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【競馬の代打騎乗の話・・・JRAの短期騎手免許をとり、GI等で多数騎乗する予定だった英国のムーア騎手が、先週、落馬して負傷。結局、免許を返上し、治療のため帰国することになった。「世界のムーア」の騎乗を見られないのは、残念なことだ。
ただ、先週のマイルCSでは、ムーアが騎乗する予定だったナミュールに藤尾康太が代打騎乗し、5番人気ながら直線一気で見事に優勝。
そして、何と昨日の埼玉記念(浦和)ではムーアが騎乗する予定だったディクテオンに本田正重(船橋)が代打騎乗し、こちらも5番人気ながら大まくりを決めて優勝した。(*^^)v祝
ちなみに、26日のジャパンカップでは、ムーアは昨年の優勝馬・ヴェラアズールに乗る予定だったのだが。ドイル(英国)が乗り替わることに決まったという。 ドイルはなかなか実力のある女性騎手ゆえ、個人的に頼りにしているのだが。果たして、ジャパンカップの代打騎乗はどうなるのか注目したい。(・・)】
* * * * *
昨日は、大阪と神戸でプロ野球の阪神とオリックスの優勝記念パレードが行われ、計96万人の観客が集まったという。(@@)
そして、私はこの2チームの優勝パレード自体については、何も言うつもりはない。<☆ファンとして、ただただ羨ましい限りだ。(・・)>
ただ、維新の吉村大阪府知事、大阪市長の対応については言いたいことがある。(**)
まず、万博とは全く関係のない優勝パレードの実行委員会の名称を「2025年大阪・関西万博500日前!」と名付けたことには、本当に呆れた。
さすがに地元の大阪の人たちからも、「スポーツの政治利用だ」「あまりにえげつない」との批判が呈されたという。<批判しなかったら、ミャクミャクも一緒にパレードに参加したのかも。^^;
また、近時、大阪維新が堺屋太一氏や関西の経済界の後押しで結党し、政党も知事や首長も今も財界べったりだという話を書いているのだが。
今回も、パレードの費用5億円のうち4億円を出したのは経済界だった。(**)
<大阪万博の建設費用も、国が1/3、大阪府・市が1/3、経済界が1/3を負担しているもんね。大阪の夢州の開発、特に万博&カジノつきIR施設の実現、関西の景気浮揚のためらしい。^^;>
また、大阪は職員を(無理に?)ボランティアとして利用したことが問題視されている。(-"-)
『23日に行われる「阪神とオリックスの優勝記念パレード」は、実行委員会が約5億円の開催費用をクラウドファンディングで募っていますが、目標の18パーセントほどしか集まっていません。
関西経済連合会の松本会長は、21日、企業への呼び掛けで寄付が約4億円集まり、「開催費用を全額確保できた」と明らかにしました。
【関西経済連合会 松本正義会長】「クラウドファンディングだけではだめだということが途中で分かりましてね。しゃかりきに金集めに奔走したと」
松本会長が大阪府の吉村知事と兵庫県の斎藤知事に伝えたところ、「安心していた」ということです。(関テレ23年11月21日)』
* * *
『23日の大阪・御堂筋付近。「ここから先は進めません」「ここで立ち止まらないでください」。背中に阪神、オリックス両チームのロゴが入った白色ジャンパーを着た府市の職員約2500人が、ボランティアで来場者の誘導などにあたっていた。
経済団体や兵庫県などと実行委員会を構成する府市は10月、現地で来場者の誘導などを担う要員として、職員を対象に計約3千人のボランティアを募集。ただ、休日勤務の手当も交通費の支給もない。市では部署ごとに必要な職員数の目安まで示していた。
兵庫県と神戸市も同様に職員の動員を行ったが、公務として扱い、代休の取得も促しており、府市とは異なる対応だった。府市の労働組合は、吉村洋文知事と横山英幸市長に代休や交通費などを求める文書を提出。社会福祉法人「大阪ボランティア協会」も「(今回の活動は)ボランティア活動ではない」「職務と位置づけることが妥当」と文書で要望した。吉村知事は「あくまでも任意」と主張したが、職員からは「上司からボランティアを呼びかけられたら断りづらい」と不満の声が上がっていた。(朝日新聞23年11月23日)』
『斎藤元彦・兵庫県知事は22日の会見で、CFが不調だったことについて「少し後で振り返って反省すべきところは反省しなければいけない」と述べた。これに対し、吉村知事は23日、記者団に「多くの職員は盛り上げたいと思ってボランティアをしている。CFは大成功で反省すべきところは何もない。(批判する人は)ファンや選手の顔を見て批判を続けられるのかなと思う」と語った。(同上)』
クラウドファウンディングは、どう見ても「見通しが甘く、失敗だった」としか言えないし。ファンや選手の笑顔とは、資金集めや人員集めの問題は別物だ。
それでも「反省すべきところはない」と言い放つ吉村府知事を、大阪府民はもっと批判すべきだろう。(**)
話は変わって・・・。
昨日、立民党の野田佳彦元首相がBS番組で、立民党と共産党の選挙協力についえて、こんな話をしていた。
『立憲・野田元首相「共産との政策協定はないが、選挙の消耗戦は…」
(次期衆院選での共産党との「共闘」について)政策協定を結ぶのはありえない。政策協定を結んで「こういう政権をとりましょう」というのは、ないと思う。
(一方で)共産党と選挙区で戦っている所はいっぱいある。その中で全選挙区でぶつかりあって、お互い消耗しても仕方ない。すみ分けは、あったっておかしくない。政策協定を結んだら、批判があるかもしれない。でも、「お互いに消耗戦をやめよう」ぐらいのことを野合と言うだろうか、(それは)戦術的な問題だ。
そうでないと、自民党の組織力と公明党の組織力を合体した小選挙区で勝つのは、並大抵でない。(BS番組の生放送で)(朝日新聞23年11月23日)』
* * *
立民党と国民党を支援している連合の芳野会長らは、共産党を嫌悪。^^;
立民党の中で、共産党と政策協定を結んだり、集会に参加したりした候補を「推薦できない」と明記した衆院選の基本方針を9日に決定した。
国民党の玉木代表も、「共産と協力するところは応援しない」と語っている。^^;
ただ、立民党には、前回の衆院選でも共産党を含む他の野党と協力して選挙を戦い、当選できた議員が少なくない。
この時は、市民連合なる団体が重要政策を提示し、それに賛同する政党が選挙協力をするという形をとっていた。今回も共産党と2党間で政策協定を行なうというのではなく、他の団体が間にはいる形で選挙協力をしたり、候補者の調整、いわゆる棲み分けを行なうのは「あり」だと思う。(++)
立民党が、政治理念の異なる維新と組むことはあり得ないと思うし。維新と戦うために消耗戦を行なうことは、日本の国政にとって、また国民にとっても大きなムダだと思うのだが。
維新以外にもいくつもある非自公政党とも対立していては、自公に勝つのは難しく、ますます日本の国政、国民にとってムダになってしまう。(-"-)
来年にはいったら、いつ衆院選が行われても不思議ではないので、立民党は今のうちに他の野党との協力体制をしっかりと協議sしておいて欲しいと思うmewなのである。(@_@。
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