【フィギュア・・・宇野昌磨の回転不足。何回か見てみたけど、ビミョ~。2本は、完璧に回っているとは言いにくいけど。1/4以上足りていないとも言い難い。
宇野は中国杯でも一つ、回転不足をとられているのだけど。今回のGP、特にNHK杯は他の選手に対しても判定が厳しかったという声が多かった。ただ、宇野は、回転の飛び出しに問題ありという意見もあった。<前からジャンプの前に少し回りながら飛んでいると指摘している人がいた。選手はもちろん、ファンとしても、この辺りの基準を明確にして欲しい。>
宇野は一夜明けて「コーチと話した」と言い、今後も試合に出る意欲を示していたとのこと。おそらく本人は「細かいことにはこだわらず、ともかく自分のスケートを表現するだけだ」という思いを新たにしたのではないかと察する。
ショーマくんらしく、GPファイナル、全日本に向けて、ガンバです。o(^-^)o】
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岸田内閣の支持率はどんどん下がるばかりで、いつ辞任せざるを得なくなるかわからない感じなのだけど。^^;
折角、首相でいるうちに、平和・リベラル志向の岸田文雄氏だからこそできること(安倍・菅元首相にはできなかったこと)を頑張って、脱アベ路線に舵を切っておいて欲しいと願っている。
その一つが、東アジア外交だ。安倍二次政権で悪化してしまった韓国、中国との関係改善、そして北朝鮮の拉致問題の解決を何とか少しでも前に進めて欲しい。
以前にも書いたが、中朝韓を敵視していた超保守派の安倍内閣より、平和外交派の岸田首相、上川外相の方が相手国も胸襟を開きやすいと思うのだ。
<好戦的な姿勢を示し強いことばかり言う「北風」でなく、話し合い重視の「太陽」政策を。台湾有事も外交で防ぐ!(・・)>
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26日には、岸田首相は拉致被害者の会合に出席し、日朝首脳会談に強い意欲を示していた。この日は、横田早紀江さん(87)も参加していたのだが、期待のまなざしで拍手を送っていたのが印象的だった。
『岸田文雄首相は26日、東京都内で開かれた北朝鮮による拉致問題の「国民大集会」に出席し、あいさつで「早期の首脳会談実現に向け、働きかけを一層強めていく」と述べた。「私自身が主体的に動き、トップ同士の関係を構築していくことが極めて重要だ」と強調した。
岸田首相は5月の国民大集会で、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記との会談を早期に実現させるため、首相直轄のハイレベル協議を実施したい考えを表明した。
これに関し、26日の集会では「さまざまなルートを通じて働きかけを絶えず行い続けている」と説明し、さらに働きかけを強める姿勢を示した。金氏との関係構築に関しては「お互いが大局観に基づき、あらゆる障害を乗り越え、共に決断することを呼びかけたい」とも述べた。(毎日新聞23年11月26日)』
上川陽子外務大臣は、4年ぶりに行なわれる日中韓外相会談のため、韓国を訪問。
中国の王毅外相とも個別に会談を行なった。
『【釜山(韓国南部)=岡部雄二郎、吉永亜希子】上川外相は25日、韓国・ 釜山プサン で、中国の王毅外相(共産党政治局員)と会談した。上川氏は、中国政府による日本産水産物の輸入停止措置の即時撤廃を求め、両氏は問題解決に向けて対話を継続することで一致した。両氏は、16日の日中首脳会談で確認された「戦略的互恵関係」の推進についても改めて再確認した。
会談は予定より40分長い約1時間40分行われた。両氏の会談は初めてで、日中韓3か国の外相会談が26日に開かれるのに合わせて実現した。
上川氏は会談の冒頭、「両首脳から示された(戦略的互恵関係の)方向性に沿って、日中関係を発展させる」と述べ、王氏は「(両首脳の)共通認識は重要な政治的指針だ。中日関係が健全かつ正しい軌道に沿って発展することを推し進める用意がある」と応じた。両氏は、外相の相互訪問を調整することで一致した。
