【女子マラソン・・・28日、大阪国際女子マラソンが行われ、、東京五輪代表だった前田穂南(27)が2時間18分59秒で、19年ぶりに日本記録を更新して2位(日本人最先着)にはいり、パリ五輪代表に選出される可能性が大きくなった(*^^)v祝 <旧来の記録は05年に野口みずきが出した2時間19分12秒。>
前田穂南は東京五輪で33位で終わり、一時はマラソンをやめようかと思ったが、改めてチェレンジ。今回は、(豪華なことに)マラソン歴代2位の記録を持つ新谷瞳がペースメーカーとなりけん引、前田は新谷を追い越し、早いペースを維持したままゴールまで走り切った。女子マラソンはどんどん高速化し、日本選手は入賞さえ難しくなっているのだが、パリのレースが楽しみだ。o(^-^)o
月面探査機SLIM・・・SLIMは世界で初めて月面へのピンポイント着陸に成功したものの、機体が傾いてパネルが横を向いてしまったため、太陽電池が機能せずに困っていた。しかし、昨日、月が夕方になり、太陽が西から当たったため、太陽電池が電力供給を開始。システムが再び起動し、月面での活動を再開したことが確認された。搭載機器の分光カメラを再起動し、観測活動を始めたという。ここから、改めてガンバ!o(^-^)o】
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自民党の麻生副総裁が、地元の福岡の会合で、上川陽子外務大臣の力量を絶賛したとのこと。次期首相として「上川推し」のmewとしては、嬉しい限りなのだけど。
ただ、麻生氏は相変わらず失言大魔王ぶりを発揮。トンデモないセクハラ表現が多かったため、大批判を浴びることになった。(-"-) <しかも、何度か上川をカミムラと呼び間違えたって言うし~。^^;>
『麻生氏が1月28日、地元の福岡・芦屋町で行った講演で「おばさん」と呼んだのは、岸田政権の上川陽子外相。
自民党 麻生副総裁:「今の外務大臣はカミムラ陽子。女性ですよ。このカミムラ陽子は大したもんだぜ、これは。」
・・・「俺たちから見えても「ほ~このおばさんやるね」と思いながら。この間、ニューヨークで会ったけど、少なくともそんなに美しい方とは言わんけれども。外交官の手を借りなくて「私がやるからいい」って、自分でどんどん会うべき人たちは、自分で予約を取っちゃう。あんなことできた外務大臣は今までいません。新しいスター、新しい人がそこそこ育ちつつあるんだと思いますね。」
上川外相は29日午後3時半過ぎ、外務省で安全保障の分野に女性の意見を取り入れるため、新しい作業部会を立ち上げた。麻生氏の発言をどう受け止めたのか。
「昔はもっとひどいこと言われたもの。麻生先生は何をたくらんで、私の名前なんて挙げたのかしら?」
上川外相は周辺にこう話し、笑っていたという。(FNN24年1月28日)』
このブログで当ブログで何度もアピールしているように上川氏が外務大臣として優秀なのは確かなこと。<個人的には、「昔はひどいことを言われた」(=「今でもそんなヒドイことを言ってるやつがいるなんて」)と軽く批判しながら、ドーンと構えて笑って流す胆力もいいと思う。土井たか子さんも、そういうところがあった。>
たぶん麻生氏は、高市早苗氏はあまり考えが合わない&好みではないので(mewは高市氏とは政治理念が合わないので)、次の首相に女性を選ぶなら、高市氏よりも上川氏の方がいいと考えて(たくらんで?)このような発言したのだろう。(++)
麻生氏としては、上川氏が、男女や見た目を関係なく(「女性」を売り物にするのではなく)政治家として実力で活躍していることを表現したかったかも知れないのだが。残念ながら、常習的な問題発言者は、上記した表現のどこが問題なのかわからず。しかも、これがウケると思い込んでいるのが、困りもの。(-"-)
いつも言うように、このような感覚を修正できない常習的失言症の人たちは、まずは一度、「落選」という劇薬を与えるしかないと思う。(-"-)
そして、もはや世間では、男性、女性で分ける時代ではないことは重々承知しているのだが・・・。^^;
安倍派の女性議員が次々とパー券不正還流の不記載分を公表しているので、気づいた分をここに書いておく。<注・安倍派幹部=昨夏に決まった15人の常任幹事会のメンバー。>
今のところ、女性議員の最高額は、山谷えり子氏の2403万円(18~22万円)。山谷氏は安倍元首相と古くからの超保守仲間で、国家公安委員長などを歴任。今年の夏からは、安倍派の顧問に就任していた。
