【テニス・・・錦織圭は、エントリーしていた横浜慶応チャレンジャー(20日開幕)を欠場することがわかった。(ノ_-。)尚、今年最後の大会になる三重の四日市チャレンジャー(27日開幕)のリストには名前が載っているという。(・・)
今、イタリアでは年間TOP8の選手が出場するATPファイナルが行われているので、ちょこちょこ覗いているのだが。錦織くんも4回出場しているんですよね~。^^;
いつかまた日本選手が出場できる日が来るのかな~。(@@)
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岸田内閣の支持率がトンデモ低下していることから、最近、ポスト岸田に関する記事が増えて来た。(~_~;)
昨日15日には、高市早苗氏(現・経済安保担当大臣)が議員連盟を立ち上げ、勉強会をスタートさせたのだが、ほぼ全てのメディアが、次の総裁選の基盤づくりだと見ている。(@@)
『高市経済安全保障担当相は15日、自身が主宰する勉強会の初会合を開き、13人の自民党国会議員が参加した。来年の総裁選挙を見据えた動きだとの憶測が広がっている。
勉強会は「『日本のチカラ』研究会」という名前で、15日の初会合には、呼びかけ人の山田宏副幹事長のほか、有村治子元行革相、杉田水脈衆院議員など、計13人の自民党国会議員が参加し、有識者から、サイバーセキュリティなどについて講義を受けた。
会合の参加者は「総裁選の香りはなかった」と述べるものの、派閥に属さない高市氏にとって、この勉強会を党内基盤作りにしたい狙いと見られている。
高市氏は勉強会について、外交、防衛、情報など、国力を勉強する議員連盟とする考えで、毎月1、2回開催する予定だが、現職の閣僚の勉強会立ち上げは異例の動きで、岸田内閣の支持率が低迷している中で、党内に波紋を呼びそうだ。(FNN23年11月15日)』
『高市氏は2021年の総裁選では安倍晋三・元首相の支援を受けた。安倍氏が死去したことで後ろ盾を失い、「焦りがあるのではないか」(中堅)との指摘もある。勉強会出席を呼びかけられた議員の一人は「現職閣僚として不適切だ」と参加を見送った。(読売新聞23年11月15日)』
集まった議員の名も早速チェック!(敬称略)
(安倍派)山田宏、杉田水脈、堀井学、山田宏、(麻生派)山本右近、有村治子、(茂木派)小野田紀美、(二階派)高木宏寿、(森山派)鬼木誠、(無派閥)石川昭致、土井亨、黄川田仁志、三ツ矢英弘。
<高市氏が勉強会を立ち上げたという記事のタイトルを見て、一体、どれぐらい集めたのかと思いきや、13人だけだったとわかり、ちょっと「しょぼ!」と思ってしまったmew。^^;>
ただ、高市氏が焦っているのも無理はない。高市氏は派閥に属していない上、前回の総裁選で、自分を全面支援していくれていた安倍元首相を失ってしまったからだ。(-"-)
高市氏はもともと清和会(現安倍派)に所属していたのだが、11年から安倍氏を次の首相にする活動に参加。次の総裁選で当時の清和会会長の町村信孝氏より安倍晋三氏を支援したいとの理由で派閥を離脱し、それ以来、無派閥でいる。<ただ、日本会議や安倍氏が率いる議連「創生日本」で、共に政治活動を行なって来た。>
12年の総裁選では安倍氏の推薦人に名を連ね、政権奪還後は安倍首相の下で政調会長、総務大臣(在任期間が史上最長)などを歴任。21年に、安倍氏の後押しもあって、安倍氏の超保守政治の後継者として総裁選に出馬した。
安倍氏は自分の同じ主張をしてくれる高市氏のため、時に自ら動いて、推薦人集めから全国支部への選挙活動を支援。安倍派の議員にも協力や投票を呼びかけたのだが、最終的には4人中3位で、落選してしまった。<国会議員票は2位だったけど、党員党友票が集まらかった。^^;>
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高市氏は、岸田内閣で閣僚に起用されているのだが。この2年余り、超保守派とは程遠い(党内で最も平和・リベラル志向の)岸田首相の政策や言動にかなりイラ立っており、Xなどに現政府の批判を書くことも。
岸田首相の支持率が低下し、下手すれば来秋を待たず、総裁選が行われる可能性が出て来たため、いても立ってもいられずに、勉強会を立ち上げたのではないかと察する。(@@)
ただ、もし次の総裁選に出ても、安倍氏の助力なしに、果たして安倍派の議員がどれだけ支援や投票をしてくれるのかは「???」だ。<安倍派幹部の会合でも、もめそう。自主投票になったとしても、下村、萩生田、稲田氏辺りが、自分の総裁への思いを控えて、安倍後継者として高市氏を応援しようと思うかどうか。(~_~;)
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また高市氏ら超保守派は、平和外交・リベラル志向の岸田政権では、岩盤保守層の支持が自民党から離れてしまうことを憂慮している。
超保守派は、伝統的な日本の文化を破壊するとしてLGBT法案に強く反対していた上、韓国や中国を敵視しているのだが。
岸田首相は、G7サミットの議長国として性差別を容認するのは好ましくないと主張。今年6月、LGBT法案を成立させることを指示した。これが、超保守派から大反発を受けているという。(~_~;)
また岸田首相が、安倍政権で悪化していた韓国との外交関係を大きく改善、中国とも関係改善しようとしていることに腹が立って仕方がないようなのだ。<今日辺り、米国で日中首脳会談を行なう予定なんですよね~。^^;>
『最近の世論調査では、自民党支持層の内閣支持率が急落している。中でも、LGBT法の拙速な法制化や、中国が、沖縄県・尖閣諸島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)内に無断で設置した「海洋ブイ」について、毅然(きぜん)とした対応を取れない外交姿勢などが、岩盤保守層の反発を招いているとされる。
中堅議員は「自民党を支えてきた岩盤保守層の支持を取り戻すには、保守派の政治家が〝主導権〟を取り、党をリードする姿をみせるしかない。『ポスト岸田』が親中リベラルでは、二度と保守層の支持は戻ってこない」という。高市氏は旗頭というわけだ。(夕刊フジ23年11月15日)』
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おそらく中国が設置したとされる海洋ブイのことなど全く知らない一般国民が多いのではないかと思うのだが。これは超保守系については、決して許容できない重大事。
自民党の青山繁晴参院議員も、首相の対応次第では、自ら総裁選に出馬をする意思を示していた。(@@) <この人は超保守界では有名。支持する党員も多い。>
『自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護(まも)る会(護る会)」は10日、ブイの即時撤去を求める岸田文雄首相宛ての提言書を提出した。護る会代表の青山繁晴参院議員は「日本は中国に値踏みされている」と述べ、首相に決断を促した。次期党総裁選への「出馬」についても真意を語った』という。(夕刊フジ23年11月11日)
『青山氏は10日朝に出演したインターネット番組「帰ってきた虎ノ門ニュース」で、「岸田政権になってから自由民主党内の部会などの議論が官邸に軽く扱われている。議院内閣制の破壊にも繫がる。総裁を選び直さなければいけない」という趣旨を述べ、次期総裁選には「出ます」と明言した。(同上)』(全文*1)
この海洋ブイに関する動きについては、機会があれば、また後日に書きたいとお思うが。高市氏をはじめ超保守派とは注目していることも、目指す方向もあまりにも違うわけで。彼らを首相にするのだけは阻止しなければならないと、改めて強く思ったmewなのだった。(@_@。
THANKS