ようやくアチコチで疑問の声が出始めたようなのだ。(・・)
で、大阪市議会で明らかになったことに、大阪市民は1人当たり1万9千円も負担するというのである。<ってことは、4人家族なら7万6千円?(゚Д゚)>
そんなにお金払ってまで、大阪万博をやりたいって思っている市民は、果たしてどれだけいるのだろうか?(-"-)
『万博の建設費 大阪市民1人当たり「1万9000円」の負担に 「追加の負担…重く受け止め」と市長
14日午後、大阪市議会の万博推進特別委員会が行われ、大阪・関西万博の会場建設費について、大阪市民一人当たり約1万9000円の負担となることが分かりました。
万博の会場建設費は、これまでよりも500億円上振れし、最大で2350億円となる見通しです。
会場建設費は、国、大阪府市、経済界の三者がそれぞれ3分の1ずつ負担することになっています。
14日の特別委員会の中で、公明の杉田忠裕議員が市民の負担について「増額を含めると会場建設費は最大で2350億円ですが、これは市民一人当たりの負担はいくらなのか」と質疑。
これに対し、担当者から「大阪市の負担は2350億円の6分の1、約392億円となります」とした上で、「これを大阪市の推計人口約277万人で割りますと、一人当たり約1万4000円となります。大阪市民は府民でもあり、国民でもありますことから、同様に試算いたしますと府民負担の約4000円、国民負担の約600円が加わりまして約1万9000円となります」と答弁がありました。
この金額について横山市長は「増額により、市民の皆さんに追加の負担を求めることに至った点につきまして重く受け止めています」と述べています。(関西テレビ23年11月14日)』
横山市長は「2兆円とされる経済波及効果や万博の意義を広く発信したい」と述べたそうだが。本当に2兆円も経済波及効果があるのだろうか?(@@)
10月10日の『維新・吉村、安倍の名を連呼。菅も支援して、政府・自民の万博協力を要請を引き出す』という記事にも書いたのだが。
万博の大阪誘致の話を持ち出したのは維新の橋下徹&松井一郎代表。(たぶんバックに堺屋太一氏&大阪経済界。)
彼らは、14年の忘年会の席で、かねてから懇意の関係にある安倍首相&菅官房長官(当時)に大阪万博の話をしたところ、(松井氏の本によれば)松井氏の本によると、忘年会の席で、安倍総理が「それは挑戦しがいのある課題だよね」「菅ちゃん、ちょっとまとめてよ」と言い、国が協力することになったという。(・・)
その時のやりとりの様子が、橋下氏らによってもっと具体的に語られている記事があった。(3年前の記事だけど。)
関西でのイベントゆえ、少し面白おかしくトークを展開しようとアレンジした部分はあるかも知れないが。こんないい加減な感じで、大阪万博の誘致が決まって、大阪市民はもちろん、府民も、全国民も多額の負担を負うことになるのは、いかがなものかと思ってしまう。(-_-;)
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『元大阪府知事で元大阪市長の橋下徹氏(51)、松井一郎現市長(56)、吉村洋文現知事(45)が29日、大阪市内で開催されたイベント「inochi万博フォーラム」のパネルディスカッションで“維新トリオ”としてそろい踏みした。(略)
『橋下氏は15年12月、松井氏、吉村氏とともに万博誘致の協力を仰ぐため、当時の安倍晋三首相(66)、菅義偉官房長官(71)と会談した席を回顧。「万博が実現したのは松井さんの政治力。安倍さんのおちょこに酒を注いで『(万博は)必要ですよね! 総理!』。安倍さんはお酒が強くないのに、安倍さんも『そうだよね!』。それまでは(世論は)シラ~ッとしていたが、お酒を注ぎ倒して実現した」と松井氏の酒宴での“腕”を評価した。当時、大阪市長に就任したばかりの吉村氏も「おちょこ事件」と表現して「あの事件以来、グワーッと動いた」と驚いたという。
松井氏は「当時は総理も体の具合がそんなに悪くなかったので、お酒を飲めていた」といい、万博のテーマが「いのち輝く未来社会のデザイン」なだけに「総理の難病も全快するような万博に」(スポーツ報知20年11月29日)』
おちょこ事件とか言って、国民をおちょくってんじゃねぇよ!・・・と、言いたくなってしまったmewなのだった。(@@)osomatsu!
THANKS