【卓球・・・16日から韓国・釜山で世界選手権がスタート。男女ともこの大会でベスト8にはいると、パリ五輪の団体戦とシングルス2枠の出場権を手に入れることができる。<40チームが5チームずつ8つのグループに分かれてグループ・リーグを戦い、上位3チームが決勝Tに。準々決勝に進出で五輪出場権獲得する。>ちなみに、日本は、既にパリ五輪の代表を発表しているのだが、実は、まだ出場権を得ていない。^^;
今回の世界選手権は男女ともシングルス5戦(3勝で勝利)の団体戦のみ。男子は張本智和、戸上隼輔、篠塚大登、田中佑汰、松島輝空、女子は早田ひな、平野美宇、伊藤美誠、張本美和、木原美悠の5人が代表として派遣されている。
男子の第1戦は、何とナイジェリアの選手が病気や飛行機トラブルでそろわずに棄権したため、不戦勝に。女子は早田、張本、平野がルクセンブルクに3人とも3-0で勝利して、1勝した。
15歳の張本と対戦したのは、何と元中国代表(団体・混合で金)だった60歳の選手。世界選手権24回出場。今も世界ランク46位だ。(・・)
<尚、中国女子がGL1戦めでインドに3-2と大苦戦。世界1,2位のエース2人が、155位と49位の選手に負けていた。調整ミスかな?(~_~;)>
まずはGL1位通過を目指して、男女ともガンバ!o(^-^)o】
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昨日、最も印象に残ったニュースはこれ。
自民党有志の議員連盟「政治(まつりごと)変革会議」が、昨日16日、党本部で渡海紀三朗政調会長と会い、派閥全廃や政策活動費の使途公開などを要請したという。(@@)
この議連は先月、青山繁晴参院議員ら15人が自民党の政治資金に関する諸問題を解決するために立ち上げられた。
代表の青山氏は党内でも有数の超保守派で「日本の尊厳と国益を護る会」の会長。 この議連のメンバーもやや超保守系の議員が多いため、国家観などに関してはmewと全く考えが合いそうにないのだが。今回はいわゆる国家観が絡むような政治思想とはさほど関係なく、国民の常識に沿った党運営、政治資金のあり方を考えているので、共感できる提言がいくつもあった。
<政治を「まつりごと」って読むとか、外国人による政治資金パーティーの購入を認めないとかいう案は、超保守っぽいと思っちゃうけど。(~_~;)>
mewは自民党を含め、どの党が政権与党になっても、主権者である国民を第一に考えた国政を行なうべきだと思うし。政官財癒着の利益分配などの金権政治、選挙資金+αの額で当選が決まるような金権選挙を行わないようになって欲しいと考えているので、自民党内でもどんどんこのような動きが出るのは望ましいことだ。(++)
議連発足時の記事は、*1にアップするが。(初会合に参加したメンバー15人の名もはいっている。)
このような指摘には、共感できた。(・・)
《青山氏は会合後の記者会見で、自民党の派閥について「世の健全な常識と一致していない。常識ならざることを推進した派閥は全部廃止して立て直さないと国民に理解される政党に脱皮できない」と訴えた。》
《同会議は趣意書で、派閥の弊害について「ボスが存在し、カネを作り所属議員に配分し、政府、自民党の人事も隅々まで支配し、私的集団でありながら、公的な存在かのように振舞ってきた」と指摘し、「主権者のみによって立つはずの国会議員が、この私的集団に依存し、政治資金についても派閥の指示を絶対視し、『裏金作り』と指摘された未曾有のスキャンダルを生んだ」と言明した。》(産経新聞24年1月22日より)
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こちらは、16日に渡海政調会長に要請文を渡したことに関する記事。
『自民党の裏金問題を受けて、派閥の全廃を求める有志の議員が政治改革に向け政策活動費の原資や使い道などを公開するよう渡海(とかい)政調会長に要請しました。
【自民・青山繁晴代表「収支報告書に書いてないってことは政治資金ではありませんから、当然納税義務が生じるんで国民が確定申告に真面目に取り組んでおられる中、この納税をすべきだということを申し上げた」】
有志議員の提言では政策集団の政治団体の登録を禁止することや新たな政治改革大綱を作るよう求めています。
また、政治刷新本部の最終とりまとめに向けた議論の前提として政策活動費の原資や使い道など党の収入と支出について明らかにするべきだと指摘しています。(ANN24年2月16日)』
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ところで、青山繁晴氏は、元・共同通信の政治記者&政治アナリスト(+ジャーナリスト)。
安倍元首相らとも懇意で、その発言は超保守系ピープルへの影響力が強かったことから、当ブログでもアナリスト時代からチョコチョコ登場していた。
16年から参院議員(比例区・2期)に。自民党の党員獲得数で1位をとったこともあるくらい支持者が多い。党内では超保守系グループの「日本の尊厳と国益を護る会」(護る会・会員数91名)を率いており、次の総裁選に出馬する意欲を示している。超保守系の若手・中堅のリーダー的存在ゆえ、mewはかなり警戒している。もしこのグループが総裁選で高市早苗氏の支持に回った場合、ちょっと厄介なことになりそうだ。(-_-)>
