先週11日、自民党の政治刷新本部のが会合が開かれたのだが。何人かの欠席者がいた。
ひとりは、最高顧問の麻生太郎副総裁。麻生氏は、3月に予定されている岸田首相の訪米の準備や台湾絡みの意見交換も兼ねて、9日から米ワシントンに外遊中。それなりに大事な仕事なので、致し方ないとしよう。(~_~;)
そう言えば、E姉さんこと松川るい氏の姿もなかった。(・・)
松川氏は昨年夏の仏研修旅行で、エッフェル塔観光や子連れ旅行だったことが発覚。公費・党費のムダ遣いだと批判されていたことから、今回の「刷新本部」のメンバーにふさわしくないと指摘する声がかなり出ていた。^^;
『12日に事務所に確認すると、「日程の都合がつきませんでした。なにぶん、メンバーになることを知ったのは会合前日のマスコミ報道でした。事前にメンバー入りの打診ですか? それはなかったです」との回答だった。(SmartFLASH24年1月12日)』
いやいや、世間でも遅くとも9日からは仕事を始めるし。(公務は4日だよね。)しかも、今年は年始から能登半島の震災や日航機事故、特捜部の捜査などなどアレコレあって、たとえ国会は閉会中でも、多くの与野党議員が政府や国会、党内で働いているのであるが。<松川氏は安倍派所属だし。>
松井氏は、何の公務があるというのか。「まさか選挙活動の予定があったとか、そういうこと?」と言ってたら、もっとヒドかった。
イギリスに家族旅行に行っているというのだ。(゚Д゚) <今度はビッグベン母さん?>
『会合が終わった夜、「松川氏は、いまイギリスにいる」という情報が永田町を駆けめぐった。これを事務所に問い合わせると、最初こそ言葉を濁していたが、「本人はイギリスにいます」と認めた。
「家族旅行だと聞いています。国会閉会中ですから海外旅行も自由ですし、旅行の日程は以前から決まっていて『政治刷新本部』の会合日のほうがあとで決まったのだと思われますが、タイミングが悪すぎますよね。メンバー入りで、ただでさえ世間から注目されているのに欠席ですから。出席した議員も呆れていました」(自民党関係者)(同上)』
え~~~~?(@@) もう、言葉がない。。。_(。。)_
「そんな議員は次の選挙で落とすしかないね」と知人。「確かに!(・・)」
でも、松川るい氏は22年7月の参院選(大阪選挙区)で再選しているので、次に国民の審判を受けるのは、28年7月になるという。(>_<)
しかも、ここから4年の間にこそっと出世してたりする可能性もあるから、自民党&その支持者は恐ろしいのである。(-"-)
また、今回の刷新本部に、松川氏も含め安倍派の議員10人がはいっていることも、問題視されている。
しかも、報道によれば10人中9人が、パーティー券の還流分を収支報告書に記載していないという。<5年で数十万円から数百万円、らしい。^^;>
『刷新本部メンバーは首相を含めて38人。安倍派所属議員は最多の10人で、本部長代理に岡田直樹参院幹事長代行、副本部長に野上浩太郎参院国対委員長が就任。幹事・事務局次長に佐々木紀、高階恵美子、上野通子、太田房江、松川るい、吉川有美、藤原崇、高橋はるみ各氏が就いた。(時事通信24年1月13日)』
この人選には、党外だけでなく党内からも「ルールを破った議員が新たなルール作りの議論を行なうのはどうなのか」「国民からの信用を取り戻すことができるのか」と批判や疑問の声が上がっている。(ーー゛)
しかし、『首相は首相官邸で記者団に「党が一致結束して議論を行うに当たって排除の論理は適切ではない」と述べ、疑いを理由にメンバーから外す考えはないと強調。「党全体で議論を行い、国民の信頼回復につながる結論を出していきたい」と語った。(同上)』
* * *
ここは岸田首相にとっても、自民党にとっても、思い切った変革を成し遂げる大きなチャンスだったのだが。岸田首相も党幹部の多くも、今は、国民の信頼回復よりも、党内が壊れるのを防ぎ、党存立の基盤を護ることを重んじたのではないかと察する。(・・)
まず、「ルールを守らない人にルールを作らせるのは問題だ」「第三者にルールを作らせるべきだ」という声がかなりあるし、私も理解できないではない。
