【世界フィギュア・・・今回の世界フィギュアのTV放送は、生中継しないどころか、男女のSP、フリーをかなり遅れて放送する形に。ネットではほぼリアルタイムで結果がわかるし(一部の映像も見られるし)、放送前に大きく記事にもなっているので、全体的にしらけてしまう感じが。ここにもすぐに結果を書いていいかわからず。放送終了を待った。(-_-)
女子は、坂本花織が、SP4位スタートで心配したものの、フリーではほぼ完璧な演技をして逆転優勝を果たし、56年ぶりに3連覇の快挙を達成した。(*^^)v祝<通算3度は浅田真央と並び日本史上最多。>
坂本は3Aや4回転は飛ばず。今は上位を占めていたロシア勢がいないこともあって、勝てているに過ぎない、レベルの低い優勝だなどと批評する人もいる。本人もそれはわかっているのだが、「これが自分のスケートだ」という信念を持って、各ジャンプや表現力を極めることに集中し、ここぞという場面で自己最高のフリーを演じたのを見て、本当に強い&スゴイと思ったし。技術はもちろん人間性も含めて、世界の選手たちからも憧れの存在になっているのが嬉しい。"^_^"
ただ、五輪上位を目指すには、技術点の大幅アップが必要不可欠になるだろう。ガンバ。o(^-^)o
SP13位だった千葉百音はフリーで巻き返し、7位に。吉田陽菜は総合8位だった。上位2名の順位を足して10以下にならないと、次の選手権で3人枠がとれないので、SPの時点では「マズイ」と思ったのだが。総合では10以下になって、ほっ。千葉と吉田はここから経験を積んで、さらなる飛躍をして欲しい。o(^-^)o】
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日本維新の会が、昨日24日、京都で党大会を行なった。(・・)
馬場代表は、「次の総選挙が、これからの日本の方向性を決める、その入り口になる」と。次の衆院選で、野党第一党、自公か半数割れを目指し、「日本を二大政党にして、保守政党同士の改革合戦に日本を持っていく」と明言したという。(@@)
このブログではしつこく書いているように、mewは日本の「保守二大政党制」の国にしたくない。
それでは、アブナイ改憲や安保法制、軍事増強などに歯止めをかけることができなくなる。二大政党で改革合戦(=コスト削減合戦)を行なうなどもってのほかだ。<国民へのサービスが低下するばかり。(-"-)>
維新の馬場代表は昨年6月に「立憲民主党をまず、たたき潰す」と発言。立民党や平和・リベラル系の政党を不要な「サヨク」政党だとして、排除しようとしているのだが。
日本がバランスのとれた民主的な国をするためには、逆に維新の台頭を阻止しなければなるまい。(**)
<あと維新は自公過半数割れをさせた後、自公と連立、または連携する可能性があることにも留意しておく必要がある。(・・)>
維新が京都で党大会を開くのは初めてのこと。維新は、今国会から前原誠司氏が率いる「教育の会」と連携しているのだが。前原氏の地元の京都で党大会を開き、近畿圏でのさらなる勢力拡大を意図したではないかと察する。<前原氏がこの30年、保守二大政党制を目指しているのよね。(-"-)>
『日本維新の会は24日、京都市内のホテルで党大会を開き、次期衆院選の目標などを盛り込んだ令和6年活動方針を決定した。これまで掲げてきた「野党第一党」の目標に加え、与党の自民、公明両党を過半数割れに追い込むとの方針を記した。その上で、今後3回の衆院選を経るまでに政権獲得を実現すると打ち出した。(略)
活動方針では、憲法改正への積極姿勢を重ねて示し、改正項目の絞り込みなどを他党に働きかけるとした。また、憲法や安全保障、エネルギー、少子化対策などを「国家運営の根幹となる重要議題」と位置づけ、「現政権に真正面から論戦を挑み、先送りにされてきた課題を前に進める」と表明した。
自民派閥パーティー収入不記載事件を踏まえ、政策活動費の透明性を高める方針なども盛り込んだ。(産経新聞24年3月24日)』
