【世界卓球・・・女子は準々決勝でルーマニアと対戦。1戦めで伊藤がエース(ランクが伊藤よりちょい上)のセーチとフルゲームの激戦になるも、最後に振り切って3-2で勝利。早田も初めて1ゲーム落としたものの3-1で勝利。3戦めで平野が3-0できっちり勝ち、同級生トリオで準決勝進出&5大会連続でメダル獲得を決めた。(^^)
男子はくじ運が悪く、準々決勝で中国と当たることに。1戦めで16歳の松島が世界1位の樊振東から1ゲームめを奪い、「お~」という感じに。13-11,10-12,10-12,6-11と2,3ゲームめもどちらがとってもおかしくない大接戦で、ワクワクさせてもらった。(中国は次からめっちゃ松島対策を練って来るだろうな~。)張本は2位の王楚欽に、篠塚が3位の馬龍と対戦し、1ゲームずつゲット。張本にはもうチョット頑張って欲しかったけど、今回はインフルで欠場した戸上も五輪では活躍してくれると思うので、団体のメダルに期待したい。o(^-^)o】
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ところで、mew周辺では、最近、こんな話がしている。(@@)
パー券裏金をもらった議員は、法違反の行為をしたという点では安易に許すべきではないが、1・政倫審(公開)に出て誠実に説明をし、反省や謝罪をした議員、2・そして、裏金として受け取った分を正直に雑所得として申告して納税した議員は、評価してもいいじゃないか・・・という話だ。(・・)
今回は納税の方をメインに書きたいのだが。何と昨日、鈴木財務大臣までが、国会でこのような発言をしたという。(@@)
『鈴木財務大臣は22日の衆議院予算委員会で、政治資金収支報告書に記載されていなかった収入の税務上の扱いについて問われ「政治活動に使わずに残った所得で、控除しきれない部分があると議員みずからが判断した場合、納税することはもちろん可能性としてはある。疑義を持たれた政治家が政治責任を果たすという観点から判断されるべきだ」と述べました。
また、税務当局による調査の必要性について「課税上、問題があるかは、独立的に国税庁で判断されるべきだ。国税当局として疑義がある場合は適切な対応をとる方針だ」と述べました。(NHK24年2月22日)』
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『テレビ朝日・政治部デスクの平元真太郎氏が「政治資金としてちゃんと処理してれば。収支報告書をきちんと訂正をすれば、非課税なんだろうということで、(自民党の)森山総務会長も所得税の関係は発生しないと言っていますし、課税・納税のことを協議していくのかということに岸田総理も否定している。課税になるという見方は小さいというのが現状」と解説』していたのだが・・・。(スポニチA24年2月22日)』
鈴木財務大臣は「議員みずからが判断した場合、納税責任を果たす」のは、「あり」だと公言したのである。(**)
ちなみに、国税庁は毎年、国会議員に納税の手引書を配布。その中には、こう書かれているという。
『<政党から受けた政治活動費や、個人、後援団体などの政治団体から受けた政治活動のための物品等による寄附などは「雑所得」の収入金額になりますので、所得金額の計算をする必要があります>
<「政治活動に係る『雑所得』」の金額は、年間の「政治資金収入」から「政治活動のために支出した費用」を控除した差額であり、課税対象となります>
つまり、鍵のかかった引き出しで保管していようが金庫に入れていようが、使われなかった裏金は「政治資金」ではなく「雑所得」にあたり、確定申告する必要があるということ。単純な話だ。(日刊ゲンダイ24年2月21日)』
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そう。2月16日から確定申告がスタート。国民は税務申告や納税には、尚更にナーバスになっている時期なのだ。(・・)
毎日新聞2月17,8日の世論踏査で『問題のあった自民党議員を国税当局が調査すべきだと思うか尋ねたところ、「調査すべきだ」が93%もいたという。
要は国民の9割が、裏金として得た収入分の納税をしないのはおかしいのではないかと。また、一部の議員の収支報告書にあるように、支出欄に使途も「不明」額も「不明」と記すだけで政治活動費として控除され、税負担がなくなるのはおかしいのではないかと疑念や不満を抱いているからだろう。(-"-)
<「不明」「不明」ほどではなくても、居酒屋やレストランなどの飲食費や日用品の購入費など、何でもかんでもつけまくって「政治活動費」として控除している議員もいるようだ。(-_-;)>
どうも2月16日以降、税務署でも「何故、パー券裏金の議員の調査をしないのか」「何故、裏金議員から税金をとらないのか」と質問したり、イヤミを言ったりする一般国民は少なからずいる様子。
鈴木財務大臣も21日の衆院予算委員会で、「国民の皆さんが大変に不安を持っている。あるいは怒りを持っている。それは私も感じているところでございます。税務署等の現場で担当者が大変苦労しておるということについてはですね、本当に私としても申し訳ない」と答弁していたほどだ。(ANN24年2月21日)』
これは今回の裏金に限った話ではないのだが。そもそも国会議員の収支報告書のチェック、特に収入や支出が政治資金や政治活動費に当たるのか否かのチェックは、ほとんどなされていないのではないだろうか。(@@)
本来であれば、毎年、国会議員や地方議員の収入や政策活動費に関しても、国税庁が調査すべきなのではないかと思うし。
全員は無理でも、一般国民に準じて、妙に政策活動費の額が多くなっている人とか、使途に偏りがある人とか、あと何人かに一人は抜き打ちで調査をした方がいいのではないかと考える。
国民が納めた税金が大きく関わっているのだから、尚更だろう!(**)
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尚、裏金の不記載分は全て雑所得とみなして納税するという見解と、鈴木財務大臣が言っていたように、裏金のうち政治活動で使った分は控除されるが、残った分は税金がかかるという見解がある。
22日のテレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」では、明石前市長の泉房穂氏や羽鳥アナがこのような意見を述べていたが。mewもほぼ賛成だ。(・・)
『泉氏は「キックバックの不記載で実は法律違反。もう法律違反なんですよ。法律違反しているのに何の責任も取らないでいいのかと思う時に、刑事責任、処罰を免れても、せめて納税責任くらいはという気持ちを持ってもらいたいと国民が思うのはもっともなので、そこは国会議員だけが国民よりも特別扱いを甘く受けるのではなく、一緒か、より厳しいのが国会議員であるべきだという国民の気持ちはそうだと思いますけどねえ」と自身の見解を述べた。』(スポニチ24年2月22日)』
『羽鳥アナは、「ルール上は政治資金として処理すれば、そうなるわけですけれども、問題にならなかったら処理していなかったわけですからどうなのってことを国民は思っている」と指摘した。』(スポニチA24年2月22日)』
今回も裏金不記載議員の中から「自分は潔く納税する」という人が出たら、周囲も納めざるを得なくなるんじゃないかな~。(@@)
<そうならないように、全力で納税しようとする議員を阻止するかも知れないけど。^^;>
まずは、公明党や野党、メディア、そして誰より国民が「裏金をもらった議員は、自ら納税すべきでしょ~」という圧力をかけて行く必要があるのではないかと思うmewなのだった。(@_@。
p.s. 立民党の梅谷守衆院議員(新潟6区)が、今年1月、選挙区であr上越市内で開かれた町内会行事などに出席した際に、「神様に」と言って、有権者に日本酒の瓶を渡したことが発覚した。これは公職選挙法違反に該当する可能性が高い行為。
立民党は、党としてきちんと調べ、しかるべき処分をして欲しい。そうでないと、また「ブーメラン」とか言われて、自民党の「政治とカネ」の問題が追及しにくくなる&立民党への支持も低下するおそれがある。(-"-)
THANKS