【サッカー女子・パリ五輪アジア最終予選・・・28日、日本代表(8位)はホーム(国立競技場)で北朝鮮代表(9位)と対戦し、2-1で勝利。先日行なったアウェイ(中立地・サウジ)の試合は0-0だたっため、2戦合計で2-1で勝ち、2大会連続6度目のパリ五輪出場を決めた。(*^^)v祝<高橋はな、藤野あおばが得点。GK山下杏也加のスーパーセーブも光ったという。(山下の1ミリ)>
残念ながら、試合は見られなかったのだけど。2戦ともかなりプレッシャーのかかる試合だったと思うので、見事に勝って出場権をとれて本当によかったです。(^^)】
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28日の『岸田が公開の政倫審に出席を申し出て「先頭に立つ」を実践…』の続報を。
今日29日、岸田文雄氏(自民党総裁として?)と武田良太氏(二階派事務総長)が衆院政治倫理審査委員会に出席する。
安倍派・二階派の政治資金パーティー裏金事件に関して、それぞれが15分弁明と65分の質疑を受ける予定だ。<時間も自民党んの合計60分より長くなっている。(・・)>
審査は「全面公開」。記者も議員も傍聴可能。映像録画も音声録音もOK。テレビ・ネットの生中継も行われる。<NHKが14時~17時に中継予定。>
昨日28日の昼前、岸田首相が官邸のエントランスで突然、「私自身、自民党総裁として政倫審に自ら出席し、マスコミオープンのもとで説明責任を果たさせていただきたい」と発表。
この発言にその場にいた記者も驚いたようだが、永田町には激震が走ったという。(@@)
野党は、自民党が裏金不記載を行なったとした衆参82名の議員を政倫審に出席させるように要求していたのだが。そもそも岸田文雄氏はその中にはいっていない。
<まあ、本人が望めば、出席することは可能ではあるけど。^^;>
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一体、何故、岸田首相は、突然、こんな発表をしたのか?・・・どうやら、これは岸田氏の怒りの表現だったようだ。(`´)
首相は何度か間接的に、安倍派・二階派の幹部が政倫審を公開するように求めていたのだが。党幹部との間でも5人の間でも、なかなか調整がつかず。どんどんとイラ立ちを募らせていたという。^^;
『首相は野党の出方にもいらだちを強めていた。立憲民主党は政倫審に関する要求を通すため、令和6年度予算案の審議に応じない姿勢を示し始めていた。予算案には能登半島地震の復興に向けた経費も含まれ、看過できる事態ではなかった。
「こういった状況のままでは、ますます国民の政治に対する信頼を損ね、国民の政治に対する不信はますます深刻になってしまう」
首相は28日、与党幹部への電話の後、記者団にも政倫審への出席を表明した。安倍派や二階派の幹部は次々と追随し、野党幹部も「首相は勝負に勝った」と評した。
1月の岸田派(宏池会)解散に続く捨て身の決断で局面を動かしたが、党内で新たな摩擦を生んだとの指摘もある。しかし首相は周囲に言い切った。
「この決断は、俺の怒りだ」(永原慎吾)(同上)』
<何かイラつく首相の記事を読んでいて、思わず「イラ菅」(菅直人元首相)を思い出しちゃったのだけど。<東電幹部のごまかし情報にイラついて&不信感を抱いて、福島第一原発や東電本社まで行ったりもしたし。^^;>
岸田首相の場合は、最初のうちは相手にじんわり促して待っているのだけど、相手が従わないとイライラが溜まって来て、怒りがド~ンと爆発するかのように、大きな行動に出ちゃうというタイプの「イラ岸田」だったのね。^^;
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ただ、さすがに時の首相&総裁が、自ら政倫審にフル・オープンで出席するとなれば、他の議員が「一部非公開で」と言っているわけにも行かず。
安倍派幹部4人が出席する3月1日の政倫審も、全面公開されることに決まったという。(~_~;)
確かに、安倍派幹部との勝負には勝ったと言えるかも。(・・)
尚、27日に参議院で政治倫理審査会を開くことで与野党が合意した。参院での政倫審開催は初めて。
野党は、自民党の議員ら32人の審査を申し立てする予定だ。(++)
話は変わって・・・。これも昨日の記事で少し触れたのだけど。
自民党の茂木幹事長の政治団体で、使途不明の支出が9400万円(全体の98%)あることが判明。問題視されている。
『自民党の茂木敏充幹事長の資金管理団体から寄付を受ける政治団体「茂木敏充後援会総連合会」で使途の詳細がわからない支出が2020~22年に約9400万円あった問題を受け、野党は27日、衆院予算委員会の分科会で違法性の有無や規制の必要性などをただした。
立憲民主党の井坂信彦氏は、使途の詳細がわからない支出が約98%に上ることを問題視し、「使い道のほぼ全てをわからないようにした場合はさすがに違法なのではないか。これが違法でないなら何でもありの無法状態だ」とし、規制が緩いとされる「その他の政治団体」への寄付、支出に対する規制が必要との考えを示した。(毎日新聞24年2月28日)』
共同通信25日が『自民党の茂木敏充幹事長の資金管理団体から寄付を受ける政治団体「茂木敏充後援会総連合会」と、棚橋泰文元国家公安委員長の政党支部や資金管理団体から寄付を受ける同「棚橋泰文後援会連合会」で2020~22年、使途の詳細が分からない支出がそれぞれ全体の97%超、2団体で計1億3500万円以上あった』と報道。
『政治資金規正法は「国会議員関係政治団体」について、人件費を除く1万円超の支出全てで使途を報告書に記載するよう義務付けている。資金の移転元となった両氏の政党支部や資金管理団体は、この関係団体に該当。しかし、移転先の二つの後援会は関係団体ではなく「その他の政治団体」になるため、支出の公開基準が緩く、政治資金の流れが事実上チェックできない状態になっている。規正法の「抜け穴」が改めて露呈した形だ。
二つの後援会は、いずれも議員本人が代表を務める資金管理団体と同じ所在地にあり、会計責任者や連絡先も同じ。収入のほぼ全ても、両氏の資金管理団体と政党支部からの寄付となっている。(同上)』
つまり茂木氏は、同じ場所に2つの団体を作り、ルールの緩い政治団体に「寄付」という形でお金を移し、支出の使途がオモテにわからないようにしていたのである。<他にも、同じようなことをやっている議員少なからずいそうだ。^^;>
野党はこの茂木幹事長の件も国会で追及する予定。今回、折角、政治資金規正法の改正が大きな論点になっているので、この政治団体の支出記載基準の「抜け穴」も、しっかり塞いで欲しいと思うし。
「あとでまとめて改正を」という方法はとらず、「連座制」など与野党で話がまとまりそうなところから、どんどん改正して行くべきではないかと思うmewなのだった。(@_@。
THANKS