『馬場伸幸代表は6月の衆院選が濃厚との見方を示し「日本を二大政党にして、保守政党同士の改革合戦に日本を持っていく」と述べ、自民党に代わる政権政党を目指すと表明した。(略)
自民党派閥の裏金事件を受けた安倍派幹部の処分に関しては「離党勧告以上でないと、国民は納得しない」と指摘した。
党大会では、野党第1党と与党過半数割れの両立を巡り応酬があった。馬場氏は「矛盾する目標ではない。同時達成に努力したい」と呼びかけたのに対し、足立康史衆院議員は「これまでの野党第1党の目標がかすまないようにしてほしい」と注文した。(時事通信24年3月24日)』
維新は、269の小選挙区全てに候補者を立てると意気込んでいたのだが、6月に衆院選が行われる場合には難しいと予防線を張っていた。^^;
また、『馬場代表は会見で、立憲民主党との選挙協力について、100近い選挙区で候補者が競合しているとしたうえで、「立憲が70から80の選挙区で候補者をおろさなければ、選挙協力は成り立たない」と強気の姿勢を示した』とか。
立民党の一部にも、維新との選挙協力を模索している議員がいるのだが。mew的には、これも阻止したいところだ。(・・)
維新と協力できない最大の理由は、維新が超保守的&新自由主義的な思想を持つの政党であることなのだけど。
特に異常なまでに早期の憲法改正(9条改正を含む)を実現しようとする姿勢には、ゾッとするものを感じることがある。(ーー)
馬場代表は国会でも、岸田首相が任期中(9月まで)に改憲を実現すると言ったのだから、通常国会の会期末(6月中旬)までに、憲法改正の条文案を作って、国会発議をすべきだと主張。それに協力しない政党を批判しまくっている。^^;
<ちなみに、昨年6月に馬場代表が、「立民党を叩き潰す」と言ったのも、立民党が改憲に消極的なことを批判してのことだ。
「今日の(衆院憲法審査会幹事懇談会での)議論を聴いても、全く国会議員としての責務が分かっていない。国会でとにかく遅延工作をする先祖返りを起こしている。本当に国家国民のために、この方々は必要なのか」(産経23.6.7)>
国民の大部分は、今すぐ憲法改正をすることなど望んでいないのだが。彼らは、憲法改正が国会議員としての責務、国家国民のためだと思い込んでいるのである。(~_~;)
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実は今年度の通常国会が始まってから、まだ国会では憲法審査会が1回も行われておらず。そのことにも怒り心頭だ。
『野党筆頭幹事で立憲民主党の逢坂誠二氏は「法を犯しているかもしれない委員をそのままに開催を決めるのは論外」「自民党が誠意ある対応を見せれば、開催に向けて努力したい」などと要求している。(夕刊フジ24年3月22日)』
『維新の馬場伸幸代表は24日の党大会後の記者会見で「いやがらせ工作を展開している」と立民の振る舞いを批判し、「これで国会がよくなるはずない」と訴えた。(産経24.3.24)
『日本維新の会の馬場伸幸代表は「2会派(立民と共産)だけがごねて、他会派がそれにお付き合いをしなければいけないのはいじめっ子の世界だ」と語った。
公明重鎮は今後の展開について「憲法審の開催を強行していくしかない」と述べた。改憲に前向きな維新や国民民主党は、改憲を党是に掲げる自民の本気度を疑っており、中谷氏らが「立民外し」を決断するのか否かが焦点となりそうだ。(産経新聞24年3月21日)』<公明もそこまで改憲推進だとは思えないけど。>
おそらく国民の多くも、今は憲法改正の議論を進めるよりも、自民党の裏金事件の実態解明や処分、政治資金規正法の改正などを進めることを優先すべきだと考えていると察するのだが。<たぶん岸田首相も今は改憲のことなど本気では考えていないだろうし。>
自民党や維新などの改憲推進派によって、今度は「立民外し」のいじめが起きるかも知れず。ますます次の衆院選で維新の議席を増やしてはならないと思うmewなのだった。(@@)
THANKS