そして、福島原発の汚染水漏洩に関する話を・・・。
8日に福島第一原発で、放射性物質を除去する前の汚染水が大量に流出したという話を書いたのだが。その原因が、作業員のバルブを閉め忘れという初歩的な人的ミスによるものだとわかった。(-"-)
『東京電力は15日、福島第1原発の汚染水から放射性物質を除去する装置が入る建屋で汚染水が漏えいした事故について原因を発表した。主な原因は、本来は作業中に閉めておくべきだった手動弁を閉め忘れたことだとした。漏えいした汚染水については、当初の推計の約5・5トンから約1・5トンに、放射性物質の総量を約220億ベクレルから約66億ベクレルにそれぞれ下方修正した。
東電によると、7日午前8時半ごろ、汚染水が通る装置の配管の線量を下げるため、洗浄水を流す作業を開始。同53分ごろ、作業員が地上から5メートルにある排気口から建屋外に水が漏えいしているのを見つけた。汚染水は約40分間にわたって建屋外に漏れ続けたとみられる。東電は、15日までに鉄板の水を拭き取ったり、周辺土壌の回収などを続けたりしている。
現場では、下請け企業の作業員2人がペアになって手順書に基づいて手動弁が閉じているかを確認するはずだった。実際は、手順書と弁の番号を照合するだけで、弁の状態を適切に確認していなかった。作業を担当した下請け企業は、2020年度から十数回程度、同じ作業をこなしていた。これまでは弁が閉まっていたが、今回は装置の運転停止後に発生する水素を外に逃がすために弁は開いていた。(略)
廃炉作業が続く第1原発では1日4000人以上が働いているが、人為的ミスによるトラブルが頻発している。松尾氏は「人間はミスをするので、完全にヒューマンエラーをなくすことは難しい。仮にエラーが起こったとしても、大きなトラブルにつながらない設備面の対策も必要だ」と話した。【肥沼直寛】(毎日新聞24年2月15日)』
福島第一原発では昨年10月に、ALPS(多核種除去設備)の配管洗浄で作業員が高濃度の汚染廃液を浴びる事故が起きたばかり。
今回の事故では、『高線量下の作業だったため、早く作業を終えたいという意識も弁が開いた状態であることを気づけなかった原因だったと東電はみている』という。(朝日2.16)
要は原発というのは、それだけ危険な場所であるわけで。作業員は大変かも知れないが、一つ間違えると福島県のみならず、東北から関東まで全て巻き込むような第事故につながるおそれもあるということを、認識しておかなければなるまい。(-"-)
<何回か書いているけど、石川県の志賀原発もアブナかったんだからね。(・・)>
東京電力は、福島原発でトラブルが続出している上、柏崎原発の諸対策に関して次々と不備が指摘されているのに、よくもまあ、柏崎原発の早期再稼働を要望できたものだと呆れているmewなのだった。_(。。)_
THANKS
『自民・青山繁晴氏、派閥全廃目指す「政治変革会議」を発足 初会合に15人
自民党の青山繁晴参院議員ら有志議員は22日、党派閥パーティー収入不記載事件を受けて、派閥全廃の実現を目指す「政治(まつりごと)変革会議」を立ち上げ、国会内で初会合を開いた。代理を含め15人の衆参議員が出席し、青山氏が代表に就く人事を承認した。和田政宗参院議員が事務局を務める。同会議は法改正に基づいた派閥の全廃と国会議員の在り方を巡る提言を早期に作成する。
派閥パーティーの開催、派閥による人事の差配、利益配分などを禁止することで派閥の全廃を実現するという。政治資金規正法を改正し、政治家と会計責任者双方の責任を問える連座制を導入する。個人の国会議員の政治資金パーティーは認めるが、外国人によるパーティー券の購入は禁止する。
青山氏は会合後の記者会見で、自民党の派閥について「世の健全な常識と一致していない。常識ならざることを推進した派閥は全部廃止して立て直さないと国民に理解される政党に脱皮できない」と訴えた。青山氏も無派閥だが、議員グループ「日本の尊厳と国益を護る会」の代表を務めている。「政治団体に登録していない。お金を集めることをしない。人事差配をしない。派閥の要素がない」と述べ、政策実現のための議員集団は認めるべきとの考えを示した。
会合には谷垣グループ(有隣会)の代表世話人を務める中谷元・元防衛相も出席した。中谷氏は「この会議はワクワクする。今まで派閥政治に阻まれて、自分の良心が発揮できない場面をずっと経験してきた」と語ったという。青山氏が会見で明らかにした。
同会議は趣意書で、派閥の弊害について「ボスが存在し、カネを作り所属議員に配分し、政府、自民党の人事も隅々まで支配し、私的集団でありながら、公的な存在かのように振舞ってきた」と指摘し、「主権者のみによって立つはずの国会議員が、この私的集団に依存し、政治資金についても派閥の指示を絶対視し、『裏金作り』と指摘された未曾有のスキャンダルを生んだ」と言明した。
初回会合の出席者は石橋林太郎、大岡敏孝、桜田義孝、中谷元、穂坂泰、務台俊介、保岡宏武、尾﨑正直の各衆院議員と、青山繁晴、朝日健太郎、三原じゅん子、若林洋平、和田政宗の各参院議員。代理出席は石川昭政衆院議員、柘植芳文参院議員。23日にも第2回会合を開く。(産経新聞24年1月22日)』