【フィギュア・全日本・・・昨日は男子SPが行われ、2年連続6度めの優勝を狙う宇野昌磨が104.69点でダントツのTOPに。4Tー3Tの後半が2Tになった以外は、慎重な滑りでノーミス。ジャンプも回転不足はとられなかった。
2位は、ジュニアの頃から応援している山本草太。ステップなど取りこぼしはあったものの、ジャンプを無難にそろえ、宇野とは10点差あるものの、94.58をマーク。足首の骨折を乗り越えて第一線に復帰し、初の表彰台を狙う。今度こそ、SPとフリーをそろえて欲しい。
3位は鍵山勇真は、僅差の93.34点。こちらも足の故障から復活し、優勝候補になっているのだが、得点源の4Sで転倒し、3位。「全日本特有の雰囲気とか緊張感があった」「気づいたら、演技が始まって、転んでいた」と言っていた。フリーで巻き返しをはかる。
4位に三浦佳生 93.91。今年はGPファイナルに出場。体調不良で3kgも痩せたものの、ほぼノーミスの演技で、高得点が出るかと思いきや、2本のスピンのうち1本が低評価、2つめは規定違反で0点評価に。(シットスピンで十分に膝を曲げて座っていないとの評価か。)「納得行っていない。これ以上言うと、本当に失言してしまいそう」と怒っていた。
5位の佐藤駿(89.80点)も、4Fでエッジ違反をとられ、減点されたのが痛かった。友野はジャンプでミスして6位。みんなフリーでガンバ。o(^-^)o】
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これは、12月18日の『自民「いくらでパクられる?」&パー券代の中抜きも+立民、自民に迫る+前原の魂胆』の最後の部分、「前原の魂胆」のつづきになるのだが。
立民党の泉代表が、昨日、「維新や国民党と新政権を目指したい」というトンデモ発言をしたことがわかり、「はあ?」という感じになっている。(゚Д゚)
先に、mewの考えを言っておきたい。
泉代表をはじめとする立民党内の保守派(改憲、軍事強化OK&新自由主義もOK)という人で、「ともかく政権さえとれれば、それでいい」と考えている人は、さっさと立民党を離党して新党を作るか、前原新党にでも、国民党や維新にでも合流すればいい。
2017年に前原誠司氏が民進党の代表時代にやったように、立民党全体で、他党と連携や合流することは許さない!(`´) <前原くんは、保守勢力だけ取り込みたいかも知れないのだけど。立民党は、早速「泉おろし」にとりかかってよいのでは?(・・)>
先日も書いたが、「教育無償化」と「政治資金の透明化」だけで連立政権などを作れるはずがないでしょ~。(-"-)
維新や国民党と一緒にやれば、「今年中に憲法改正実現を」「安保軍事のさらなる強化を」と強く主張することは、明白なのだから。
逆に「憲法改正や安保軍事のことは、そのうちね」とアヤフヤにしたまま、政権選択の選挙を行なうのは、非民主主義的だと思うし、国民に対して失礼じゃないだろうか?(・・)
昨日、前原誠司氏ら5人が「教育無償化を実現する会」が結党会見を開き、他党に「連携して新政権を作ろう」と秋波が送ったのだ。(ーー)
『新党「教育無償化を実現する会」の設立会見で、前原誠司代表は「裏金問題で、野党の結集が強まる」と強調し、野党の結集を呼びかけていく考えを示しました。
教育無償化を実現する会・前原代表「政治改革、教育の無償化、こういったことを他党のほかの野党に呼びかけをさせていただき、そしてともに日本を変えて政権交代を実現する、その起爆剤になれば我々の本望です」
前原代表は、自民党の派閥の裏金問題について「自浄能力がない」と批判し、野党が大きな塊を作り、政権交代につなげていく必要性を訴えました。
また、政策の軸となる「教育無償化」については、格差是正や少子化対策などにつながると強調し、野党結集に向けた「よびかけの核」にしていくと意気込みました。(ANN23年12月21日)』
『教育無償化を看板政策にする立憲民主党の泉健太代表(49)、日本維新の会の馬場伸幸代表(58)とも「よく話をしている。これからもしっかりと連携を取りながら、何とか野党としての連携がつよくなるような役割を微力でも果たせればと思っている。非自民・非共産の協力というものについて、主に立憲さんや維新さんとはしっかりと対話を重ねてまいりたい」と、共産党をのぞいた野党結集を呼びかけた。(よろず~ニュース23年12月26日)』
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これを受けるような形で、立民党の泉代表が会見で「維新や国民党と新政権を目指したい」と言ったのである。_(。。)_