ただ、民主主義の下では、市民が規制されるルールは市民自身が決める権利がある。つまり、公民権停止など特別に法で禁止されていない限りは、安倍派の議員も自民党の議員である以上、党について重大事を決める会合に選ばれる権利があるのだ。
しかも、自民党の全国会議員数(378人)のうち、安倍派に所属している議員が98人もいるわけで。38人のメンバーを無作為に選んだ場合、安倍派の議員が10人前後、はいってしまうのは、ある意味で自然なことなのである。(>_<)
まあ、それでも本来であれば、自ら不正還流に関わっていることを知っている議員は、メンバーを辞退するのが望ましいかも知れないのだが。そんな風にモラル観が強い議員が多ければ、こんな大規模な不正行為には発展していないだろうし。今は、ともかく支持者にいいところを見せなければというところで必死だろう。^^;
<てか、安倍派は幹部クラスが不正還流に関わっている可能性があるので、閣僚や官僚も外されているし。議員の半分以上が不正還流に関わっているとの報道がある。もしそうであれば、安倍派の中で「不正還流に全く関与していない人」を探す方が難しいかも。(-"-)>
今回は、岸田首相にとっても、自民党にとっても、国民の信頼を回復して再出発するいいチャンスだったと思うのだが。
おそらく、岸田首相&周辺も、自民党の議員+αの多くも、今は国民の信頼うんうんよりも、自民党内がバラバラに崩壊すること防ぎたいと、何とか自民党の基盤を守りたいという考えが強いように見える。(・・)
何やかんや言って、安倍派は長い間、首相を出していた最大派閥だ。党内の4人に1人は安倍派の議員だし、各議員の後ろには支持団体や企業、各議員を支える地方支部、地方議員、党員がずら~っと連なっているのである。(@@)
岸田首相は昨年、特捜部の捜査の対象になるおそれがあったので、安倍派に所属する議員を思い切って閣僚や党の要職から外したのだが。その行為に対するあちこちからの不満を感じずにはいられまい。
ここで安倍派の議員を刷新本部のメンバーからも外したとしたら、下手すると安倍派の議員やその背後が大反発(大反乱?)をして、党内基盤のチコチがガタガタに壊れてしまうおそれがある。^^;
そして、このような騒動は、他の派閥の議員も望んではいないだろう。<個人的には、大反発&崩壊が起きて欲しい気も?^^;>
また、先日も書いたが、今の党執行部は、岸田総裁も麻生副総裁も茂木幹事長も、派閥の(実質的な)長であって。すぐに派閥を解消する気はない。
もしかしたら、会合の結果、将来の課題として「派閥のあり方の変革」「派閥解消の試み」などが提言されるかも知れないが。それが短期間のうちに実行されることはあり得ない。
もし強引に派閥解消を実行しようとしたら、安倍派だけでなく、多数の派閥の議員や関係者から大反発を受けてっしまうからだ。(-"-)
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しかも、この辺りは改めて書きたいが、どうやら東京地検特捜部は、安倍派と二階派の会計責任者を在宅起訴することに。また国会議員は、既に1人が高額の不正還流+証憑隠滅ため逮捕されているが、あとは4千万円以上の不正還流を受けていた議員1人か2人の立件をするだけで、手じまいしそうだとのこと。(゚Д゚)
そうであるなら、岸田首相としては、能登半島の災害対策もしなければならないし、党内の反発を押さえ込んで、早く予算を成立させることを考えるだろうし。
おそらく自民党の支持者は、リクルート事件やその他の「政治とカネ」の問題の時もそうだったが、自民党支持から大きく離れることはないし。<下手に安倍派とやり合う方が支持離れが進むかも?>
そもそも自民党の関係者は「政治にお金がかかるのは仕方ない」と。「政治とカネの問題が生じるにも仕方ない」と思っているのである。
そして、「クリーンな政治」とか「党内浄化」などという政治的or倫理的な理想は横に置いて、まずは一致団結して何とか党を壊さず維持し、政権与党&利権の座を守ることに強い執着心を持ったスゴイ政党なんだな~と、改めて感心した&呆れたmewなのだった。(@@)
<どうせ選挙は、岸田氏のクビをすげ替えれば、OKだと思っているんだろうしね。^^;まあ、mewはそういう党を支持する気にはなれないけど。(-"-)>
THANKS