東京電力福島第一原子力発電所の処理水海洋放出を巡る日中双方の立場には依然隔たりがあり、大きな進展はなかった。上川氏は中国当局に拘束された邦人の早期解放や、日本の排他的経済水域(EEZ)内に中国が設置したブイの即時撤去も働きかけた。(読売新聞23年11月25日)』
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25日には中国の王毅外相が晩さん会や記者会見の予定を急にキャンセルしたため、ちょっと不穏な空気が流れたのだが。26日には3人そろって笑顔で散歩をする姿を見せるなど、友好ムードを演出していた。(・・)
『韓国・釜山の人気のビーチリゾート、海雲台(ヘウンデ)。ホテルで昼食会を終えた日中韓の外相は、次の会談の舞台となる会議場まで約10分の道のりを歩いて向かった。道中、韓国の朴振(パクチン)外相が英語で名所の説明をしたり3人で記念撮影をしたりする光景もあった。韓国外交省関係者も戸惑う、「予定外の散歩」で、和やかさを演出した。(朝日新聞23年11月26日)』
『その後行われた会談は1時間半ほどに及び、外相らは軍事偵察衛星を打ち上げた北朝鮮をめぐる情勢について話し合いました。また、4年間途絶えていた首脳級の「日中韓サミット」の早期開催についても協議しました。(TBS23年11月26日)
『対面での日中韓外相会談は2019年8月以来約4年ぶり。上川氏は会談で「3カ国の協力を再スタートさせる契機としたい。あり得べき日中韓サミットに向け議論したい」と述べた。
核・ミサイル開発を進める北朝鮮情勢に関し、上川氏は、中国が北朝鮮の後ろ盾となっていることを念頭に「核・ミサイル問題で中国が積極的な役割を果たすことを期待する」と述べた。北朝鮮による拉致問題に関しても中韓両国に協力を求めた。
朴氏は「朝鮮半島の平和と安定は3カ国の共同利益で、北東アジアの平和と繁栄のための必須条件だ」と強調。北朝鮮が21日に行った「軍事偵察衛星」の打ち上げに関しても非難した。
3氏は経済・貿易、公衆衛生、人的交流、科学技術、持続可能な開発、平和・安全保障の6分野について協力する方針を確認した。ロシアによるウクライナ侵略や中東情勢も協議した。(産経新聞23年11月26日)』
<上川外相は、言うことはしっかり言う一方、何となく場を和ます力があるように感じる。(・・)>
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尚、公明党の山口代表が22~23日に中国を訪問。習近平主席の側近や王毅外相と会談。岸田首相の親書を渡し、原発処理水の輸入停止措置の解決についても協議。また、仙台へのパンダ貸与の話も行なったという。
山口代表は24日に、首相官邸を訪れ、岸田首相に訪中の報告。
『山口氏は、22日~23日の中国滞在中の一連の会談で、中国側から「与党交流に加えて、超党派の対話の機会も図ってほしい」と求められたことを明らかにし、超党派の「日中友好議連」の取り組みを挙げた。
また、「日中与党交流協議会」について、岸田首相との会談の中で、自民・公明両党の幹事長間で調整を進める方針を確認したという。さらに山口氏は、中国側から要人の訪日の希望が伝えられたことも明らかにした。(FNN23年11月24日)』
創価学会に池田大作名誉会長が中国との交流を重視。公明党もその姿勢を維持して来たのだが。
23日に、習近平首席が岸田首相宛てに創価学会の池田大作名誉会長の弔電を送って来たという。
『習氏は日中関係に果たした池田氏の功績をたたえ、「岸田首相と共に日中関係の発展を推進していきたい」とした。(読売11.25)』とのこと。
正直なところ、「何故、岸田首相宛に?」と不思議に思ったのだが。とりあえず素直に受け取れば、日中関係改善へのメッセージなのかも知れない。(-_-)
最初にも書いたが、岸田内閣があとどれくらい続くかはわからないけど。ともかく岸田首相&上川外相(共に宏池会)らしく、「北風」より「太陽」の外交で、日本の今後にプラスになる国政運営をして欲しいと思うmewなのだった。<岸田氏のあと上川氏が首相になって、さらに太陽外交を進めてくれると、尚よしなんだけどな。>(@_@。
THANKS