【フィギュア・・・いよいよGPファイナルが始まった。特に男子は今回、SP得点100点台、総合300点台を出せる選手が4人も出場しており、かなりハイレベルな争いに。4回転やコンビだと一つのジャンプミスで10点以上も点数が下がってしまうので、緊張感あふれる一戦となっている。
2番手で滑った宇野昌磨(25)は、NHK杯で4本も4回転ジャンプの回転不足をとられたことから、今回は慎重に踏み切って丁寧なジャンプを心がけており、3本ともセーフ。GEOはいつもより低めだったが、表現力の評価も高く、今季世界最高の106,02点を出した。
NHK杯で宇野に勝った鍵山優真(20)は、ほぼノーミスだったのだが。NHK杯ほどジャンプに大きさがなく、GEOがちょっと低めだったため103.72止まり。(フリーで十分に逆転圏内。)
で、この2人の演技と点数を見て、マリニン(19・米)が、何と世界で初めてSPで4回転アクセルを入れて来て、他のジャンプも含め見事に成功させ、宇野の世界最高を上回る106・90点で首位に。<SPのジャンプミスは命取りなので、ここで4Aに挑むのは、めっちゃ勇気がいることだと思う。
最後に演技したシャオ(22・仏)は、激しい戦いの緊張感で力がはいり過ぎたのか、1本めの4Lzが2回転(0点)になってしまい、88.36点の6位だった。4位は三浦佳生94.86点、5位はエイモズ93.20点。
宇野がインタビューで「レベル高すぎて無理です。やってられないです」と笑っていたのだが。フリーも高レベルでヒリヒリと来るような戦いになりそうだ。みんな、ガンバ!o(^-^)o】
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ところで、mew周辺の政治談議仲間の中には、安倍派のパー券キックバック(還流)の話が出てから、ちょっとワクワクしている人が多い。<mewも半分、そうかな?^^;>
もしかしたら、この20~30年の政治の転換点を迎え得る可能性があるからかも知れない。(@_@。
安倍二次政権が始まって、自民党は、また少しずつ昔のような派閥の論理、議員数&資金力が支配する政治に戻りつつあったのだが。
今回の件は、「政治とカネ」の問題、特に派閥政治や不透明な政治資金の問題を考え直す絶好のチャンスになるし。国民が自民党の諸問題を再認識する機会になるわけで。mew的にもいいことだ。(・・)
しかも、mewはずっと森喜朗元首相が会長になって以来、どんどん肥大化した清和会(安倍派)は分裂、解体した方がいいと思っていたので、今回、特に安倍派がターゲットになったのも望ましいと言えるだろう。^^;
これで安倍元首相の遺した影響力は低下し、脱アベ路線が進む可能性が大きくなった。(++)
また、今、検察やメディアが、どんどん捜査を進めたり、具体的な報道がなされたりしているのは、司法やメディアにまで支配力を及ぼそうとしていた安倍ー菅政権が終わったからであって。ここにも脱アベ・スガの流れが感じられる。
そして、岸田首相がこのような状況を導いたことに、感謝さえしたくなっている。(^^)
mew&周辺の政治談議の中では、様々な推測、邪推、憶測が飛び交っているのだが・・・。
まず、岸田首相は、この捜査にOKまたはGOサインを出した可能性が大きいことから「よくやった」という声が出ている。。(・・) <通常、検察が国会議員の捜査を行なう場合は、法務大臣、場合によっては首相に報告する(お伺いを立てる?)と言われているので。>
今回の件は、もともとは自民党の5派閥がパーティー券収入の一部の収支報告書不記載の問題から始まったものなのだが。(上脇博之教授が、パー券収入のうち安倍派1900万~岸田派200万円が、政治資金収支報告書に記載していないことを東京地検に告発し、受理された。)
ただ、東京地検特捜部は、おそらく安倍派の行われていた多額のキックバック&裏金作りの情報を掴んでいて、ここぞチャンスとばかりに、本格的な捜査を始めたのではないかと察する。(@@)
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果たして岸田首相が、どこまで安倍派や二階派のキックバックの問題を知らされていたかはわからないし。岸田首相にとって、自民党に批判が集まるのはかなり痛いことではあるのだが。
岸田首相にとって、党内で面倒な存在である(総裁選でも岸田氏を支持しなかった)安倍派や三階派が検察捜査のターゲットとなり、思うように動きがとれなくなるのは、好都合な部分があるようにも思える。(・・)
<岸田派が不正なキックバック(不記載、裏金作りなど)を行なっていなければ、の話だけど。そんなことやってたのが発覚したら、とんでもブーメランになって、首相辞任まであり得るかも。^^;>
フリーキャスターの辛坊治郎氏も同じような感触を持ったようで、関テレの「旬感LIVEとれたてっ!」でこんな話をしていたという。
『「表向きはパーティーは自粛で、自民党として反省しなきゃいけないとか派閥政治が…とかって岸田総理がおっしゃるわけですけど。本音のところで言うと、自民党の中で最大派閥の安倍派って、面倒くさいなって思っているはずですよ。思想的にもだいぶ違いますからね」とぶちあげた。
安倍派は自民党の中で最大派閥だ。「ここを敵に回すと政治にならない。面倒くさいなと思っていたところに今回の話なので、表向きは厳しい顔をしながら、心では『うっしっし』とまでは言わないけども、ね」と岸田総理の心境を推察した。(東スポ23年12月6日)』
実際、この捜査が続いている間は、安倍派、二階派方面からの「岸田おろし」の動きは、しばらく納まることだろう。(++)
<無派閥の高市早苗氏、小泉幸太郎氏(バックにいる菅義偉氏)辺りがちょっとコワイけど。^^;>
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とはいえ、岸田氏が総理総裁として、ここで国民が納得するような対応ができなければ、さらに信用と支持を失って、ジリ貧になるだけだろう。(~_~;)
今後の対応については改めて書きたいが、できれば「派閥解消」までやって欲しいところだけど。せめて、政党も派閥も国会議員も、もっとお金の流れが明瞭にわかるように政治資金規正法の改正を行なって欲しい。(・・)
公明党も野党も賛成するはず。自民党内からは抵抗があるかも知れないが、正面から反対しにくいだろうし。ここは強気でリーダーシップを発揮して、来年の通常国会で予算案を審議する前に改正法を成立させるべきだと思う。(++)
<野党は、改正法が成立しないと予算審議に出ないとごねてよし。国民の多くも、これは支持するはず。あと収支報告書の不実記載は、もっと厳罰化してもいいかも。>
ともかく東京地検特捜部には、ここから本格化する捜査をしっかりとやって、国民が納得行く結果を出して欲しいし。野党やメディアは、いたずらに騒ぐだけでなく、今回の事案や金権政治の何が問題なのか、民主主義的な観点からも含めて、国民にしっかりち伝えて欲しいと願っているmewなのである。(@_@。
THANKS