オスプレイ墜落、日本でついに死亡事故＋国も国民も危険性の見直しを＋万波と大谷

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【プロ野球・・・昨日、日ハムの万波中正が逞しくなっていてビツクリと書いたのだけど。パ・リーグでは今年、ＳＢの近藤健介が横浜高の後輩でもある万波らとのＨＲ王争いを制したのにもちょっと驚いた。（２０本台の争いだったのは、残念だけど。^^;）

　で、２６日のテレ朝「サンデーＬＩＶＥ」によれば、近藤も万波も米国の「ドライブライン」という施設に利用していたという話が出て、興味深かった。ここは全身の筋肉や運動能力などの状態を科学的に細かく調べて、何をどのように強化すべきか提案してくれる施設。大谷や有名大リーガーも利用しているという。＜大谷の筋力はケタ違いらしい。^^;＞やっぱ、今は科学の時代なんですね～。(@_@。興味のある方は、、https://news.tv-asahi.co.jp/news_sports/articles/900000835.htmlを。】＜尚、mewは、大谷は二刀流が復活するまでマイペースで練習、実戦が詰めるように、２～３年、エンゼルスに残る方がいいかな～と思っている。(･･)＞

　

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　昨日２６日の午後、米軍のオスプレイ（ＣＶ２２型）が、鹿児島県の屋久島からわずか１ｋｍほどの海に墜落。機体はバラバラになり、乗員６人のうち１人が死亡、５人は行方不明だという。(@@)＜他の乗員が無事に見つかることを祈っている。＞

　このブログでは、ずっと米軍が日本にオスプレイを持ち込むことに反対していた。

　何故って、オスプレイは他の軍用ヘリに比べて何倍も事故率が高いからだ。＜開発段階から死亡事故などが相次ぎ、「ウィドーメーカー」（未亡人製造機）と呼ばれることもあった。(-"-)・・・関連記事＊１に＞

　しかも、独特な低周波っぽい振動音を出すため、基地周辺の住民にも迷惑をかけることになる。

　それこそ米国内のいくつかの基地では、周辺住民の反対が強かったため、一般住民の居住する市街地の上をオスプレイが飛ぶことを禁じているという。(･o･)

　

　しかし、残念ながら、０９年、民主党「ゆ党派」だった野田首相が、米軍にＯＫを出したため、ついにオスプレイが日本に上陸することに。沖縄を皮切りにアチコチに配備され、今も全国で訓練飛行を行なっている。＜東京の横田基地にも常駐している。(-"-)＞

　さらに１４～５年には安倍首相（当時）が、米国から自衛隊用に１７機のオスプレイを３０億ドル（当時で３６００億円ぐらい）で購入することで合意。陸上自衛隊の木更津駐屯地（千葉）や佐賀駐屯地に順次、配備されつつある。　

　

＜一時、当ブログで、「オスプレイがあなたの町にもやって来る」という特集（？）を組んでたこともあったな～。^^;＞

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　米軍オスプレイはこれまでも何回か予定外の不時着をしたことがある。

　また、１６年には、名護市の沿岸部の海岸に（墜落か不時着に失敗かで）突っ込んで、大破したことがあった。

　

　しかし、昨日は、ついに日本で初めて死亡事故を起こすに至った。（＊＊）

　

　しかも、墜落した場所は屋久島港から東に１キロの場所だったとか。午後の港周辺には多数の船が通っているし。仮に時速２５０ｋｍで飛んでたとして、わずか１５秒で島に激突するおそれがあるわけで、一つ間違えれば大惨事になったおそれもある事故だったのだ。(-"-)　＜尚、ＣＶ２２が最高時速が５００ｋｍ以上出る。＞

　

『２９日午後２時４０分ごろ、鹿児島県・屋久島の東約１キロの沖合で、米軍横田基地（東京都）所属の輸送機ＣＶ２２オスプレイが墜落した。防衛省や海上保安庁によると、搭乗していた６人のうち男性１人を付近の海域で救助したが、死亡が確認された。

　付近の海域では機体の残骸や救命いかだのようなものが確認された。自衛隊や海保は航空機などを投入し、行方不明になっている乗組員の捜索・救助に当たっている。（時事通信２３年１１月２９日）』

　

　　　

　　

　墜落したのが陸地に近かったこともあり、陸からも海からも多数の目撃者がいたのだが。多くの人たちが「左エンジンから火を噴いていた」「プロペラが飛んだ」「さかさまになって落ちた」などと証言している。どう見ても、「墜落」だ。