山谷氏は、自らのHPで公表。まるで我が事ではないように「清和会事務局からの説明通りに事務所で処理していたと報告がありました」「ノルマ超過分については、これまで何らかの支出にあてることはなく事務所内に留めていたと報告を受けております。なお、ノルマ超過分については、近日中に清和政策研究会に全額を寄附として返還したいと考えており各方面と調整中であること、その際には令和6年分の収支報告書にその旨記載いたします」・・・で、とりあえずの反省とおわびの言葉を書いて、終わりだった。(~_~;)
2位が、先日、ブログで取り上げた橋本聖子氏(元五輪担当大臣、安倍派幹部)だ。
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安倍元首相がスカウトし、将来の女性首相にと推していた稲田朋美氏(元防衛大臣・安倍派幹部)は、82万円が不記載。114万円をプールしていたが、本人は「知らなかった」という。^^;
『自民党派閥の政治資金規正法違反事件に関連し、稲田朋美・党幹事長代理(安倍派)の資金管理団体が、2021~22年に派閥からキックバック(還流)を受けた82万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことがわかった。派閥のパーティー券収入114万円も派閥に納めないまま口座で保管していた。(略)
稲田氏は読売新聞の取材に文書で回答し、「口座の存在を把握していなかった。80万円は(安倍派の)会長不在の状況で権限なく渡されたもので、114万円は派閥へ支払われるべき売り上げだ。196万円を派閥に返還する。政治資金を扱う緊張感が欠けていたことを深く反省しています」とした。(読売新聞24年1月20日)』
安倍氏に憧れて安倍派のはいったと公言していた(エッフェル)松川るい氏は、204万円だった。
『派閥裏金事件を受けて新設された自民党の政治刷新本部のメンバーで、安倍派の松川るい参院議員(52)が23日、自身の政治資金収支報告書に記載していなかったパーティー券収入は、2019年からの4年間で計204万円だったと明らかにした。
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松川氏はパーティー券収入のキックバック(還流)について「全く知らなかった。事務所の管理に任せきっていたことについては監督責任を感じている」と陳謝し、「一切手を付けていないので、(派閥に)返還したい」」と語った。(スポニチアネックス24年1月23日)』
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杉田水脈氏も、安倍元首相がスカウトした議員。バリバリの超保守派で「LGBTは生産性がない」「チマチョゴリ、アイヌ民族衣装のコスプレおばさん、品がない」などの発言で問題視されているのだが。
得意の「X」は使わず、21日に自分のブログに収支報告書への不記載があったことを記した。しかし、額は公表していない。
『派閥の指示に従って、収支報告書の修正を行う予定としております。
先日の記者会見で述べた通り、特定の企業や団体にパーティ券を購入してもらったことは一切無く、政治家・杉田水脈を応援してくださる方々が気持ちを込めて購入していただいたものです。その思いに応えるべく、政治活動に支出しており、不正や私的流用は全くありません。
しかし、派閥の指導に従ったとはいえ、記載していなかったことについて、また、そのことを認識していなかったことについて、誠に申し訳なく思っています。』
あくまで、「派閥の指示」に従ったもの。政治活動に支出しており、不正や私的流用はないとのことだが。
水脈さん、収支報告に不記載であること自体が、もう「不正な行為」なんですよ。報告書に記載していなければ、政治活動に支出しても「不正な行為」です。(**)
ただ、安倍元首相が重用していた超保守派の議員も、安倍元首相の後押しがなくなったり、安倍派がなくれば、立場は不安定になって行く。<男女含めて、超保守派の安倍チルドレンや若手議員は皆、そうかも。>
で、こういう時に、きちんと個人の実力を発揮して残って行く議員が誰なのか、しっかりウォッチして行く必要があると思うmewなのだった。(@@)
THANKS