『立憲民主党の泉代表は21日の記者会見で、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐり「自民党に政権を任せられず、改革は無理ということは明白だ。こういう時こそ野党各党が力を合わせ、国民の期待に応えるべきだ」と述べました。
その上で「野党各党が、必ずこの政策をやるというミッションを明確にした政権をつくることを訴えたい。政治資金規正法の改正は、日本維新の会や国民民主党と何らかの協議体をつくり、新しい政権の政策の共通項になる」と述べ、特定の政策課題の実現を目的に、新たな政権を目指したいという考えを示しました。
泉氏はこのほか、国会議員に毎月100万円支給されている「調査研究広報滞在費」の使いみちの全面公開や、教育無償化の実現などが、共通の政策になるという認識を示しました。
一方、外交・安全保障やエネルギー政策については「すべてをやると言ったら時間もかかり、すりあわせも大変になる。まずはやるべきことを必ずやる政権をつくるべきだ」と指摘しました。(NHK23年12月21日)』
<「調査研究広報滞在費」(旧・文書通信交通滞在費)の全面公開は、維新が強く主張している施策。>
前原誠司氏は、93年に日本新党から衆院選に初当選した時からず~っと、保守二大政党制を築くことを目指して来た。(もう30年になるのね。)
前原氏は、非自民・非共産の政党を集め、自民党に対峙できる&それなりに安保を重視する(改憲もOKの)中道~保守の大政党を作りたいと考えているのだ。(・・) <mewに言わせれば、ほぼ第2自民党ね。>
前原氏は民主党時代も目標実現を目指して、アレコレ画策したものの失敗。2017年に民進党の代表になったのを機に、民進党を解体して、小池百合子新党の「希望の党」との合流をはかったものの、これも小池氏の「排除発言」などによって失敗した上、野党第一党だった民進党を破壊し、安倍一強体制、維新の台頭などを導くことになった。(-"-)
それでも、あきらめ切れない前原氏は、最後の賭けとして、希望の党の名残である国民党を離党し、今度は「教育無償化を実現する会」なる新党を設立した。<国民党内で他党との連携を模索していたが、代表選で玉木代表に負けた&玉木代表が自民党との連立を考えていることから、離党した。>
前原氏は、立民党と維新が対立しているのを見て、両党が共に主張している「教育無償化」&自分の党を蝶番(ちょうつがい)のようにして繋ぎ合わせ、大きなかたまりを作り、政権交代を果たそうとしているのである。^^;
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mewは、ちょっとイヤ~な気はしていたのだ。_(。。)_
そもそも泉健太氏は、民主党時代から前原Gに属していた保守派の議員。国民党から立民党に移って来て、いきなり代表選に出た時には「前原が送った刺客か」と思っていたぐらいなのだ。<国民党の保守派が、立民党の保守派を挑発して、乗っ取りをはかるかのように見えた。バックに「政権交代が一番」の小沢一郎氏がついていたので、尚更に何か魂胆があるかのように見えた。>
案の定、泉氏&周辺の保守勢力は、21年に立民党が衆院選で議席を少し減らしたことを(枝野氏が共産党と選挙協力したことも)強く批判して、「枝野おろし」を敢行。泉氏を代表に選び、他の政党と結集する機会を待っていたのである。(-"-)
実際、前原氏が新党を作ると発表した時も、泉代表は「良い決断をした。気持ちはわからないわけではない」と発言。(よろず~12.01)
18日のBS番組の収録でも、前原新党に関して『野党がいくつかの共通項目をつくって戦いを挑めば分かりやすい構図となる」と指摘。「立民も政権構想作成を加速したい」と語った」りしていたのである。(産経12.18)
mewだって、あんな腐敗した自民党に政権を任せておきたくはない。ただ、93年の8党連立による細川政権も1年持たず。09年の民主党政権も「小沢派vs.非小沢派」の対立が大きな要因となって、3年で崩壊したわけで。
もし衆院選で勝てて、政権交代を果たしたとしても、立民と維新では政治理念や政策が7割ぐらい違うのだから、安定した政権運営をできるはずがあるまい。
というわけで、これからも怒りを込めて、前原の魂胆に沿った立民と維新、国民の連携には強く反対を唱えて行くつもりのmewなのである。(@@)
THANKS