　

　しかし、宮沢防衛副大臣は「不時着水」だと主張した。(･･)

　

『米側から「最後までコントロールを試みていた」との説明があったことを踏まえた判断。米軍も「不時着水」の用語を使っているといい、宮沢博行防衛副大臣は同日、記者団に「最後の最後までパイロットは頑張っていたということだ」と理解を示した。』

『防衛省によると、「墜落」は機体のコントロールを失ったケースで使用。一方、「不時着」や「不時着水」はコントロールを失わず、パイロットの意思で降りた際に用いており、2016年に沖縄県名護市沿岸部で米海兵隊のオスプレイが大破した事故も不時着水とされた。

　今回、機体が火を噴いた状態だったとの目撃情報もあるが、防衛省関係者は「現時点では不時着水の表現が適切だ」と述べた。』（時事通信２３年１１月２９日）』

　　

　尚、当該オスプレイが、屋久島に緊急着陸を求めていたという情報もある。機体に何か異常が生じていたのかも知れない。

　

『海保や防衛省などによると、オスプレイは山口県の米軍岩国基地から沖縄県の嘉手納基地まで飛行する予定だった。屋久島空港に「緊急着陸したい」という通報があり、午後2時40分ごろにレーダーから機影が消えた。（日本経済新聞２３年１１月２９日）　

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　実は佐賀県では、住民の反対を押し切り、佐賀空港に陸自のオスプレイを配備することを決定したばかり。＜佐賀は陸自ヘリが民家に墜落したことがあるし。漁業関係者からの反対も多かった。＞

　県内の目達原駐屯地では、来月３日の創立記念行事でオスプレイのデモフライトを行う予定で、２９日から飛行訓練を実施していたのだが。さすがに、３０日の訓練は見送ることに決めたという。

　県内では、今回の事故を受け、また反対運動が活発になる可能性がある。(･･)

　

　沖縄県の玉城知事はもちろん、事故の原因が究明されるまで、米軍にオスプレイの飛行停止を求めた。

『沖縄県の玉城デニー知事は29日、記者団の取材に「事故や緊急着陸が続き、県民の不安が高まっている中での事故だ」として、事故原因が究明されるまでの間、米海兵隊機を含めて米軍オスプレイの飛行停止を求める考えを明らかにした。日本政府にも伝える。（毎日新聞２２年１１月２９日）』＜「搭乗員が無事に救出されることを願っている」とも。＞

　岸田首相も、飛行停止の要求を検討するよう指示をしたという。

『政府関係者によりますと岸田総理は、アメリカ側にオスプレイの飛行停止を求めることも含め、防衛省に対応を検討するよう指示したということです。（ＴＢＳ２３年１１月２９日）』

　

　岸田首相は、国民の生命や安全がかかってるのだから、ここはハッキリ言わないと！（＋＋）

　また、これを機に、自衛隊がオスプレイを導入し、アチコチで飛ばすことが望ましいのかどうか、国民も含め、改めて考え直した方がいいのではないかと思うｍｅｗなのである。(@@)

　

　ＴＨＡＮＫＳ

　

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＊１

米軍オスプレイ、開発段階から死亡事故　空軍機では高い事故率

11/29(水) 19:26配信

毎日新聞

　米軍オスプレイは垂直離着陸ができる輸送機で、2012年10月に米海兵隊が米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）に配備。米空軍も18年10月に横田基地（東京都福生市など）に配備した。しかし、開発段階から死亡事故などが相次ぎ、「ウィドーメーカー」（未亡人製造機）と呼ばれた。

　12年4月と6月にはモロッコや米フロリダ州で相次いで墜落。15年には米ハワイ州で着陸に失敗し、2人が死亡した。国内でも16年12月13日、普天間飛行場所属の米海兵隊機が沖縄県名護市沖に不時着して大破し、2人が負傷した。

　防衛省によると、米空軍のCV22オスプレイの重大事故率（10万飛行時間当たりの事故件数）は21年9月末現在6・00だった。一方、基本構造が変わらない米海兵隊のMV22は22年9月末現在2・27。CV22の事故率の高さについて、同省防衛政策局は「特殊作戦用のため、より過酷な環境下で用いられていることが影響しているのではないか」と分析している。

　陸上自衛隊もオスプレイを導入し、20年に陸自木更津駐屯地（千葉県木更津市）に暫定配備。25年にも佐賀空港（佐賀市）に17機を正式配備する計画で、23年6月から空港隣接地に駐屯地を建設している。【宗岡敬介】