【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【地方競馬・・・名古屋競馬の宮下瞳騎手(46)が、8日、笠松競馬場の3Rでジェッターに騎乗し、勝利。日本の女性騎手として前人未到の地方競馬通算1200勝を達成した。<男性騎手でも1000勝以上を上げている騎手はそんなにいない。>
95年にデビュー。05年に吉岡牧子騎手の350勝を抜いて、女性騎手最多記録者となり、それ以来、ずっとTOPを走っている。
05年に名古屋の小山信行騎手と結婚。(06年、夫婦1着同着に。)10年には韓国で短期騎乗して活躍した。11年に引退し、12年に第一子出産、14年に第2子を出産。3歳の長男に「ママが馬に乗るのを見たい」と言われ、復帰を決意し、16年に騎手免許を再取得し、レースに復帰を果たした。"^_^"
地方競馬は、なかなか女性騎手の数が増えず。また女性騎手の場合、妊娠、出産、子育ての後に復帰するのが本当に大変なのだが。(しばらく全く騎乗できないので。)宮下瞳騎手のような女性騎手がどんどん増えて行くことを期待している。(・・)
尚、宮下も優勝したことがあるレディース・ジョッキー・シリーズの最終Rが8日に笠松競馬で開かれ、こちらは木之前葵騎手(名古屋)が逆転優勝を果たした。2位に佐々木世麗騎手(兵庫)、3位は濱尚美騎手(高知)。<濱には高知ファイナルでお世話になっている。(・・)>
JRAも女性騎手が増えて来たし。みんな、ガンバです。o(^-^)o】
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今日は、気持ちを「3月8日の国際女性デ」に戻して、読んで下さい。m(__)m<競馬の記事も全て、女性絡み>
先日もちらっと触れたのだが。世界経済フォーラムの世界男女格差報告書(「経済」「教育」「健康」「政治」の4分野で男女格差を評価)の2023年版によれば、日本のジェンダーギャップ指数は146カ国中125位。
国会議員の女性の比率は16%(世界平均26%)。企業の社長では10%弱だが、東証プライム上場企業に限ると、女性社長比率は1%にも満たない。(-"-)
そんな中、今年4月からJAL(日本航空)に、女性の新社長・鳥取美津子氏(59)が就任することが発表された。(@@)
JALの社長になるからには、本社務めの超高学歴ウーマンかと思いきや、鳥取氏は、何と短大卒からの客室乗務員(CA)出身。しかも、もともと85年にTDA(東亜国内航空)に入社し、CAになったのだという。(@@)
<TDA→JAS(日本エアシステム)はJALに吸収された。>
その後、鳥取氏は『2019年、客室安全推進部長。20年、執行役員客室本部長。23年4月、専務執行役員、カスタマー・エクスペリエンス本部長、ブランドコミュニケーション担当。2024年3月まで日本航空(JAL)の代表取締役専務執行役員を務める[6]。現在は代表取締役専務執行役員 カスタマー・エクスペリエンス本部長、グループ CCO(最高顧客責任者)』と出世。(wikiより)
もちろん、鳥取氏が自分の人柄や能力を活かし、いい仕事を積み重ねて来たことが評価されての人事であるに違いないのであるが・・・。
mew&周辺の昭和世代の女性の間では「スゴ~イ」「あり得な~い」の声が。もう漫画か映画かドラマにしてもいいくらい、おとぎ話のシンデレラ的な立身出世物語に感じられてしまうニュースだった。(*^^)v祝
『日本航空新社長に鳥取三津子氏 初の客室乗務員・旧JAS出身
24/02/07 11:30他社の採用面接で直談判
「安全とサービスの2つ、これが私のキャリアそのもの」─。日本航空(JAL)の次期社長で代表取締役専務執行役員カスタマー・エクスペリエンス本部長の鳥取三津子氏(59)は語る。
航空業界からは様々な角度から今回の社長交代に関して驚きの声が上がる。まずは客室乗務員(CA=キャビンアテンダント)からの抜擢という点だ。「経営破綻するまで同社の社長と言えば、経営企画系、総務系、財務系といった〝社内官僚〟ばかりだった」(業界関係者)からだ
次に鳥取氏が東亜国内航空(日本エアシステム=JAS)出身である点。2002年の「JJ合併(旧JALとJASの経営統合)」は、まさに大(旧JAL)が小を飲み込む吸収合併。その後も歴代社長は旧JAL出身者が務めた。しかし鳥取氏は「統合から約20年が経ち、そういった心配はない」と話す。
世界の航空業界でもCA出身社長は珍しい。福岡県生まれの鳥取氏は地元では〝お嬢様学校〟として有名な活水女子短期大学(長崎県、現活水女子大学)に入学。同大学は女性運動の先駆けである神近市子氏や日本初の女性閣僚として厚生大臣(当時)を務めた中山マサ氏がOGだ。
鳥取氏は就職先に航空会社とは別の会社を志望したが、卒業年度に採用募集がないと判明。しかし、履歴書を片手にその会社に突撃で採用面接を直談判して内定も得た。その後にJASからも内定を受け、自分にとってより困難だと思われるCAの道を選択した。
入社4カ月後に御巣鷹山の事故が起き、「当時受けた衝撃は今も強く心に刻まれている」(鳥取氏)。今年1月2日に羽田空港で起きた衝突事故では「9人いたCAのうち4人は入社したばかり」(関係者)だったが、約380人の乗員・乗客の死亡者はゼロ。現場力が発揮された形だ。
コロナ禍で「航空一本足打法からの脱却」は避けて通れない経営課題。鳥取氏が、航空需要の創造はもちろん、関連サービスを含めて、新しいJALグループをどう構築するかが注目される。(MYNAVIニュース24年2月7日)』
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2月15日の『夫婦別姓、経団連も要求&日弁連初の女性会長も、上川も実現目指す』という記事にも書いたのだが・・・。
今年、日本弁護士連合会でも、渕上玲子氏(69)が初めて女性が会長に選出され、4月から就任する。(・・)
弁護士会なんて、最も男女平等同権でなければ&働きやすい場所でなくてはならない場所だと思うのだけど。今でも、女性の弁護士の数は20%に満たず。
渕上氏は、男女共同参画、一時保育サービスなどの実現を目標に掲げていた。また、夫婦別姓制度の実現にも前向きに取り組むという。(++)
そして、政界では、ポスト岸田&初の女性首相候補として、上川陽子外務大臣の名が取り沙汰されるようになっている。(^^)
そして、今年2024年が日本の女性が大きく社会進出できる元年になるといいなと、心から願っているmewなのだった。(@_@。
THANKS